【エッセイ】わたしが好きな街は、わたしに誰も興味を持たないところ
ものすごく惹きつけられるお題を見つけたので、さっそく書いてみる。
#この街がすき
わたしが好きな街は、東京。江東区の上野。
混沌とした、多くの目的と価値観を持って入り混じり溢れる街。でもどこか懐かしい雰囲気を残す上野は、田舎者なわたしでも息がしやすい、着飾らない素の姿で行ける場所。
上野が好きな理由は他にもある。
まずは動物園。
生き物動物だいすきな私にとっては天国みたいな場所。目的もなく入館してぐるりお散歩して、みて回ることが至福。息子も喜ぶしわたしも楽しいんだからとても親子に優しい。
次は美術館や博物館。
上野公園の中にはたくさんの美術館と博物館が点在している。私は展示を見ることが大好きなので、仕事や子育て、人間関係に疲れるとだいたい行きたい展示を探してきて、夫にフリータイムをもらい上京するのだ。
定番といえばそうだが、ゴッホの展示はもう欠かさず見ている。他に気になるのもあるのだけど、ゴッホほどの熱量を持ってスケジュールを調整することをしないあたり、あんまりなのかなあ…と思うけど、チケット取れたら間違いなく行く。
ただ、こちらに関しては息子はまず嫌がるので本当に夫の協力または学校が始まったらじゃないと難しい。
「春休みに一緒に展示見に行かない?」と声をかけたら即答で「No!」だった。笑
展示を見たら上野公園をぶらつく。
上野公園をまるっと1周したことがないので、機会があればゆっくり回りたいと思いながらもう何年経っただろう。
不忍池の方へ久しぶりに行ったとき。あの日は夏の猛暑日で、ベンチも熱されて暑くとてもじゃないけど楽しむ余裕はなかった。
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