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仕事について

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仕事について考えたこと
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記事一覧

私が愛した芸術

「関ジャム完全燃SHOW」というバラエティで毎年始めに特番をやっている。「プロが選ぶマイベスト」と題して、音楽プロデューサー3人がそれぞれ前年のベストソングを選ぶというものだ。 私は関ジャムをよく知らないのだが、数年前にたまたま見たこの特番にどハマりして以来、毎年TVerで視聴している。 今年もTVerの視聴期限ギリギリにようやく見ることができた。メンツは安定の ・いしわたり淳治 ・蔦谷好位置 ・川谷絵音 という3人だった。 毎年見ても飽きることがなく、本当に面白い。

最近の英語学習について、徒然と

正確にいつから始めたか思い出せないが、英語の”学び直し”を本気で始めてから3〜4ヶ月が経った。 以前に比べて自分の英語力が向上したかというと、残念ながら、格段に向上したとは言えない。しかし確実に変化はある。記録のために、その変化を記しておこうと思う。 3ヶ月前の学習法を振り返る 2023年11月・12月に投稿した以下の記事で書いていた内容についてそれぞれ振り返ってみたい。 Notionと画像検索を使って、単語をイメージで覚える。[画像→英単語]の連想を利用。 →継続。

「最も大切なことは、自分が創る製品(技術)を好きであるということ」

最近、悩んでいる。 他でもない自分の人生について悩んでいる。 正確には自分の仕事について悩んでいる。 (まぁ、今に始まった悩みではない) 簡単にいうと、今後何を優先してどこでどのような形態で働いていくべきか、悩んでいる。 あまりにも悩んだ結果、『新・13歳のハローワーク』(村上龍)という本を買ってしまった。有名なので知っている人や読んだ人もいるかもしれない。私ははじめて手に取った。まだパラパラ流し読みした程度だが、とても面白そうだ。図鑑のよう。悩んでいない人にとっても読み

「久しぶり」

「久しぶり」 突然の挨拶にドキッとした。え、本当に覚えているの?。疑いつつも、 「お久しぶりです」 口下手でコミュニケーションが大の苦手で緊張しいな私は、そう発するのがやっとだった。その一文すら上手に言えていたか怪しい。 そういえば今年の初夏にも同じような状況があった。 「**さん、お久しぶりです」 「**さん、ご無沙汰してます」 ドキッ。思考が海馬を走る。 「あーーーお、お久しぶりです!」 最初に書いた「久しぶり」は、大学時代の教授だ。 海外の大学に進学し

Think small.|小さな紙に小さな絵を描く

Think small. 小さく考えよう。 というのを目下実践中である。なんとなく思いついた言葉だが、検索してみるとフォルクスワーゲン社「ビートル」のキャッチコピーだったようで、耳にしたことがあるのかもしれない(しかし今回の話はビートルのキャッチコピーと全く関係がない)。 まず、小さく考える。そこから思考をスタートさせている。 具体的には「小さな紙に小さな絵を描く」ようにしている。 以前、会社に新しい設計の以来がきて、みんなで案を出し合ったことがある。そこで会社のボス

本を読んでから見える世界について

どうして本を読むのだろう、と考えていた。 「知識を得るため」という説明が一番わかりやすい。 少し別の言い方をしてみて、「何かに対する理解を深めるため」とも言えるかもしれない。 もしくは「単純に、楽しいから。面白いから」という理由もあるだろう。 ──私が個人的にしっくりきている説明は、 「新しい視点を得るため」だ。 例えば、今目の前にあるこのボールペン。もしも今『ボールペン物語』という本を読んだとしたら、私は、 ボールペン発祥の地、 ボールペンの歴史、 ボールペンの製造

新しいビジネス

たいそう大仰なタイトルをつけてしまった。間違ってはいないのだけれど。 新しいビジネスを立ち上げることを今、目論んでいる。 「ビジネス」という言葉の響きは自分に似つかわしくない、が、あえて使っている。なぜならその言葉がもつ独特な「儲けてやんぜ」感がまさにこれまでの私に足りなかった姿勢であり、今後掘り下げていくべきと考えているからだ。 ・・・ 今朝、ついに夫に打ち明けた。かように新規ビジネス構想を温めていることを。ついに、といったってせいぜい三日三晩寝かせた程度だが、私に

赤いハンドバッグと一冊の本

もう何年前のことだろう?計算するのも億劫なほど歳を重ねてきた。──少なくとも自分では、そう感じる。 二度目の大学卒業後、就職した小さな職場は超体育会系だった。毎晩終電で帰宅し(それも女だから許されただけで男は自転車通勤ないし泊まり込みだった)、平均5時間睡眠、週休1日。 と言う私に対して、何かとっても言いたげに と答えたボスが忘れられない。 体力のない私はわずかひと月でドロップアウトした。 仕方なく、卒業した大学でちょっといかがわしい仕事をして食いつないだ。が、冬ご