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Step by Step 12月27日 ■□嫌味を越えて□■

 わたしたちひとりびとりは、隣り人の徳を高めるために、その益を図って彼らを喜ばすべきである。キリストさえ、ご自身を喜ばせることはなさらなかった。ローマ15章2-3節

 嫌味を言う人は必ずいます。ムッとくるような事を言われたり、されたりするのも日常の事ではないでしょうか。当然、こちらがそういうことをしている場合もあります。常人はされたことは覚えていますが、自分がしたことは忘れてしまうものです。要するにお互い様なんですが、私達は常人なので、自分に言われたり、されたりしたことは覚えていて、いつか仕返しをしてやろうと思いを醸成し、チャンスが来たら実行します。すると相手も当然応酬してきます。

 私達は、日常のそういう嫌味なことに振り回されて、一時的もしくは長期的に不機嫌になり、険悪な関係のまま非常につまらない時間を過ごしてしまうのではありませんか。人はそれぞれに不機嫌パターンを持っていて、常習的(習慣的)にそのパターンに入り込んでしまっていることはないでしょうか。

 どうしたら良いのでしょうか?

 それは、自分が不機嫌にならず、可能な限り良い関係を保ち、楽しい時間を過ごせて、仕事にも気分良く集中できるような状態を保つために、ムッとくる現実にどのように対応すれば良いか、「自分で」考えて実行することです。相手のせいにせず、自分でよりよい状況をつくっていくのです。

 そうです。ムッとくる現実に対して不機嫌になるのは、相手や状況のせいではなく、自分で不機嫌を選び、ムキになることを選んでいるのです。不機嫌パターンを選択することが条件反射のように習慣化しているのです。

 ですからムッとくる現実に対して、ちょっと時間をおいて、不機嫌にならない対応を選ぶ努力をすればいいのです。相手の不機嫌や嫌味に自分の心の支配権を明け渡すのでなく、自分の心の支配権を自分の手に取り戻し、健全で生産的な言動を選ぶのです。上手くいくとき、いかない時があるでしょうけど、継続していてチャレンジすれば、上手くいく行動を選択することが増えてきます。

 相手を変えようとするのでなく、相手との関係を良い状態に保つための行動を選択していきましょう。


■祈り■
 神よ、私にいつも気づきと知恵を与えてください。人生はある意味人間関係です。健全な人間関係を育てることができるように力をください。イエスの御名によって、アーメン。

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