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Step by Step 12月30日 ■□感謝を数えよう!□■

わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。詩編103篇1-2節


 幸せとは、どれだけ沢山持っているかではなく、どれだけ沢山感謝しているかで決まります。そうです。感謝は有形無形の愛を受け取る器なのです。感謝を知らない心は、穴の開いた器のようなもので、どれだけ沢山愛を頂いても、決して満たされることがありません。

 今年もあと1日となり、新しい年を迎えます。この一年の棚卸しをしてみませんか。スケジュール帳や日記を見て、どんなことがあったのかを確認しましょう。良かったことを一つ一つ確認して感謝しましょう。辛かったこと、忘れてしまいたいこともあったでしょうけど、そういう出来事をそのままにせず、そういう時にも良いことがあったことを覚え、そこから学んだ人生の知恵を確認し、感謝の包装紙にくるんで心に保管しましょう。

 このように今年一年間も多くの愛と助けを頂いて新年を迎えられることを感謝して喜びましょう。そして身近でお世話になった人達に感謝を伝えられたら更にいいですね。人は決して一人では生きられません。大きな愛だけが心を満たすのではなく、沢山の小さな愛が心の隙間を満たして生きます。

 最後に一番大切な神に感謝を捧げましょう。神は私達の命そのものを生かし、空気、水、太陽の光など命に必要なものを全部無料で使わせてくださいました。もし使用料を支払うとなるといくらになるでしょうか。神に感謝しかありません。

 日本はきめ細かい配慮の国ですから、“良くて当たり前”の国です。少しでも
不足や自分の感覚に合わないところがあると、クレームを言ってダメ出しをします。まるでクレームを言ったもの勝ちのような風潮があります。日本は世界一幸せな国なのに、幸せを実感できない原因はここにあります。一滴の愛も無駄にせず感謝して受け取る心を日本人は忘れてしまっているのです。

 2020年はコロナ禍で大変な一年になりましたが、それでも感謝なことは思う以上にあったはず。感謝できた人が新年を迎える準備ができた人になります。


■祈り■
 神よ、あなたはどんな状況においても感謝できることを与えてくださっています。そこをしっかりと見ることができますように。イエスの御名によって、アーメン。

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