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生成系AIを子供にいつからどう使わせるか?

最近のニュースにでてくるトピック

わがやでは、ほとんどテレビを見ません。
ニュースは新聞かvoicy。

ちなみに、voicyというのは音声配信のプラットフォーム。
超有名な方から、そこまで有名じゃない方まで、いろんな方が情報発信されています。

発信する側になるには審査が必要なので、ある程度voicy運営が「この人!」と選りすぐったコンテンツが並んでいるんだろうと思います。結果的に、 質の差が激しいYoutubeよりは、優良なコンテンツが揃っている気がします。CMもないし。一定時間(10分だったかな)でチャプターが区切られるのも聴きやすい。

で、voicyの話はここまでで。

言いたかったことは、ほぼ毎朝、朝食の時に音声配信でニュースを聴いているということです。

そして、ここ最近、chatGPTあるいはAIという言葉を聴かない日がないということ。

子どもとデジタル機器の付き合い方は家庭それぞれ

ほんとにほんとにこの数カ月、AIの進化が激しい。素人の私には分かりませんが、数年前からなのかな?

この社会の変化の激しさに、子育ての方針に戸惑いを感じる方も多いのではないかと思います。

その1つが、「子供にいつからchatGPTを使わせるか?」。

あるいは、そこまで具体的ではなくても「子供にいつからPC・インターネット・タブレット・スマホを使わせるか?」。

先日も、かの有名な佐藤ママがchatGPTに言及して話題になっていましたね。

この件に関しては、家庭によって方針に違いがあり、正解はないということが大前提。

どういう対応をとったとしても、メリット・デメリット両方が存在し、育てる親は、当たり前ですが、どちらにも責任を負う立場です。

その上で、わがやの場合を考えてみたいと思います。

子ども使いたいと言った時がベストタイミング

現在、わがやの子供達のデジタル機器の使用状況はこんな感じ。

中2長男:PC(windows・chromebook)・任天堂switch・スマホ
中1長女:なし(!)
小3次男:PC(chromebook)・任天堂switch・スマホ

※スマホは家庭にある共有のスマホでアプリで遊ぶだけ。個人所有のものはなく、SNSもやってません。

使っているサービスは長男次男共通で、任天堂switchのマリオ関連のゲーム、PCのioゲーム、web検索、youtubeといったところ。長男はたまにchatGPTも使ってるみたい。

わがやでは「〇〇は〇歳から」という年齢の区切りは、何についても設けていません。

では、どんなタイミングやきっかけで子供達が使い始めたかたというと、子供が「使いたい」「やりたい」と言った時、あるいは、子供達の様子を見て、私が「そろそろ必要かな」と判断した時です

たとえば、任天堂switchは長男が小1の時にほしいと言ったので、クリスマスプレゼントととして購入しました。

一方、長男と次男のchromebookは、2人がPCのオンラインゲームをやりたがる頻度が増え、私のPCを使う時間が長くなったため、私から2人に買い与えました。いつだったか正確に覚えていませんが、数年前くらいだと思います。

個人的には、遊びも勉強も、何に関しても子供が「やりたい!」と言った時、そういう様子が見えた時が、その子の始めるベストタイミングだと思っています。

大事なことは「いつから使わせるか」という時期よりも、「どうして使いたいか」「どんなふうに使うか」という点について話し合い、必要な場合は明確なルールを双方同意の上で決めること。さらに、状況が変わる都度、再度話し合い、ルールを変えていくこと。

この点さえ守るようにすれば、時期は自然のまま、子供が求めるままでいいのではないのかなと思っています。子供は意外と、自分で自分に必要なものが、必要なタイミングで分かっているような気がします。自分を成長させてくれるものが、おのずとわかる嗅覚のようなものを、どの子も備えているような気が、3人をみているとするんです。不思議と。

chatGPTは?

chatGPTやAIに関しても、基本的には「子供が求めてきた時期」がベストタイミングという考えは変わりません。むしろ、新しい技術やサービスには「こわい」「よくわらかない」という意識よりも、「おもしろそう」「何ができるんだろう」というポジティブな意識でどんどん使ってみてほしいと思ってるので、私自身、子供の目の前で使ってみるようにしています。

chatGPTもニュースでよく聴くようになってから、子供達と一緒に使ってみました。いろんな質問を入力して、返ってくる返事にみんなで大笑いしたり。

他にも、英語に関しては、google翻訳の他にgrammarly、DeepL、duolingo、HelloTalkなども使ってみたりしています。

子供達はそこまで興味を持つことはなく、ごくごくたまーに長男がchatGPTを使うくらい。

chatGPTのデメリットとどう向き合うか?

では、chatGPTのような生成系AIを子供達が使うことで考えられるデメリットとどう向き合うか?

まず、想定されるデメリットで思いつくのはこの2つでしょうか?

・子どもはまだ情報が正しいかどうか判断できないから誤った情報をそのまま信じてしまう可能性がある
・自分で考えることをしなくなる

これらに対して、私の考えは主に以下の3つです。

①子どもだけではなく大人でも情報の正誤の判断は難しい
②正誤の判断が難しい情報を子供からシャットアウトするのではなく、逆に触れさせることで、「どうすれば情報の正誤を見極められるか?どう考え、どんなポイントにきをつければいいか?」ということを一緒に話しあい考えていきたい
③②をすることで、子供が自分の頭で考える力を養うことができるようになる

そもそもchatGPTが出てくるずっと前から、この世界にはホントとウソが混ざり合っています。インターネットがなくても、ずっと昔からマインドコントロールやプロパガンダは存在していました。

chatGPTに限らず、新しい技術やサービスが普及した時、私がいつも思うのは、もっと子供の能力を信じてまかせていいのではないかということです。使わせるか、使わせないか、ではなく、どうつきあっていけばいいかを一緒に考えていけばいいのになと思います。子供の考える力って、大人が思うよりずっと壮大で深いから。




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