大みそかにそばを食べない理由
大みそかにそばを食べない我が家
今日は1月1日元旦。
新年が始まったけど、ちょっと巻き戻して、大みそかの話。
大みそかと言えば、年越しそば。昨日も、蕎麦屋で年越しそばを食べる人たちの姿をニュースで何度も目にした。日本人にとって年越しそばは、年末の恒例行事だ。
しかし我が家では、おととしから大みそかに年越しそばは食べないことに決まった。
長女が泣いた理由
理由は、大みそかが長女の誕生日だからである。誕生日と言っても、昼間に誕生日会をして、夜に年越しそばを食べれば?と思う人もいるだろうし、実際3年前まではそうしてきた。
おととしも、おそらくそうなるだろうと思っていたら、大みそかの前日、長女が泣きながらこう言った。
「私の誕生日はいつも嫌いなそばをたべなきゃいけない。せっかく誕生日なのにいやだ。」
そう言って、しくしく泣いた。
たしかに、もともと長女がそばを嫌いなのは知っている。さらに言えば、長男も次男も好きではない。どちらかと言えば嫌いはほうだ。
それでも、気乗りしない子供達の顔をみながら、「年末の恒例行事だから」「縁起をかついで」と思って、毎年食べてきた。
だけど…、泣くほど嫌ならいいんじゃない?
せっかくの誕生日、せっかくの1年の最後の日。
嫌いなそばを泣きながら食べるより、笑顔で好きなものを食べたほうがいいよね??
年越しそばはしばらくおあずけ
というわけで、おととしから、我が家では大みそかに年越しそばは食べないことになった。
年越しそばを食べないことで不便もないし、困ったこともないし、子供達は嬉しいし、まぁこれでいいんじゃないかと思う。
本音では、私はそばが好きなので、大みそかには大きなエビ天がのったそばを食べたいけれど、今は子供達の笑顔を優先しよう。
子供達が巣立ったら、夫とおいしい年越しそばを食べたいな。
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