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親が寝込んだときは~小6・塾なし中学受験~

水曜日、職域接種で2回目のワクチンを受けました。1回目は腕の痛みだけだったので「今回もたいしことないだろう」と思っていた私。ところが恐怖はその日の夕方からソロリソロリとしのびよってきたのです…。

はじまりは夜ごはんのあと。

「なんかしんどいなぁ」とソファに横になっているうちに、だんだんほんとにしんどくなり、子どもたちに「ママ、寝てきていいよ」と言われ、一番にベッドへ。

その後、夜中にかけてぐんぐん寒気が増し、夜中に嘔吐。熱も上がり、翌朝38℃台に。

木曜日は1日寒気と熱とだるさが続き、夜になってさらに上がって38.8℃…!

どうなるかと心配していましたが、今朝、汗びっしょりで起きてみると、やっと熱は下がり36度。ホッ。

そして現在。平常運転に戻りました。

そんなわけで、前置きが長くなりましたが、今回は「親が寝込んだ時」について。

中学受験は子供が小学生なので、親の関りがかなり大きい受験になります。とはいえ、親が体調が悪いときは、普段通りというわけにはなかなかいきませんよね。そんなときは、中学受験生のいる(あるいは家庭学習を親がみている)ご家庭はどうしていますか??

以前、かの(中学受験界では)有名な佐藤ママが、自身のyoutubeチャンネルで、視聴者からの、「親が具合わるいときはどうしていましたか?」というような質問に答えていました。

佐藤ママの回答は、「さっさと寝て下さい」という感じだったと思います。まずは親が体力を回復させる、これが大事だということでした。無理して普段通り関わろうとせずに、まずはしっかり休むということですね。

私も全面的にこれに賛成。

熱がでてなくても、ちょっと具合が悪いと私はさっさと横になって休むことにしています。理由は簡単で、自分がつらいから。そして、つらい状態で子供にかかわると、イライラしてしまって、子供にも悪影響があるからです。さらに、ムリをすることで、体調不良の期間が長引くと、自分も苦しいし、結果的に周囲に迷惑をかけてしまうから。

勉強をそばでみていないと子供が勉強しない、ということもありますよね。私はもう親が体調不良で寝込んでいるときくらい、「子供のフリータイムとして自由にしたらええで」と思っているので、勉強はしてもしなくても、どっちでもいいと思っています。実際、昨日も1日寝込んでいましたが、勉強は一切関与しませんでした。

じゃあ子供達は遊んでばっかりだったのかというと、そんなことはなく、3人それぞれ、時間をとって勉強をしていました。3人で「勉強の時間だよ」と言い合ってはじめたのか、それぞれバラバラの時間にしたのか、くわしいところは分かりませんが…。

親が体調不良の時、子供が勉強をするかどうかは、3つポイントがあるんじゃないかと思っています。(あくまで私の経験上…)

1つめは、勉強の習慣がついていること。毎日、同じ時間に机に向かっていれば、あえて意識しなくても、自然に生活リズムに勉強が取り入れられていると思います。

我が家の場合、夏休みは大体9:00~勉強開始、勉強量は3人とも違うので、終わり次第、随時解散。ただし、だれか一人でも勉強している間は、読書など静かに過ごすこと、と決めています。

2つめは、その日にやる勉強の内容がある程度(またははっきり)決まっていること。「今日は何をやったらいいんだろう??」という状態では、大人でも始めるのがおっくうですよね。その日にやることがもう決まっていて、取り出しやすい場所にあって、いつでも始められる環境であれば、勉強のハードルは低くなります。「そろそろやるか」という軽い気持ちで始められます。

3つめは、勉強に対して「イヤ」「嫌い」というネガティブな気持ちでないこと。「好き」までは必要ありませんが、毎日取り組まなければいけないと当たり前に思っていることが大事だと思います。これを実現するには、長い時間と日頃のかかわり方が大切なので、書き出すと長くなりそう。今回はこれだけで。

とはいえ、この3つがそろっていても、親がねこむっていうのは(もちろん、深刻な状況ではなく軽い風邪くらい)、親が普段元気であればあるほど、子供にとっては非日常でちょっと背徳感のあるワクワクを感じる状況だと思うので、その日くらい全く勉強しなくても仕方ないんじゃないかなと思います。

ここまで書いといてなんですが、ほんの数日くらい、全く勉強しない日があってもいいんちゃうっていう心の余裕を持っていたいなと思います。


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