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小学生におすすめ漫画「まんが人物館シリーズ」

今回は、歴史上の人物に焦点をあてた小学館の「まんが人物館シリーズ」です。

歴史を勉強するときは、いろんな切り口があると思います。時代、イベント、人物などなど。この「まんが人物館シリーズ」は文字通り1人の人物に焦点をあてて歴史をみることができる漫画です。

時代やイベントだと、複数の人物が入り混じって、人間関係がちょっと複雑になると「もうわからん」となることもありますが、その点、1人の人物の一生だとシンプルで分かりやすく、感情移入もしやすいと思います。

我が家の場合は、特に小4長女が大好きで、繰り返し繰り返し読んでいます。以前紹介した「タイムワープ」「日本史探偵コナン」のような笑いを狙った描写が少ない反面、人物の感情を豊かに描いているので、その点が長女は好きなのだと思います。女性の歴史上の人物も多く取り上げられているので、女の子には女性が主人公の巻から入るのも読みやすいかもしれません。

ちなみに、我が家にある女性の巻は、

などなど。他にもありますがきりがないのでこの辺で。

かなりたくさん出ているので、興味が持てそうな人物から入るといいですね。そこから、それに関連する人物につなげていけばいいと思います。

たとえば、我が家では「ヘレン・ケラー」→「ルイ・ブライユ(点字を発明した人)」、「アンネ・フランク」→「杉原千畝(ユダヤ人にビザを発行した人)」などを続けて買いました。他にも「キュリー夫人」→「ノーベル」(ノーベル賞つながり)など、いろいろありますよね。

このシリーズのいいなと思うところは、一般的な教科書に載っている人物だけではなく、実業家、芸術家など幅広い人物を取り上げている点です。王道の「坂本龍馬」「織田信長」あたりももちろんいいですが、「南方熊楠」「藤子・F・不二雄」「羽生善治」「植村直己」「マルガレーテ・シュタイフ」なんかもいいです。

我が家には30冊以上はあるので一部だけ紹介します。

一生をおってみると、偉人と言われている人たちにも苦労・涙・挫折があったのだと痛感します。特に音楽家・画家などは貧乏で苦労していたり、精神を病んでいたり、読むのもつらくなるくらいです。

教科書の世界から飛び出した、歴史の深みを知りたければコチラのシリーズ試してみてください!

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