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子供が自発的に学習する方法

お子さんがお見えの方であれば、自分の子供が自発的に学習を進めていたらものすごくうれしいですよね?! しかし、実際のところは・・・なんてこともあるかもしれません。

「勉強して」は禁句!

お子さんがゲームや漫画等に夢中になっているのをみると、ついつい「宿題やったの?」とか「勉強しなさい!」と怒ってしまいます。そして、お子さんがしぶしぶ勉強を始めるならまだ良し。「なんで勉強しないといけないの?!」などと反発することもあると思います。

では、もしあなたが他人から「勉強しなさいよ!」と言われたら、素直に勉強しますか? 私は絶対しませんね(笑) なんで他人のいう事聞かないといけないの? となりますから。

ですから、お子さんに対して命令形で指示するのはやってはいけないことです。気持ちは分かりますが、グッと我慢しましょう!

親が見本を示す

親がテレビを見ている、スマホをいじっている。そんな環境下で、子供が勉強するでしょうか? もし私が子供であれば「なんで親がテレビみてたりスマホいじったりしているのに勉強しないといけないの?」と言ってしまいます(笑)

子供は親のことをよく見てます。いいことも悪いことも全部。そして、それをビックリするくらい真似します! どうせ真似されるのであれは、いいことを真似して欲しいですよね!

ですから、親が勉強している姿を見せる、親が本を読んでいる姿を見せる。これだけで子供が真似して、学習を自発的にやってくれるようになると思います。

「いつやるの?」と尋ねる

「学校の宿題やった?」と聞いて、「やってない」と返事が返ってきた時に「じゃ、いつやるの?」と聞いてみてください。親としては「じゃ、今からやる」が一番欲しい答えですが、それを求めてはいけません。

「いつやるの?」に対して、お子さんが「〇〇にやる」と明確に答えた場合は、「わかった、じゃ〇〇でやってね」とその場は収めましょう。

そして、そのとおりにやってくれたら「さすがだね!」と褒めてあげましょう。やってくれてなければ「〇〇になったよ、やったかな?」と誘導する口調で話してみましょう。

「やってない」と返事がくれば、再度「じゃ、いつやるの?」と聞いて、お子さんのコミットメントをもらいましょう。自分で決める、決めたことをちゃんとやる。このルーチンをやれるまで繰り返すことで、少しずつですが自発性を養っていきましょう。

子供の意思を尊重し共感する

お子さんも一人の人間です。親のコピーでは絶対ありません。ですから、自分のお子さんでも、お子さんの意思を尊重する必要があります。

ですから、お子さんの意見をしっかり聞く必要があります。なぜ勉強できないのか、心を落ち着けて理由を聴いてみましょう。聴くときは共感することを意識しましょう。「なるほどね、そうだったのね」の一言でOKです。

誰でも共感されると、相手を信頼できます。お子さんからの信頼をしっかり勝ち取り、お子さんの想いに添うことができれば、お子さんの自己肯定感を高めることが出来、自発的に学習を進めることにつながると思います。

「分かる = 楽しい」の構図を作る

学習をより自発的に進めるには、「分かることは楽しいことである」と認識してもらうことが一番だと思います。これは、お子さんが興味を持つ分野で行うのがより効果的です。

手始めに、親からお子さんに対して「なぜ?」という質問をするといいと思います。「なぜ車は動くんだろうね?」「なぜ太陽は東から登るんだろう?」といった形で、身近にあることに「なぜ?」と聞いていくと、お子さんがどこに興味を持っているのか分かると思います。

そして、親が答えを教えたときに、お子さんの目がキラキラしたかどうかも重要です。キラキラしたら、もう間違いなく興味がある分野ですから、そこをどんどん掘り下げていくといいと思います。

本当は、学校でもこういう形で学びを進めてくれるといいなーと思うのですが・・・。 最近の学校はどうなんでしょうね?


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