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「幻の貝⁉︎」陸前高田・広田湾産イシカゲ貝のアヒージョ缶詰

こんにちは、岩手県陸前高田市のタイム缶詰です。
弊社は自称「日本一小さな缶詰工場」。2022年春、地元の高田高校から新入社員を迎え13人体制となりました。
フレッシュなメンバーが加わる事でほど良い緊張と刺激があって、ベテランさん達の気分も「リフレッシュ」!これからもより良い製品をお届けできるよう、努めます。

みなさんはイシカゲ貝をご存知でしょうか?
見た目はトリ貝に似た二枚貝で、黄色味がかった身は旨味と甘みが濃厚で、コリコリとした食感も楽しい貝です。
この貝は全国で唯一、陸前高田市広田湾だけで養殖されており、「幻の貝」とも呼ばれています。特に豊洲市場や関西の市場に出荷され、寿司店や割烹料理店などで提供されている高級食材です。
今回はタイム缶詰の‘オシャレ缶詰’「幻の貝 イシカゲ貝」のアヒージョ缶のご紹介です。


■栄養の宝庫 陸前高田・広田湾。全国唯一の養殖成功と東日本大震災からの復興

養殖棚が広がる広田湾

陸前高田市の広田湾は、気仙川を通じて山からの栄養分が流れ込む内湾と、親潮由来の栄養分と黒潮由来の栄養分が混ざり合う外湾を有する恵まれた環境。まさに豊かな資源を誇る漁場です。広田湾産牡蠣は豊洲市場でも最高の評価を受けており、またわかめやホタテなども品質が高いとされています。

イシカゲ貝はトリ貝の仲間。天然のイシカゲ貝は底引きでほんの少ししか漁獲されないため「幻の貝」と呼ばれています。そのため天然物はとても貴重で高価な貝です。
広田湾での養殖は、トリ貝の養殖籠にイシカゲ貝が交じっていたことがきっかけとなり始まりました。広田湾の恵まれた環境ががイシカゲ貝の養殖に適していた事もあり、長年の試行錯誤を重ね、採苗と養殖の方法を確立しています。
ですが、2011年の東日本大震災で全ての養殖施設とイシカゲ貝が流失してしまいます。その後、生産者の懸命な努力によって再び稚貝の採捕に成功、養殖施設を復旧し生産と出荷が再開しました。
現在は年間生産量100tを目指し、「広田湾産イシカゲ貝」というブランドとして、全国に出荷されています。

■イシカゲガイがアヒージョ味になったワケ

イシカゲガイのあひーじょ缶

知る人ぞ知るイシカゲ貝。
お刺身用として出荷できるのは5.5センチ以上なのですが、そこまで大きく成長しない貝もあります。そのイシカゲ貝を使った缶詰にしたら面白いのではないかと広田湾漁協さんと相談したのが商品化のきっかけです。
ですが、スーパーではまず見かけないイシカゲ貝。回転寿司店でも食べる事もありません。食べる機会がごく一部限られている事から、まだまだ認知度は低いのが実情です。
そこで美味しく気軽に食べていただけるようにと、アヒージョ味の缶詰企画がスタートしました。

■イタリアンotto山形聡シェフ監修

監修の山形シェフは、日本で初めて「冷製トマトのカペッリーニ」を創作した「リトランテ・ヒロ 銀座店」の料理長を務めた方で、2011年独立しご自身の地元・埼玉県所沢市にイタリアン「otto」を開業したシェフです。

味付けは、青森県産のニンニクを、オリーブオイルでじっくりと香りづけ、フレッシュローズマリーと鷹の爪を仕上げに入れるという、レストランの手法そのままに基本となるガーリックオイル作りから丁寧に仕込んでいます。
さらに味のアクセントとして、オーガニックレモンの果汁を使用し、最後にケッパーの酢漬けをトッッピング。華やかな味に仕上げています。

「イシカゲガイのアヒージョ缶」2021年11月販売開始

2021年11月から販売を開始した「イシカゲガイのアヒージョ缶」。温めてそのまま食べていただくのはもちろんですが、こだわりのスープを使ったパスタや、洋風混ぜご飯にしても、美味しく召し上がっていただけます。

●イシカゲガイのあひーじょ缶のご購入はこちらから!


2022年3月、広田湾産イシカゲ貝はGI(地理的表示保護制度)認定されました。GI認定とは、地域で長年育まれた特別な生産方法によって、高い品質や評価を獲得した農林水産物・食品の名称を国に登録し、知的財産として保護するものです。
タイム缶詰は、缶詰製造を通じて地域の素晴らしい食材を全国にお届けして参ります。


〇タイム缶詰の商品はインターネットから御注文いただけます!
公式ネットショップ(株式会社登喜家)

※御注文からお届けまでは、2週間程お時間をいただいております。ご了承ください。

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〒029-2201
岩手県陸前高田市矢作町字山崎78-3
株式会社タイム缶詰
https://time-kanzume.co.jp/
TEL 0192-58-2105
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