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明日、きっと誰かに話したくなる「サンマ」のおはなし

みなさんこんにちは、タイム缶詰です。
サンマといえば秋の味覚のひとつで日本を代表する国民魚のひとつ。缶詰でもサンマ缶は定番ですよね。
漁獲量は北海道と東北地方海域で、日本の80%近くとなっています。
しかし最近は温暖化などの影響から、毎年漁獲量が減っているとよくニュースで聞くようになりました。
今回は知っているようで知らない「サンマ」についてまとめてみました。

知るほど美味しい「サンマ」

晩夏〜秋、卵を産むために日本近海にやってきます
回遊魚であるサンマは産卵の為に秋ころに日本の近海を通ります。そのタイミングでしか日本の近くに来ないので、秋頃にしか獲れません。
非常に大きな群れをつくりオホーツク海から北海道、そして三陸沖から房総沖へと季節の移ろいとともに九州南岸まで南下していきます。
実は、日本海を周遊しているサンマもいるのですが、一般に流通するサンマのほとんどは太平洋を回遊しているものなのです。

呼び名の由来
サンマという呼び方にはふたつの由来があるそうです。
ひとつは「体が狭い魚」を意味する「サマナ」からという説。
もうひとつは、大群をなして泳ぐ習性を持つことから「大きな群れ」を意味する「サワ」と魚の意味する「マ」が合わさった「サワンマ」が語源の説。ここから派生したと言われています。
夏目漱石は「吾輩は猫である」の中で「三馬(サンマ)」と表記しています。
「秋刀魚」の漢字は、秋に旬を迎える魚である事、細身で銀色に輝く姿が刀を連想させる事に由来するとされ、大正10年の佐藤春夫の「秋刀魚の歌」によって広く広まったとされます。

明治に編纂された我が国初の国語辞典『言海』には、こう語訳されています。

さんま
「小隼[三馬]」魚の名、さよりに似て、色、蒼黒なり、秋冬の際に、安房上總の海に多し、多くは淡(うす)く鹽(しお)に漬けて、四方に送る、賊民の食とす、上方、サヨリ。
※ 安房=現在の千葉県南部
『言海』大槻文彦・編纂

昔から贈り物にも使われていたのでしょうか。干物などは山間部での貴重なタンパク源でもあったのでしょう。

サンマはどうやって捕るの?

棒受け網漁 出典:水産庁


現在、サンマは主に「棒受け網」と呼ばれる網で行われます。サンマが夜、灯りに集まる習性を利用した漁法で、船についた集魚灯(ランプ)の灯りに集まったサンマは文字通り一網打尽にされます。サンマが多く漁獲される水温は、14〜18℃です。
ほか、定置網と刺網漁があります。刺網漁とは水中に仕掛けた網にサンマ自らが突進して刺さったサンマを捕獲するところから名が付きました。

水揚げの様子

サンマが美味しいヒミツ
ジュワジュワと焼けてあふれ出す脂、香ばしい匂いがたまらないサンマ。まさに焼き魚の殿様です。
三陸沖で獲れるサンマは豊富なプランクトンをたくさん食べて身に脂を蓄えます。旬のサンマは脂のりが他の魚と比べて多いのが美味しさのヒミツです。
またDHAやEPAなども豊富な魚なので、栄養素を丸ごと食べていただける缶詰は効率的です。

開けた時によろこんで欲しい、美しい「菊詰め」

美味しさは目から。菊詰めの「さんま缶」

タイム缶詰では丁寧に一缶ひと缶、手づめをしています。
筒切りにし、円状になるよう缶にぐるりと詰めると菊の花のようになります。機械ではできないこの美しい詰め方を「菊詰め」といいます。
菊詰めの缶詰が美しいと言われるのは、フタを開けた時の見た目だけではありません。
その美しさは「身」自体です。
皮がフタの裏側に張り付かないから、開けた時に皮と身がはがれるのを防げたり、魚の身が崩れにくいのが特徴。
また、菊詰めできるのは大ぶりのイワシやサンマでなければできません。小さな魚だとスカスカになってしまって、きれいな菊詰めにならないからです。
結果として菊詰めの缶詰は、大型で脂乗りが良い素材であることの証となっています。
このことから贈答品としても喜ばれています。

○動画で菊詰め作業をご覧いただけます。

商品紹介

旬の美味しさをいつでもどこでも食べれるのが缶詰のよいところ。
値段も手頃なのも嬉しいですね。
タイム缶詰のサンマ缶は3種類!ぜひご賞味ください!

三陸産さんま水煮缶

厳選した三陸産のさんまを、赤穂の天塩を使い水煮にしました。
丁寧に下処理をしているので、魚缶詰特有の臭みはほとんどありません。

内容量:180g(固形量125g)

三陸産さんま煮付け缶

厳選した三陸産のさんまを丁寧にした処理し、オリジナルの配合の無添加たれで煮付けにしました。
お米・さんま煮付缶・しょうがを炊飯器で炊くだけで、手軽でおいしい炊き込みご飯の出来上がり!

内容量:180g(固形量125g)

さんま尾肉缶

さんまの缶詰製造時に残ってしまう尾っぽの部分を集めて缶詰にしました。
脂のりや味の良さは通常商品と比べて遜色ありません!
魚の尾っぽはよく動く部分のため、身が引き締まっており、胴体部分よりしっかりした食感を楽しめます。

「水産資源を大切にしたい」「海の恵みに感謝して丸ごと全部使用する」といった、SDGsに向けた取り組みができるサステナブルな缶詰です。

内容量:180g(固形量120g)


〇タイム缶詰の商品はインターネットから御注文いただけます!
タイム缶詰オンラインストア(登喜家)

※御注文からお届けまでは、2週間程お時間をいただいております。ご了承ください。

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