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タイグロンパートナーズ 社員インタビュー | Executive Consultant 小口敏樹

Tiglon Partnersの社員インタビューシリーズ。
第3回目の今回は、現在IRや社外取締役の採用領域を担当するシニアコンサルタントとして活躍中の小口敏樹のインタビューをお届けします。
Tiglon Partners入社以前は、日系及び外資系の証券会社でコーポレートアクセスとして20年ほどキャリアを積んできた小口が、Tiglon Partnersに参画することになった背景や、現在の取り組みについて話してもらいました。


Tiglon Partners入社前のキャリア

ーTiglon Partnersに入社される前は、長く金融業界でご活躍されてきたと伺っています。改めてどんなキャリアを積まれていたのか、お聞かせいただけますか。

もともとは金融業界、特に証券会社のコーポレートアクセスでキャリアを積んできました。コーポレートアクセスとは、上場企業が機関投資家に向けて自社のIR情報発信をする際に、各種のアドバイスを通じて、上場企業の株式市場におけるプレゼンス向上に貢献する役割です。日系や米国系、欧州系、豪州系といった国内外の大手証券会社において、約20年間コーポレートアクセス業務に従事してきました。

金融機関では最後の勤務先となったマッコーリー・キャピタルを退職後、IRのコンサルティング業務を行うTOGコンサルティング株式会社を2021年に設立しました。
Tiglon Partnersの社長である野尻は、新卒で入社した日興證券で海外駐在なども同時期に経験した同僚であり、その後私自身の転職を支援してもらったこともある人物です。そんな縁から野尻に誘われ、TOGコンサルティングを継続しつつ、Tiglon Partnersにコンサルタントとして入社することになりました。

人材業界に飛び込んで感じた"良い意味でのギャップ"

ー長く勤められた金融業界でのキャリアから人材業界へご転職をされたということで、仕事上のご苦労やカルチャーギャップなどもあったのではないかと思います。そのあたりは実際いかがでしたか?

そうですね。私自身が金融業界での転職でヘッドハンターの方々にお世話になったことはあり、どのような仕事なのかは理解しているつもりでした。
でも実際に入社し数日で、「これは想像以上に難しい仕事だな..」と感じましたね。(苦笑)

転職エージェント/ヘッドハンターの仕事を外側から見ていた時は、ある会社から別の会社に人材を動かすフロー型のビジネスだと理解していたんです。ところが実際には、人材紹介業はストック型のビジネスであることが認識できました。
採用をする企業クライアント側と転職潜在層を含めた候補者側、その双方との関係性を長期視点で積み上げることにより、採用と転職のマッチング機会を創出していくのが、この仕事の本質です。この点、自分にとっては大きなポジティブサプライズでした。

実際に、Tiglon Partnersには10年以上人材業界の最先端で活躍し続けているコンサルタントが多数所属しています。彼らは皆ストック型ビジネスを指向し、クライアント企業側、候補者側双方と強い信頼関係を構築しています。

仕事を通じて自分のキャリアの強みを再発見

金融業界における長年のキャリアの中で、私には日系・外資系含め計7社での勤務経験があります。実は、転職回数が多いことは自分の中で少しコンプレックスだったんですよね。どうしてもレジュメが長くなってしまうし、「なんだかカッコ悪いなぁ」と思っていました。(笑)

一方で、この仕事を始めて、自分の経歴に対して新たな発見がありました。私のかつての勤務先は、日本、北米、欧州、アジアパシフィックそれぞれの地域における、いずれもトップクラスの大手金融機関です。それらの組織で、コーポレートアクセスとして事業会社と機関投資家の間に立つ業務に関わってきたため、結果として事業会社のIR関係者や経営陣、機関投資家側との幅広いネットワークを構築することができました。様々な組織で築いてきた経験とネットワークが、自分自身のキャリアの強み、貴重なアセットであることは、Tiglon Partnersメンバーになり初めて認識できたことです。

Tiglon Partnersでの今後の挑戦

ー小口さんご自身が、これからTiglon Partnersでどんなことに挑戦していきたいと考えていらっしゃいますか

そうですね、先ほどの話にもありましたが、クライアント企業側、候補者側双方との、中長期的関係性の構築を最重要課題と意識しています。

Tiglon Partnersに入社しコンサルタントとして仕事をし始めて、ちょうど2年が経過し、多数のクライアント、候補者とお会いすることができました。今後はよりマッチングの機会および精度を高めていくために、データベースの精査や、蓄積した情報のより効率的な活用法などににも注力していきたいと思います。より多くのクライアント企業と候補者の方々に、有益な機会を創出することができるよう取り組んでいきます。

インタビュー実施:2023年8月





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