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愉快なオトナたちのリアル講義〜Toru〜後編

高校生によるオトナたちへのインタビュー第9講
ズシズシくる力強いドラムを叩き続ける“ドラムウルフ”トオルによるリアル講義
元ギターウルフのドラムウルフで、2023年にラフィンノーズへ加入し、快進撃の止まらないトオルさんの思考を聴き解く今回のインタビューは〜TORU〜。ラフィンノーズでもドラムとロックンロールへの愛が止まらないプロフェッショナルの思考法をここに書き留める。





5,Drums


5,Drums




今までドラムの練習をそんなにやってこなかったの。最近それをひしひしと感じてて、「あー、今まで何やってたんだろー。」って。ちゃんと練習しときゃよかったよ。


チキショー上手くなりてぇ。なんて、今が1番練習してるよ。だから、なんだかんだすごく楽しいかな、この歳になっても。

新しいこんなことやれるようになりてーなチキショー。できねーでも、あーしよこーしよって。この歳になってもすごくそういうのが、というよりも色々楽しいことが増えてきてるぐらいなんだよ。

好きなこと見つけてやってると、歳を重ねるほどにドンドン感性が上がってくんの。あんなことやりてーし、こんなこともやりてーなって。歳重ねると創造力とか創作力が落ちてくるとか言うけど、自分はそういうの嘘だと思う。
もちろん色々こだわりも強くなってくるから。あーしたいこうしたいが若い頃には勢いだけでなんとかやれてたものが、もっとこだわりたくなったりとかして。その結果、例えば絵を描くのであっても時間が以前よりもかかる人が多くなって、創作力が落ちてるって見える人もいるかもしれない。

好きなことをずっとやってると、ドンドン楽しくなってく。どんな年齢であってもね。これからもっと楽しくなっていくだろうし、ワクワクしてる。自分はドラムでやりたい事がまだまだいっぱいあって、ドラムが上手くなりたい。

いろんな表現がしたいし、できない事がいっぱいあるから。もっとこう、ああしてぇこうしてぇばっかりで。きっと料理してる人だって40歳になっても、50歳になっても、60歳70歳80歳って。いくつになってもこーした方がいいんじゃないかな、あーしてみたいなとか。きっと、あるんじゃないかな。みんなね。




6,価値観:foreign


6,価値観:foreign




22,23歳の時に初めてアメリカに行って。もうスゲーなって。

お金をちゃんと貯めて観光に行くじゃなくて、バックパック背負って行き当たりバッタリでも全然いいから、海外を見てきた方がいいと思う。それこそ若いうちに。地元の人と仲良くなってバーに飲みに行って、朝までドンチャン騒ぎして。すごい衝撃受けるよ。

自分はUSAツアー行ってそれからもギターウルフでいろんな国に行って、いろんな人と友達になって。こういう価値観あるんだおもしれーなとか。いろんな考えの人がいて、いろんな話をして。それがすごく大きなものになってるかな。

だからぜひ、いろんな国に行って学んできてほしい。こんなちっぽけな国にはおさまらずにね。




7,影響:ベースウルフ Billy


7,影響:ベースウルフ Billy




自分にとっては、あの日聴いたセックスピストルズ、パンクロックが価値観だな。


ギターウルフで前にベースを弾いてたBillyさんが、「俺は楽しいのが好きだね。だって楽しくなきゃつまんないじゃん。」って言ってて。自分の中では名言だと思ったの。

自分もそうありたいって思ったね。楽しくありたい。

たまたまラフィンノーズの新曲に同じような事が書いてあるんだけど、自分が入る前にはできてたやつで。だから、楽しくいたい。ふんわりとしてて上手く言えないんだけど。価値観とかそんな大それたものじゃなくて、それを信念にしてプラプラ生きてるだけで。でも、楽しくなけりゃあ、つまんないよ。




8,展望:life


8,展望:life




ラフィンノーズに入ったからには、楽しく、カッコつけていきたい。元からカッコイイことしかやんないよってのはずっとあるんだけど。

ダセーことはやんない。ギターウルフをやってる時から、明確に強く意識していたわけでもないけど、カッコよくっていうのはきっとあったね。

楽しく、カッコよく生きていたい。

ラフィンノーズですごいことやりたいし、もちろんそりゃあ。もう一回、スゲーことやりたいんだ。これからも、カッコよくね。






今回のインタビューの前編、とてもたくさんの人に読んでいただいて本当に嬉しいです。ありがとうございます。

次回、トオルさんインタビュー完全版。いつも通りオマケついてます。
ぜひ読んでください!

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