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【ミニシアター】有楽町で洋画を楽しめる映画館

みなさんこんばんは🐊

前回お送りした、東京国際映画祭を徹底解剖する記事はお読みいただけましたか??
まだの方はこちら💁

10月に突入し、映画祭まで1ヶ月を切りました!!
そんな10月一発目の記事は、TIFFの会場ともなるミニシアターをご紹介していきます🍿

今夜ご紹介するのは、ヒューマントラストシネマ有楽町です📣
後半には、スタッフの方へのインタビューも掲載しています✨

1.ヒューマントラストシネマ有楽町とは

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JR山手線・有楽町線有楽町駅から徒歩1分、銀座線・日比谷線・丸ノ内線銀座駅から徒歩2分のところにあるミニシアターです🚶‍♀️

テアトルシネマグループの映画館で、有楽町駅前の「有楽町イトシア・イトシアプラザ」の4階に2スクリーンを構え、お洒落なシャンデリアのある落ち着いた空間で、ヨーロッパを中心とした良質な作品を堪能することができます。

そんな「ヨーロッパのおしゃれな空気」を楽しむことができるミニシアターに、学生応援団メンバーで訪問させたいただきました❤️‍🔥

2.支配人の方のお話

ヒューマントラストシネマ有楽町支配人の方にインタビューさせていただくことができました✨
以下に、インタビューを掲載していきます!

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ーー工藤さんが考えるヒューマントラストシネマ有楽町の魅力や読者の方に知ってもらいたいことを教えてください

工藤朱音さん(以下、工藤さん)
幅広い年代の方に楽しんでいただけることです。
この劇場、洋画中心で上映していて、最近は邦画も上映していますが、やはりヨーロッパの作品が多いんです。でもその中でエッジの効いた作品もありつつ、女性向けの作品も多いので、本当に幅広い年代の方に楽しんでいただける作品が多いのかなと思います。
私自身もここで上映する作品、好きなもの多いので(笑) 

この劇場のターゲット層というか界隈の特性としてシニアの方が多いんですが、今後はもう少し幅を広げて、20代〜30代層の若い方々にも来ていただけるといいなと思っています。
ちょうど来てほしい客層の方々に認知されるように頑張っているところです。

ーー若い方に映画の魅力や映画館の魅力を発信する上で必要なことや実際に何かやっていることがあれば教えてください。

工藤さん
現在わたし含めて社員が4人いて、その中で課題に上がっているのはSNSの使い方です。
系列館だとヒューマントラストシネマ渋谷やテアトル新宿は、客層的にもSNSを使ってるお客さまが多いので、それに応じてSNSでの発信に力を入れています。
けれどこの劇場の元々の客層が、SNSを利用されていない方が多いのでそれが難しいところです。
実際「来週のスケジュールを教えて」と電話での問合せが本当に多いです。
そういったお客さまも大事にしたいんですが、やはりこれからはSNSを使ったり、この劇場を知らない若いたくさんの方にも届くような発信をしていきたいです。
それが具体的にどういうものなのかというのは模索中なんですが……。
今のところ公式のTwitterがあって何かできたらなとは思っているんですけど、まだ力を入れられていない状態です。

この映画館はお客さまの年代層が少し高めなので本当に難しいところではあるんですが、作品によって、例えば今だと『Summer of 85』や『アナザーラウンド』は若い方も観に来てくれているので、作品を通してこの映画館を若い方に知ってもらいたいです。

ーー工藤さんの好きな映画を教えてください

工藤さん
わたし邦画が好きで邦画ばかり観ているんですが、『リリイ・シュシュのすべて』や最近観て良かったのは『少年の君へ』です。
今年一番かもってくらい、とても良かったんです。

ーー工藤さんは若くして支配人になっていますが、(今年の5月から)客層をはじめやりとりする方の年齢層が高いなかでの年代のギャップの埋め方などありますか?

工藤さん
若さや経験の浅さがマイナスにならないよう、アグレッシブさや柔軟さを心掛けるようにしています。
わたしがここで働きはじめて2年くらいなんですが、2年前ここに異動してきたときは大ベテランの支配人がいました。
配給の方とのやりとりが阿吽の呼吸で進められたり、本部とのやり取りもスムーズだったりとても上手だったんですけど、わたしはその分若さを武器にしていかないと詰められない部分もあります。

配給さんとのやり取りは「今ならこういうアプローチの方がいいと思います」とか「私たち世代はこの発信の仕方の方が観ると思います」とか、若いからこその視点や感性を大事にして意見するようにしています。
対お客さまに関して、あまり年齢は関係ないと思うのですが、もし何かトラブルがあって「上の人出して」って言われたとき、わたしが出て若さや未熟さが理由でこの劇場のマイナスイメージにつながるようなことがあるといけないと思います。
なので誠実に、あまり動揺しないように、冷静に対応できるように気をつけています。

ーー若い世代の人にいま観て欲しい映画はありますか?

工藤さん
東京テアトルの就活の時に「オススメの映画を30秒で紹介してください」という面接があって、その時に話したのが北川 悦吏子監督の『ハルフウェイ』っていう随分前の映画でした。
大まかな台本はあるんですけどほぼほぼアドリブでできた映画で、若いときに観ていて良かったと思っている映画です。
あと『佐々木イン・マイ・マイン』も見てほしいです!東京国際映画祭で昨年上映されてましたよね。

ーー今年の東京国際映画祭の会場ということで、映画祭に期待していることや楽しみにしていること、また意気込みを教えてください。

工藤さん
ヒューマントラストシネマ有楽町が東京国際映画祭の会場となるのが今年からなので、新しい客層を広げられるのではないのかと期待しています。
これまでこの劇場に来たことのなかったお客さまや幅広い年代の方に来ていただけるのではないでしょうか。
今回こうやってインタビューや撮影をしていただけることはこれまでない機会だったので、ヒューマントラストシネマ有楽町っていう映画館があるんだよということを知っていただけるきっかけになるのであればいいなと思います。

どうしても東京国際映画祭というと六本木のイメージがあるんですけど、映画祭が日比谷地区で何年か続いて、うちだけではなく地区全体のイメージアップや盛り上がりにつながればいいなと思っています。

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ここまでお読みいただきありがとうございます☺️

次回も、TIFFの会場となるミニシアターの紹介をしていきます✨
お楽しみに😚

(執筆者:ミユウ)

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