おばさん一人旅 #7 指宿ノスタルジアーおば散歩
鹿児島弾丸一人旅のつづき
二日目はちょっと遠出して「特急指宿のたまてばこ」で指宿へ。
「砂蒸し会館砂楽」で初めての砂蒸し
指宿の駅からタクシーで5分足らずのところにある施設で砂蒸し体験をした。
潮風と波の音を聞きながら砂に包まれることおよそ10分、天然サウナのような砂蒸しで整ったあとは、ゆっくり、のんびり温泉につかってリフレッシュできた。
ちょっと駅まで「おば散歩」
天気もよく散歩にちょうどよさそうな気温だったので、帰りは駅まで歩いてみることにした。
おばさんも食べて飲んでばかりしていないで運動しなければ。
いざ、「おば散歩」
ただ、なんとなく、ノスタルジックな風景を堪能する。
昔ながらの家屋と電柱。子どもの頃住んでいた街もこんな感じだったなあ、とついつい感傷的になる。
何年も前に、実家は老朽化と区画整理のために解体された。
親は新しい土地に移り住んでいるから、私の生まれ育った家はもうない。
あの場所は今はどうなっているのだろうか?
あの人たちはどうしているだろうか?
学生時代の甘酸っぱい思い出なんかも思い出してしまいそうなノスタルジックな風景は見ていてまったく飽きない。
あれやこれやと過去を思い出して感傷に浸るかと思いきや、ときに風景を写真におさめるためアングルを気にしてみたりする。
ただ写真を撮りながら歩いているだけなのだが、いろいろな感情がぐるぐると行ったり来たり、変化するのが面白い。
そう、ただ歩いているだけなのだが。
観光地なのにちっとも営業していない商店街。
過去には観光客でであふれていたのだろうか?
インバウンド客でにぎわる観光地もある中、ここは外国からの観光客は数えるほどしかいなかった。まだ穴場と言っていいかもしれない。
よく見ると夕方から営業するお店が多かった。
周辺を観光してお風呂に入ったお客さんたちが繰り出してきて盛り上がるのか?
子どもの頃、両親と、幼なじみとその家族と行った温泉旅行もそんな感じだった。
観光して、お風呂に入って、夜は大宴会。
「ザ・昭和の温泉旅行」
ノスタルジア
旅を振り返り、この感情を何か一言表現するなら?と考えていて、パッと出てきた単語。
私が歩いた指宿は、なんだか懐かしい気持ちになる場所だった。
やっぱり旅が好き
今回の旅では過去を思い出して懐かしい気持ちになった。
旅は普段忘れている感情を呼び起こしてくれ、仕事や家事に謀殺されて余裕がなくなっていた私の心をリセットしてくれる。
海外で異国文化に触れて刺激を受けまくる旅でもそうだ。
やっぱり旅はやめられない。
体験した砂蒸しの施設はこちら
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*2024.3.14 ナンバリングの誤りのためタイトル修正
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