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ラノベ1 4巻(完結)

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終わりです
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2020年2月の記事一覧

ラノベ1 87話

(少女は)

(持っていたマッチに火を付けると)

 
 
 
……

 
 
 

女子生徒B「(部長が 魔法石で血を止めるとか)」

「(そんな頭いい訳ない)」

「(あれが)」

 
 
 

「(先輩1さんの)」
 

「(本当に欲しかった言葉)」

 

[Svovlstikkerne]

 

(幻影は消えた)

 
 

先輩1「……」

 
 
 

女子生徒A「あうう」

 

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ラノベ1 86話

(部長「覚えているか」)

(「爽」)

(「私が君を 魔法同好会に誘って」)

(「絶対に強くなって 全国に行くって」)

 

先輩1「……駄目だったじゃないか」

「夢は」

「叶わないんだよ」

 

(ぽろぽろぽろ)

  

(部長「それでも私は」)

(「君と頑張れて 幸せだった」)

(「一緒に居てくれて」)

(「ありがとう」)

 

先輩1「あ……」

 

………………

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ラノベ1 85話

先輩1「あの傷で生きている訳が……」
 

 
「!」 
 

「そ そうか 魔法石の能力か」
 

「私が君の魔法石を奪う前に」
 

「能力を発動していたのか」
 

「君の魔法石は流れを制御出来る」
 

「血が流れ出すのを防いだんだな」
 

「それでも殴打による 細胞組織の破壊 それに伴う血中カリウム濃度上昇は防げない」
 

「そろそろ魔法石の効力も切れてきたのだろう」
 

「……早

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ラノベ1 84話

女子生徒B「○したのか」

「部長を」

 

先輩1「んっとね」

 
「殺傷能力なら元々私のが高いし」
 

「……」

「あの子は○にたがってた」

「○にたがってたんだよ」
 

「私は悪く」

  

部長「何をしている?」

 
先輩1「……あれ」

「なぜ生きている」

「あの傷で生きている訳が」

 

「そうか」

「式神か」

 

「私が○したのは 偽物の身代わりだったのか」

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ラノベ1 83話

先輩1「見ろよ」

 

ぐい

  

(女子生徒Bは動かない)

 

 
男「『今まで』通りならば」

「そろそろ現れる筈だ」

「高文連の夏の大会 決勝戦」

 

「A高校とB高校の対戦は 無期限延長戦へと進み」

「A高校がE.I.N.S. device を使用」

 

「おや」

ぶばばばば
 

「見ろよ」

「崩壊していくぞ」

 

 
(闇空に赤黒く塗りつけられた図形)

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ラノベ1 82話

ひゅん

 

ざく

 

先輩1「その 魔法無効化」
 

「解除しろ」

  

「魔法無しでも」
 
 

きりきりきり

ひゅん

 

(矢が少女を貫く)

 
 

ざくり

 

先輩1「私の方が強い」

 

(女子生徒Bは動かなくなった)

 

ぐい

 

先輩1「……影が」

 

 

女子生徒B(影)「○ね」

 

どばき

 

(女子生徒B(影)は倒れた)

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