10年間のマネージャー経験から見つけた!組織を動かす3つのレバー
この記事では、私が10年間マネージャー職を通じて学んだ、組織を効果的に運営するための3つの重要なレバーについて紹介します。
●自己紹介
・私はデジタルマーケティングを中心に企業のマーケティング部門に15年在籍し、広告プロモーションの全体企画・ディレクションを行なってきました。
・転職も何回かしておりまして、在籍した企業の規模は10名程度のベンチャーから100名規模、1000名規模、今は社員数2万人以上いる、いわゆるナショナルクライアントの宣伝部門で部門長を務めています。
・その意味でいろんなサイズでのプロモーションを経験しておりますので多くの方に共感いただける記事を共有できると思います。
・マネージャー(課長/部長)の経験も10年以上あります。
マネージャーの役割ってなんでしょう?
私が子供の頃に思い描いていたマネージャー像は、会社に出勤して部下からの報告に対する判断を行い、また、稟議書に印鑑を押す、という「判断」や「管理」を中心とした役割でした。
しかし、現代のマネージャーは、会社の文化にも依存しますが、受け身(ディフェンシブ)な「判断」や「管理」だけでなく、
業績向上のために積極的に(オフェンシブに)組織をリードする役割も多く求められています。
つまり、良いマネージャーとは、ディフェンスとオフェンス、両方の役割を遂行できる人物だと私は感じています。
結論、マネージャーが担う3つの役割
・Manage(管理):
目標の進捗管理や業務割り当て、部下のパフォーマンスやリソースの管理などを行います。
・Direct(導き):
部下では見えにくい視点から組織の方向性を示し、新しいビジネスチャンスを探るなど、戦略的な意思決定を担当します。
・Motivate(やる気を引き出す):
マネージャーは部下のパフォーマンス向上が求められますが、部下も人間であるため、彼らのやる気はパフォーマンスに大きな影響を与えます。適切な奨励や、部下の意見を尊重しながら時にはチャレンジングな課題を与えることで、部下を刺激することも重要な役割となります。
私自身、これら3つの役割を日々自問自答し、足りない要素があればそのレバーを動かすようにしています。
部長や上級のマネージャーにとっても、これらの考え方は課長をマネージメントする際に役立つと思います。
特に、課長のマネージメントを評価する際に、この3つのレバーをチェックすると、課題が見つけやすくなるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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