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自分の故郷川越とそろそろ真剣に向き合おうかと思った今朝の気持ちをメモします。大都市圏の近郊という地の利が抱える状況についての問題意識です。


こんにちは。
今日の2本目のnoteになります。
今朝「カワゴエ・マス・メディア」さんとのやりとりが自分でも非常に興味深かったので、忘備録兼決意表明的にnoteにしようと思い立ちました。


カワゴエ・マス・メディアさんは毎朝Xにて挨拶を交わしています。

埼玉県川越市


僕は埼玉県の川越市出身です。
すでに30年ほどまに後にしてしまっているのですが、実家があります。
家族の関係で、以前よりは頻繁に戻っています。

都内から大体1時間あれば訪れることができる「小江戸」と言われる元々は城下町です。

観光資源がたくさんありますが、川越まつりが一番有名かもしれません。

人口構成はこんな感じです。

統計ダッシュボードより

東京近郊の江戸情緒の残る街、通勤便利なベッドタウン


僕の解釈では近年「東京の近場」であることを活かして、日帰り観光で賑わっています。
「始発駅」が複数あることなどからその利便性で新しい住民が増えています。

地の利を活かして活性化している街です。
大好きなhome townが活性化することはとても幸せなことなのですが、大事な街ゆえに気になることがあります。

主に職業的な背景からくるものですが、この街の価値をしっかり言語化しておきたいな、ということです。
上述の「東京との距離感」が今後の日本の人口問題などでどう機能するか、ネガティブな方にも働きかねないので、歴史ある良い街の価値をより多くの人と共有したいという気持ちです。

これは、川越 を後にしてからずっと考えていることなのですが…。


以下カワゴエ・マス・メディアさんとのやり取りに少しだけ書き足してアップします。

川越の価値をめぐる考察


まず観光地として川越を考えたときに、「何を」お客さんの心に残すことができるのか、「美味しい」でも「面白い」でも「懐かしい」でもよいのですが、そこに川越の価値の一部をなすものがあり、言語化・象徴化されている価値のかけらがあるはずですなんです。 次に観光という「特別な日」で感じてもらって「心に残った」ことが「日常的に」想起されるか…。
例えば、さつまいもみたり、うなぎみたりしたら思い出してくれるか、思い出すだけではなくて、それを誰かに話してくれるか…。

特別な日に来てくれた人たちの「Take Out」からの発見は広域化する川越を包括する


観光で訪れてくれた人が日常的に思い出す川越の価値は、実は住んでいる人たちにとって一番重要なことで、あえて、言えば、旧市街の住民と新しく川越に住んいる人を結びつけることだと思うのです。
僕は旧市街の出身なので、「うなぎ」や「うどん」は本当は川越の名物では無いんじゃないの?とか思っちゃうこともあるんですが、でも、何か川越を連想するものがあるんですよね。
価値を見つけて言語化するヒントみたいなものが…。

言語化する意義


なぜ言葉にする必要があるかというと、価値を「持ち運べる」ようにするためなのです。価値がみんなの中で移動できるように、人の心の中を旅できるようにしてあげる必要があるのです。

いつもそんなことを考えながら人と出会った時に、川越出身のことを話すと「実は僕も川越出身なんです」という話が出てくることがあって盛り上がります。まさに話に花が咲きます。
話のタネになるキーワードってなにか?とついつい職業柄考えてしまいます。

東京との微妙な距離を絶妙な心の距離に


川越に帰る機会が増えると、僭越ながら、川越の未来を考えちゃうこともあるのです。 人口問題などもあり東京の一極化が進むと思いますが、その時に東京との物理的な距離感が微妙な位置にあるので、心の距離感を絶妙にしたいなーと。
最近はその思いが強くなってきていますので 機会があればぜひお話しさせてください!

大都市近郊の街の未来


先日奥能登国際芸術祭に参加しました。
限界集落という言葉がありますが、過疎の町についての議論は進んでいます。色々な試みもあります。


大東京圏の街は地方でも地域でもないので、意外と未来像についての議論がなされていないように僕の目には映っています。
Uターン、Iターンというキーワードは確かにありますが、川越市の距離感ですと、厳密には機能しないかと。

かといって、別荘地でもないし…

二拠点生活ということになるのかなぁ…

こんなことを考えるとせっかく生まれ育った街なので、大事にしないといけないなという思いが強くなっています。

自分の故郷と向かい合う


故郷からは物理的に逃げ出せたとしても、精神的には逃げきれないので…
独立して新しい会社を始めるなど、変化のタイミングが自分に来ています。
Stingのように正面から受け止める時だと、いう気もします。

そんなことを思案しながら、今朝カワゴエ・マス・メディアさんと話したので、きっと何か前進させなきゃいけないということだなと思って、まず文章にしました。

近々、川越を訪れて仲間を募ろうかなと考えております。

また、みなさんとお会いした時は故郷と故郷の価値、そしてその未来について話してみたいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。


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