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ジブンというペルソナ

 みなさんチームワークしてますか??
No.3代行を事業としてやっているthree.Tのウエツです。
感染症から復活し、隔離の間に溜まったタスク(仕事を含め)を日々こなしながら過ごしております。
noteの更新が遅れているのはこのせいですが、そんなこと言っていては何も始まらない!
ということで、ジブンでスキマ時間を作って書いていきます。
時間はジブンでつくるもの!
そう周りには言っておりますが、実はジブンに言っているんです。
時間の配分って本当に難しいですよね。
これが上手にできる人はスゴイです。

 さて、少し前から「手放す」ことの重要性を考えることが多くなり、ジブンを棚卸しする上で、どんな人で、どんな風に過ごしていきたいのか、と再定義するようになりました。
もちろんすぐに固まるものではないので、進めながら考えていくつもりですが、これって結構大切なことなのかもしれない、と思うようになりました。
ただし、そのジブンが”ひとり”ということではありません。
ボクのように、様々なコミュニティに属していればいるほど、この”ジブン”というものは増えていくように思います。
そうやってジブンを定義づけしているというお話です。

アナタは誰でありたいか

ウエツはウエツたれ

 以前、友人に言われた言葉。
以前と言っても10年以上前のお話。
この言葉を放った友人は、それこそ昔からジブンというものを定義づけしながら進んでいるように思う。
これを言われたとき、ボクはある意味少し迷っていた。
ジブンはどうあるべきか
ジブンとはどういう人間なのか
よく「ジブン探し」という言葉を耳にしますが、それに近いのかも。
ただ、バックパッカーで世界中を旅するとか、いきなり単身でニューヨークに飛び込んで生活してみる、とか世界観の変わるようなお話ではなく、社会人という日本人大学生のあるべき道を進みつつも、その社会の中でどのようなジブンで生きていくのがいいのか、というもっとちっぽけなもの。

 それでもボクにとっては結構大きな問題で、例えばどういう大人になりたいのか、という点。
太っているのか痩せているのか
独身なのか家族がいるのか
ワーカホリックかイクメンパパなのか
スポーツをやるのかDIYを趣味にするのか
お酒を飲むのか飲まないのか
会社員として働くのか別のやり方を模索するのか
など。
こういったことは、みんな考えるのだろう。
このときは、きっと体型についての話だったように思う。
社会人になると忙しくて運動できない人たちも多い。
するとやはり体型はふくよかになってくる。
ボク自身それは悪いことだとは思わない。
むしろ、そいうった体型が合う人もいるし、ある意味貫禄もつく。
機械メーカーで働いていたときに、先輩にもこう言われた。

もう少し太った方がいいな

今考えると大きなお世話だが笑、対峙する方が経営者ばかりの新人セールスマンとして活動するためには、たしかに少しくらいガタイが良い方が見栄えはいい。
こういった声もあり何が良いのか悩んでいたときに、あの友人の言葉だ。

ウエツはウエツたれ

”ウエツ”とはボクの呼び名。
友人の言葉をボクは
ジブンが描くジブン像を貫け
と解釈した。
合っているかどうかはわからないけれど、このときのボクにはメチャクチャ響いたのを覚えている。

ジブンが描くジブン像

 マーケティングの世界でよく使われる「ペルソナ」という言葉。
昔はターゲットとか別の言い方をしていたと思うのだけれど、いつからこんなに使われるようになったのだろう。
ボクらの世代の「ペルソナ」といえば、”女神転生”というゲームソフトを思い出す方も多いはず。
それくらいしか知らなかったけれど、今は至るところ耳にする。
簡単にいうと、
サービス・商品の典型的なユーザー像
のこと。
ターゲットをもっと詳細に具体化した像といった感じ。
実際にマーケティングで利用する場合は、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、ライフスタイルなど、かなり詳しいことまで設定していく。

 仮に、このペルソナをジブンに適用した場合はどうか。
ここまで生きてきた詳細な情報がわかっているため、そこまでの設定は必要ないかもしれない。
ただ、未来のジブン像を想像するのにも「ペルソナ」は使える。
少し先の未来の10年後のジブン
周りの尊敬する大人やカッコいいと思う大人を組み合わせていって、ジブンの人生と重ね合わせ設定する。
その未来の「ジブンペルソナ」であれば、今のジブンはどんな選択をするのか。
それを積み重ねていけばきっと、「ジブンペルソナ」にたどり着ける。

 少し話はズレるのかもしれないが、世の中にはカッコいい大人がたくさんいる。
例えば”郷ひろみ”さん。
これは聞いた話だが、40歳の郷ひろみさんは60歳のジブンはまだまだ元気に踊っていると想像していたらしい。
よく、引退したらゴルフやテニスなどをバリバリやって余生を楽しく過ごしたい、なんていう話を聞く。
けれども郷さんが言うには、スポーツをして楽しく余生を過ごすには
「よし!やるぞ!」
と60歳になってから動き出しても遅い。
そのジブンは今の延長なのだから、今から60歳の動けるジブンであるための準備をしておく必要がある。
と、40歳から(実際はもっと前から鍛えていたと思うが)60歳に向けてトレーニングをされていたそうだ。
そして66歳の今もなお、現役バリバリで活躍されている。

 ただ、郷さんの凄いのは、この話は60歳になったときにされているのではなく、40歳の時点で語っていた、ということだ。
ジブンで20年後の「ジブンペルソナ」をしっかり持って活動されていたのだろう。
ここがキーポイント。

ジブンペルソナはひとりではない

 そんな「ジブンペルソナ」を持って活動していると、どの行動にも意味が出てくる。
すると、あれもしたいなこれもしたいなと活力が湧いてくることも事実。

 そして、この「ジブンペルソナ」はひとりである必要はない。
誰しもいくつかのコミュニティ(わかりやすいところでいうと、会社や家族など)に属している。
その属しているコミュニティで、それぞれ「ジブンペルソナ」が違っていい。
あえて変える必要はないかもしれないが、あるコミュニティでは最前線で活動する立場の人が、また別のコミュニティではまとめるリーダー的な役割を担っていることもある。
そうであるならば、逆に「ジブンペルソナ」を同じにする必要性はない。
あくまでも「ジブン」なので重なっている部分は大いにあると思うけれど、実はユーモアに富んだ人が、別のところではとても真面目な人でもいい。
その場所その場所で、「ジブン」のできる最大限を尽くせれば問題ない。

 そういった意味では、「ジブン探し」という活動は良いのかもしれないが、探してみると”ひとり”ではないことに気づくはず。
私ってこういう人間なのに!なんでみんなわかってくれないの!
と、ジブンを決めつける必要はないのかもしれない。
むしろ、ジブンがいくつかあった方が生きやすような気もする。

 こういう話になるとどうしても、
生きる目的
生きる目標
みたいな大きな話になりがちだけれど、なりたいジブンになることがそこに繋がっている。

だからこそ、もっと簡単に「こういうヒトになりたい!」と大人が声をあげるべき!
そうすれば子どもたちも大きな声で夢を語れる世の中になるはずです。
”夢を語れば笑われて”ってどういうこと?!
恥ずかしがらずに大きな声で理想や夢を語りましょう!

ボクは、
みんなが選択できる世の中にします!


GOING MY WAY.

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