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息子とじぃじの関係・私が危惧していたこと

息子はじぃじが大好きでした。祖父も息子をとても可愛がってっくれました^ ^
留学の記事の中でも少し触れましたが、この1年間くらいの間に祖父はICUに長く入っていたり、大病を患っていて、いつどうなってもおかしくない状態が続いていました。

息子は短期留学をものすごく楽しみにしていました。でも、自分が日本にいない間に、じぃじが居なくなってしまったらどうしよう。と、とても不安がっていました。その時、母ちゃんは息子に言いました。
「じぃじは絶対に大丈夫!だってじぃじ、強運でしょ?!^^」と。
他にもいろいろお話して、それを納得したかのような息子でしたが、オーストラリアで涙がこぼれそうになった話を聞くと、今後、万が一が起こった時の息子のメンタルが心配でしょうがなかった母ちゃんです。

じぃじとは同居をしていたわけでもなく、祖母が変わっているので、お泊まりしたのも、ほんの数回と、息子がじぃじと関わる時間は、息子の下校時間くらいがほとんどでしたが、(息子の下校時間、必ず我が家の庭掃除と言いながら、お庭で息子の帰りを待っていてくれたじぃちゃんです^ ^)
息子にとって、じいちゃんはとても特別な存在でした。
私を育てている時の父は、ほんと怖かったし、厳しかったけど、やっぱり孫は別格なんですね^ ^

ちなみに、息子が短期留学をする頃には、ICUが長かったせいか、じぃじはせん妄状態から認知症が進行していて、お見舞いに行っても、ときどき息子のことを思い出せない感じも見受けられていました。

大好きで仕方ないじぃちゃんに忘れられてしまうかもしれない。
お別れの時がくるかもしれない。
もしもそうなったとき・・・・・・・・・・・・・
私は息子が精神崩壊を起こしてしまうのではないかと、とても危惧していました。

そしてクリニック受診時、主治医にそのことを相談しました。
医師は「息子くんは大丈夫でしょ!彼はいろいろな物事をちゃんと見て理解できる子だから、お母さんが心配するほどではない。」と言いました。
「何を根拠に・・・・・」と、正直母ちゃんは思いましたが、主治医からのアドバイスとして、「じぃちゃんがもしこの世から居なくなったとしても、完全に居なくなってしまうわけではなく、いつも息子くんのすぐ近くにいて、見守っていてくれてるから。」このへんね(笑)とジェスチャーを交えて、話してくれました。

先の見通しが立たないと困惑してしまう息子なので、その日から母ちゃんは息子の様子を見ながら、人間の生命について、命ある間に大切に思う人とどんな時間を過ごすのか過ごしたいのか、誰しもいつかは必ず別れのときが来てしまうこと、その後、残されたものが、どう考えどう前に進んでいくのか。について、話す時間を持ちました。
↑↑
と言いながら、じぃじとの別れのときを考えたら、精神崩壊を起こしそうなのは、母ちゃんのほうかもしれなかったけど(-_-;)

つづく

今日の一言
小学生だからと子供をあなどってはいけない。
子は親が思っている以上に成長している(^^)


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