今まで見た夜空の数なんか覚えていない 星座を見つけようと思ったこともない 太陽が出るまであ…
将来の夢は一軒家に住んで庭をたくさんの花でうめつくすこと。 その頃に既婚でも未婚でも、田…
窓際に座って雲のない空を見上げる 扇風機は生ぬるい風を攪拌させて 夏の空気は休まることなく…
雨上がりの夜道で気づく、自販機から温かい飲み物はなくなっていた。 一日の長さや、散ったサ…
春風が眠る夜に、泣かないようにと抱きしめる。 地元の桜が咲く頃、この街の桜は、所々に青を…
深く沈む夜に愛を 昇りゆく朝に昨晩の夢と欠伸を 遠くに泳ぐ雲を横目に歩く あっという間に 輝…
どこまでも続く田んぼ道や、晴れた日に見える雪染まりの山 異常気象の暖冬でも、朝の空気は凍…
知らない誰かを簡単に知ることが出来る世界 何も知らないのに知ったフリをする世間 知りもしな…
早く、泣かずに眠れる夜を教えてほしい。 アルコールで流そうとした憂鬱は根が深くて抜けなか…