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記憶に残る悪役(アニメ、ゲーム、ドラマ)

独断と偏見で、アニメ、ゲーム、映画、ドラマなどで記憶に残る悪役を紹介したい。私はガリ勉であったのと同時に、アニメやゲームのヲタであったことが、普通の高学歴とは違うところだ。

大和田常務(大和田暁)

ドラマ「半沢直樹」(小説 オレたちバブル入行組)に出てくる、主人公の難敵。半沢直樹第一シーズンのラスボスである。東京大学法学部卒。半沢の父が命を絶つ原因をつくった(父が経営する半沢ネジの融資を引き揚げた)。権謀術数をあやつる極めて狡猾な人物。父の仇討ちのため、半沢は東京中央銀行に入行する。第一シーズンラストでは、半沢に過去の悪事を頭取の目の前でバラされて赤っ恥をかき、半沢に屈辱の土下座をすることで敗北し、頭取からは降格処分を言い渡される。第二シーズンでは、途中から半沢に協力するようになる。印象に残るセリフは「オ・シ・マ・イ、デス!」。なお、ドラマ版で大和田を演じていた香川照之は、ホステスへの悪質なセクハラが暴露されて芸能界を干された。

万俵大介

小説「華麗なる一族」の主人公。TBSドラマ版では主人公の父にして悪役。北大路欣也が演じた。阪神銀行の頭取であり、汚い手段を使ってでも銀行を拡大させる恐ろしい人物。慶應義塾大学経済学部卒。自身の長男が本当は祖父の実子ではないかと疑心暗鬼になる。妻がいながら妾と一緒に生活している。ラストは、長男が自殺し、その血液検査で本当は自身の実子であることが判明する悲劇である。

碇ゲンドウ

新世紀エヴァンゲリオンの主人公、碇シンジの父にして、悪役。人類を滅ぼしてまで、亡くなった妻と再会しようともくろむ。息子はそのための手段としか考えていない。碇ゲンドウとゼーレで人類補完計画の目的が異なることが判明し、ゼーレは戦略自衛隊やエヴァ量産機を使ってNERV本部の制圧と人類補完計画の実行を画策する。最期は、初号機に食われる形で絶命する。

吉良吉影

ジョジョの奇妙な冒険第4章のラスボス、悪役。女性の手に異常な性欲を抱く変質者。女性の手を手に入れるために数々の殺人を繰り返す。スタンド「キラークイーン」は、進化を何度も遂げて、最終的には時間を操るようになる。顔を整形手術して別人になりすましていたが、東方仗助や空条承太郎に見破られ、最期は自動車に轢かれて絶命する。

海原雄山

漫画「美味しんぼ」の主人公、山岡士郎の父にして悪役。芸術家であり美食家でもある。芸術や美食のためならば、家族を不幸にしてもかまわないという自己中心的な人物である。妻を死なせた(と山岡は思っている)ことが原因で息子の山岡から恨まれ、絶縁される。

フリーザ

ドラゴンボールの悪役。孫悟空やベジータの故郷である惑星ベジータを爆破した。その時の「オーホッホ、美しい花火ですよ!」というセリフが、フリーザの恐ろしさと狂気を象徴している。ただし、使えそうな有能な部下は大切に扱う傾向がある。

カリオストロ伯爵

ルパン三世「カリオストロの城」の悪役。偽札を大量に印刷して経済的な力を得る。銀の山羊の指輪を持つクラリスと結婚することで、秘宝を手に入れようとする。ルパンと決闘し、ついに指輪を手に入れるも、城の時計台の針に挟まれて死亡する情けない最期をとげる。

ムスカ大佐

ラピュタ王家の末裔。28歳とされ、意外と若い。飛行石をシータから奪って空中に浮かぶ要塞都市ラピュタを掌握しようとする。古代文字に精通しており、「読める、読めるぞ!」とラピュタ内で喜ぶセリフがある。ラピュタを掌握するも、シータとパズーの滅びの言葉「バルス」によってラピュタもろとも落下して死亡する。「私と勝負するつもりか?」「見ろ、人がまるでゴミのようだ!」が名セリフ。

チュダンテ

韓国ドラマ「ペントハウス」の悪役。幼少期、シングルマザーに育てられて、ホームレス生活を送る。しかし、マンション建築のために建設工事会社が自分の母と妹もろとも住んでいた場所を破壊し、母と妹は死亡する。そのため、母と妹の仇である建設会社の社長に復讐するために、手段を選ばず非道を行って出世し、多くの人を亡き者にしていく。極悪人のサイコパスであると思う。

藤井遼

ドラマ「ドラゴン桜シーズン2」に登場する性格が悪い高校生。鈴鹿央士が演じる。成績はトップクラスだが、運の無さと本番での弱さにより、龍海学園に入学する。成績の悪い同級生を面罵したり、発達障害の原健太を笑いものにして昆虫の虫かごを蹴り飛ばすなど、悪行が多い。しかし、除々に優しい心を取り戻し、ラストでは原健太が東大本郷キャンパス(二次試験会場)で不良にからまれているところを助ける。不良との戦いで右腕を負傷したため、東大理科一類を不合格となる。

ケフカ

ファイナルファンタジー6のラスボス。毒を川に流して大量殺戮するなど、人としての心を持たない極悪人。自分が力を持つためならば手段は選ばず、皇帝を殺して三闘神の力を独占して世界を崩壊させる。瓦礫でできた塔に住み、少しずつ都市を破壊していく完全なサディストである。

七英雄

ゲーム「ロマンシングサガ2」のラスボス。その名の通り、かつては七人の英雄たちであった。迫りくるモンスターを倒すため、「同化の法」「吸収の法」を使って、様々な生物(モンスターを含む)の力を吸収しながら強くなっていく。しかし、どんどん強くなる七英雄を、古代人は恐れた。古代人たちは七英雄をだまして、異世界へと追放する。その後、モンスター同然となった七英雄は元の世界へと帰還し、古代人への復讐をたくらむ。七英雄の本体はある場所に隠されており、普段活動しているのは影であるため、倒しても死ぬことはない。最後はバレンヌ帝国皇帝と戦うため、七英雄の本体全員が合体するも、敗れて、永遠の命を失うことになる。七英雄一人一人の名前は山手線の駅名からとられている。

惑星ベジータの爆発に歓喜するフリーザ


全員が合体して皇帝に最後の決戦を挑む七英雄


碇ゲンドウ

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