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-今夜もトマ氏は生きている-

まぁ、土曜日の夜なので、noteの記事を書いてみようと思う。

週末くらいしか、ゆっくり筆を取る余裕がない。

たまに平日にも投稿しているが、日に日にその余裕がなくなっている。

平日は、昼から晩くらいまでアルバイトをしている。

クリーニング店の仕上げの仕事で、まだ半年くらいだけど、持ち場を少しまとめたり、まとめられなかったり、している。

もう年齢も年齢なので、どこにいっても、数ヶ月くらいで、それなりの仕事量になってしまうことは、ある程度は仕方のないことなのかな、と思っていたりする。

それはそれとして、おとついは、太宰治賞のムックが届いた。

そして、本日は執筆資料として購入した書籍が届いた。

最近は、購入する書籍や雑誌に関しては、そのほとんどが執筆の参考資料を兼ねている。

工芸関係の話を書いている。

そして、何ならアート作品の制作の参考資料にもなりそうなので、色んなものを兼ねすぎている。

もちろん、ただの個人的な趣味も兼ねている。

何か好きなことをぱーっとやりたい、というのなら、金沢にでも工芸の勉強やダムなどを見るための旅行に行きたい。

はっちゃけて、飲み歩いたり、とかには、まったく一切興味がない。

どちらかというと、バンドでもやろうか、みたいな話なら、少し興味がある。

来年か、再来年か、お金が貯まれば、またアップライトベースを手元に買い直そうと思っているので、そうしたら、オーケストラなどのクラシカルやジャズなどにも興味がある。

まぁ、そんな余裕があるのか、と言われれば、演劇に関わることや執筆やアート関連が何だかんだ楽しいので、そんなに欲張ることはできない。

あくまで、夢のなかの話である。

それより、もう少しみしみし仕事をしたい。

そちらの方が先決だろう。

人生、楽しんだもん勝ち、というが。

わたしは、わたしの小さな人生を、ささやかながらダムや工場を見学して、そうしてゆっくり過ごすこと。

そういう暮らしを、今は大事にしている。

音楽やらバンドやら、ぼんやりやりたいことは、後回しでいい。

ほんとは油絵も描きたい。

やりたいことは、山積している。

けど、そんなに、欲張ることは、誰も幸せにしない。

それより、今、こうして目の前にいてくれる人たちとの音楽や演劇、アートや執筆などを、みしみし大切にしたいと思っている。

だから、ほんとのことを言えば、恋愛とかそういうことをしている余力もあまりない。

でも、もっとほんとうのことを言えば、ただ部屋のなかで寝っ転がって、「王様のブランチ」とかを観ている生活も、まぁ、大事だよな、と実は思っている。

こういう夜の時間に、よくわからないドキュメンタリーとかを観ている時間も、わりかし大事なのである。

あと、映画を観たり、漫画を読んだり。

それは、コロナによる時代の変化も、関係しているかもしれない。

やはり、どう考えても、コロナ以降の暮らしでは、部屋のなかで寛いでいる時間の大切さを考えないわけにはいかない。

美術館など、もう久しく足を運んでいない。

喫茶店にも、あまり行かなくなった。

買い物は、わりとAmazonや楽天で済ましている。

時代は刻々と移り変わっている。

これから、どういう時代となるのであろう。

もしかしたら、意外と何も変わらないかもしれない。

でも、お洒落などあまり縁のない暮らし。

奮発して購入したドクターマーチンも、玄関の靴箱を温めている。

とはいえ、何もかもすべてに意味を見出せない夜ばかりだし、価値を見出せない日々ばかりである。

だけど、そこで、目の前のコレクトしてる漫画やCD、楽しみにしてる映画や舞台のことを考える、それが、それこそが真骨のオタクイズムである。

気骨のあるオタクイズムは、人から笑われながらも、推しの作品を世界の誰よりも楽しむ。

ただ、それでさえ、ふっとふいに命を絶ってしまうことだって、ないとは言い切れない。

こんなに前向きで、泥くさい生き方をしているトーマス氏をもってしても、だ。

だから、人の死を笑わない。

きっと何か大切なことが、あったのかもしれない。

それでは、また夏の香りのする夜に。

◇ ◇ ◇

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