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『もの忘れ顛末記 #9 #10』じぃじお疲れ様です。そろそろ孫離れの時間です。

だれかがどこかで言っていた   ”時間は誰にも平等”だ   けれども時の流れはそうはいかない  年の数だけ早回りする


【9話  孫が大きくなったので】


 ここのおじいも はや70代。孫育ていや孫のお守役もいよいよクライマックス ちょっと大げさ・・生まれて3歳までは週5日~6日  4歳からは春夏冬の長期休み  親の知らぬ間にいろんな体験 いろんな経験ありがとう。

おじい、知らない間に公園を あちらこちらに見つけてきて自転車で孫を連れて行く

半年1年 連れ歩く間にあちこちの公園で 孫とともだちとママ友を作ってくる。お出かけお買い物で街を歩けば はるか年の離れたママたちに 声を掛けられる。知らない間に有名人。


 世のお父さんお母さん、2才3才4才だからとバカにしてはいけません。
皆さん仕事で大人の世界で生きてる間  子供たちはあなたの知らない見れない世界を生きています。

3才のとある日は 来るやいなや「話を聞いて」とおじいおばあをつかまえて お父さんの事 お母さんの事 それまであった事 悩んでいる事など人生相談をする。

4才のとある日は 「一人にして」と扉を閉めてひとりになり置いてあった電子オルガンをひきだし(音を鳴らしているだけ)大声で歌いだし
聞こえてきたのは「私の気持ちは・・・・」とか「私は・・・・・」とか
何か親に向かって語ってました。


 最後の孫も小学3年生。もれなく孫たちは3年生になると自分の世界をみつけます。おつかれさんでした。


【10話  ラジオのボリュームが】


 最後の孫が新しい自分の世界に飛び出していきました。定年後から始めた畑そして始まった孫守りの二刀流 それも終了を迎え70代。

最近  見るからにちょっと疲れ気味  孫が来なくなる 畑が10年を迎える    70代になる 何となく理由を重ねてみた。

週5日通った畑もめっきり行かない日が続く。顔の判別機能が落ちはじめテレビを卒業  漢字を忘れはじめて新聞を半分卒業  今は家の周りで掃除 草刈り DIYと体を動かしまだまだ食欲あり。

大自然の中の畑での習慣で作業中にラジオを聴く。ここは密集した住宅街
前後左右にまるきこえ  本人に悪気はございません  気づいていません  周りは40年前後のおつきあい

これは気づかせないとと指摘する はいケンカ  2日ほど音量下がる  すぐまた戻る  注意する  ケンカする  2日音量下がる  また戻る・・・これを2か月。

つかれた時は立ち止まって休息を
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