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お金って大事 〜教育の目線から〜

なんだか、フランス料理のコース料理みたい。

息子氏はまだ7ヶ月。

もちろん今は話す事もできないし、こちらがどれだけ熱心に語りかけようとも、理解してはもらえないけれど

親として、いずれ、何かのタイミングで子供に「お金」について語ったり、相談に乗ったりする時が来る。

気は早過ぎるかも知れないし、今はもっと気にすることが他にあると思っているが、知っておいて気にしておいて損は無いのかなと考えている。

いずれ何かのトラブルや壁にぶち当たる存在

それが「お金」なのだから。


私たち(勝手に巻き込んでいますが)が学生の頃と言いますか、昭和・平成の世代って、何かとこういった話はタブー視されていたような、毛色がどこかしらに漂っていた気がする。

別に話しても、だれかが何かを言う訳でもなく、かと言ってキッカケがないと言い出しにくい雰囲気、世論がなんとなく漂っていたのではないかと察するところではある。

もちろん、学生教育の現場でも同様、教育カリキュラムに織り込まれている訳もなく、何か特別な学びの時間が確保されている訳でもなく。

そんな中、いざ社会に放り出されて、「金融とは何か!」や「投資が大事だよ!」「投資!!」「NISA!!!」

なんて言わても、そりゃわかる訳がない。だって、教えられていないのだから!

自身で何かのきっかけに興味を持って知識を持っている子は例外ではあるが、そんなの稀。

そんな環境下で育って、親となっていざ子供ができたとて、金融リテラシーが向上するわけもない。だって教えられないのだから。教わってもないし。

金融広報中央委員会が18歳~79歳の人を対象に実施した「金融リテラシー調査 2019年」によると、日本ではこれまで学校で金融教育を受ける機会がなかった人は75.0%、家庭での機会がなかった人は62.3%にのぼります。

https://www.bk.mufg.jp/column/keizai/b0035.html



こう言った現状に危機感を覚えた政府(というか国)も教育カリキュラムに金融を組み込み、若年層の知識向上に努め上げられるようテコ入れを行っています。

教育に重きを置かれるのが高校から、小学校と中学校では義務教育の一環と言うよりかは、家庭科等の授業の一部でお金の動きや経済のシステム等の内容が含まれているとの事。ええやん。

近年、成人年齢の引き下げにより18歳となったことから、クレジットカード作成や銀行口座開設が18歳から親権者の同意無しで可能となったことから、昔と比べてより一層金融リテラシー(知識)向上が急務だったわけですね。

将来は、親よりも子供の方が詳しかったりする家庭も多く出てきそう、なんて想像を膨らませながら。

家庭で、有意義な「お金」の話ができる家庭が増えるといいですね。我が家もそうしていきたいですよ。

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