精神科へ行くと思うこと
昨日、定期受診のためにメンタルクリニックの精神科へ行ってきました。
通い始めてもうすぐ2年。主治医とも緊張せず話せるようになりました。初診時よりも回復していると思います。本当にありがたいことですね。
そのメンタルクリニックはとっても小規模。だから通院する患者さんも少ないし軽度の方ばかり。大学病院などでよく聞く「○時間待ち」などは一切ありません。待つのはせいぜい5分。
なのでほかの患者さんとすれ違うこともほとんどなく、自分ともう1人いる程度なのですが、精神科へ行くといつも思うことがあります。
それは、「やっぱり人は見た目じゃ判断できない」ってこと。
毎回すれ違う患者さんは違う人だけど、みーんな普通の人なのよね。
若いお姉さんも、働き盛りの男性も、自分の子(?)に付き添われているおばあちゃんも、みんな普通。
どこにでもいる人のひとり。
でも、診察室の中からは不眠や躁状態について話す声。薬の相談をしている声。
精神科に来るような不調があるように感じない人たちが、精神科医の診察を受けている。
不思議なもんだなーと思うのです。
私もそう見られているのかな。「なんであんな若い子が?」って思われてるのかな。
ちょっと気になるね。笑
自分が病気を隠して大学生活を送れちゃったように、周りからはなんにも見えないのかもしれない。
同じように、どれだけ気を遣っていても、私は周りの人の苦しさに気づけていないかもしれない。
自戒。
でも見えないのは仕方ない。気がする。
人の心なんて見えない。
だから、
普段から、苦しい人にもそうでない人にも優しさと安心を届けられるようにしていかなくちゃ。
ちゃんと「わかってない」って自覚したうえで伝えていく努力をしていきたいな。
そんな独り言。
昨日の受診のときに自立支援の更新に必要な診断書をくださいって言うの忘れたから電話しなきゃ。めんどくせ。