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人に対して「諦め」の感情を持つことのリスク


こんにちは、Karenです。

最近ようやく春らしい気温になりましたね。

本日は 人に対して「諦め」の感情を持つことのリスク について考えてみました。

私自身、夢見がちで付き合う前も付き合った後も、恋人に対して期待を無意識にしがちで、その結果が期待していたものと違った時にかなり落胆してしまっていました。落胆した後、怒ってしまうこともありました。

よく「人に期待しない方がいい」と聞きますが、
「人に対して諦めを持つこと」と紙一重な意味にも聞こえます。

が、本質的には異なっているのではないか?と思います。

「人に期待しない方がいい」というのは個人的には正解だと思います。なぜなら、「人に期待する」というのは相手に自分の理想を押し付けているだけだからです。

その結果が自分の理想と違ったものだったからこそ、
悲しみ、イラつきなどの感情を持ってしまいます。

なので恋愛に関しては(他のことにもそうなのかもしれないですが)自分の理想を押し付けるような期待を相手にしないことが1番健康的な関係だと思います。

少し脱線してしまいましたが、
「人に対して諦めの感情を持つこと」と聞いて、
皆さんはどのような具体例を思い付くでしょうか?

私の場合だと、下記のような具体例が挙げられます。

・私の意見は聞いてくれないからもう話すのやめよう。

・嫌って言ってるのに一向に譲歩してもらえないから、
話し合いは無理だしもういいや。

・今までずっとそうだったから、もう言っても無駄。

この「もういいや」と相手に思った時が、
人に対して諦めを感じた瞬間だと思います。

それまでは相手に一生懸命伝えたかった意見を、
相手が理解してくれなくても伝え続けてきました。

相手にもよりますが、受け入れてくれない人がいた時に期待同様、悲しみや怒りを感じてしまい、
所謂情緒不安定な状態になってしまいその状態から抜け出したくてもがいていた時に解決策として出てきたのが「諦め」でした。

諦めることで楽になったことも勿論あります。

気持ちが大きく揺さぶられることもなく、
相手にも自分にもピリッとした雰囲気を持たなくて良くなります。

最初は本当に楽で「これが対人関係で健康的な状態だ」と思いました。

が、やはりチリが積もれば山となる、ということなのか、ずっと暗〜い鬱のような中に自分がいるような感覚にいつしかなるのです。

言葉で説明するのが難しいので、簡単に表にしてみました。

緑のラインはあなたの心の状態が無の状態を意味します。

「期待」というのは言葉の意味の通り、
プラスマイナス0よりも少し上に位置付けられます。

「諦め」はプラスマイナス0よりも下に位置付けられます。

ここで「期待」「しない」という方向に矢印を持っていくと、少し上の位置付けから下に下がりプラスマイナス0の状態になります。

しかし「諦め」はそもそもがプラスマイナス0より下に位置付けられているので、諦めている状態が続いているのは一見感情が大きく揺さぶられることはなくても、
常にマイナスの感情にいることになるのです。

常にマイナスの部分に自分の感情を置いておくことが、
私には健康的には思えません。

では、諦めの感情を捨てるためにはどうしたらいいのか?と思うかと思います。

対人関係において諦めの感情を持った時点で、
相手が何か努力をしない限りあなたの中での相手に対しての評価は変わらないと思います。

(しつこいぐらい相手は変えられないと言ってる通りです)

相手が何かをしない限りあなたの諦めの状態を抜け出せないのであれば、私はその対人関係を断ち切ることをお勧めします。

仕事上の関係で絶対に付き合っていかないといけない義務がある場合は、話は変わってきますが、恋愛や友人関係などで義務ではない対人関係性で「諦め」を感じたらそこで関係性が破綻しているといっても過言ではないからです。

諦めを感じたら、私のように長期間暗い気持ちになる前に、断捨離してみてはいかがでしょうか。

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