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考えるとは何ですか?

みなさんこんにちは。ライアンです。
今回は「考える」をテーマにお話ししていきます。
「教育」というテーマにすごく親和性の高いテーマだと思います。
ぜひ楽しんでいってください。
 
※ぜひ、「へぇ、この人はこんな風に考えるんだ」ってくらいの感覚で読んでもらえると嬉しいです。
私の発信するコンテンツには私の偏見や
私なりの常識が満載になっています。
考え方や価値観が皆さんがお持ちのものと異なる場合も
多々あると思いますが、それも含めて楽しんでもらえると幸いです。
 



とあるシチュエーション


皆さんはこんな経験がありますか

・親や先生に「もっとよく考えなさい」と言われた。
・部下や後輩が真面目に考えてくれない。

どちらの例も「考える」という言葉がキーワードになってくると思います。2つのシチュエーションは「考えろ」と言う側、言われる側、
それぞれの立場からの例になります。
両方の経験をお持ちの方は多いでしょう。
特に学生であれば一つ目の例が多く、
社会人になれば2つ目の例を経験する数が増えるはずです。
では、そのような方に問います。
「あなたは考えるをどう定義しますか?」
少し考えてみてください。
 
 

考えるを定義する


さて、どうでしょう?アイデアはまとまりましたか?
もちろん辞書を引けばたくさんの意味が出てきますし、みなさんそれぞれに違ったアイデアがあっていいとも思います。
ここで私の定義を紹介します。
「考えるとは問を立てること」
どうでしょうか。納得できる人もいればピンとこない人もいると思います。
皆さんには数秒前に「考える」の定義を考えてもらいました。
それは私が問を立て、それを皆さんに投げかけたからです。
人間は問いに敏感な生き物です。何?なぜ?どうやって?つまり?
これらの問いは人間の脳を働かせる刺激になります。そして問の質や量こそが思考の深さや質を決定づける要因となると私は考えています。
 
「定義を踏まえて、現実世界ではどのように応用するの?」
「定義を知ったところで何?」
と思われる方もいると思います。
ここではこの定義を知ったうえで、
どのように現実世界で役立て行くのかについてお話します。
 
1:思考プロセスの共有
これは冒頭で紹介した例だと、2つ目のシチュエーションで有効になると思います。誰かに思考を促すとき、私たちがすべきなのは「どのような問いを立てて欲しいか」「自分だったらどのような問いを立てていくのか」を共有することです。問いの立て方を説明できれば一番なのですが、かなり難しいと思います。そこで皆さんの思考プロセス(どんな問を立てたのか)を共有し、相手にはそこから傾向や感覚を掴んでもらうのです。まずは代わりに問を立ててあげるのもいいかもしれません。慣れてきたら、
「あなたはどんな問を立てる?」と問いかけてみてもいいでしょう。
 
2:相手の思考プロセスを理解する。
これは冒頭の例だと、一つ目のシチュエーションで使えるかもしれません。一つ目の例をだと、「よく考えなさい」という部分にひっかりを持つ人も多いはずです。「よく考えろつったって…何をどう考えるんだよ!」という感情を持ってしまう時もあると思います。
そんな時は、相手の思考を問いによって整理し、理解することが有効的です。「どの部分において思考が足りないと相手は感じているのか」「どのような結果を相手は私に求めているのか」「そもそも相手の言う”よく”とはどの程度の話か」この辺りを明らかにするだけでもコミュニケーションのずれを避けることができます。そして、相手の期待値を正確にとらえることができます。ぜひ相手に問を投げかけてみてください。少し棘のある言い方かもしれませんが、相手が優秀であるほど、これらの質問に的確に答えてくれるはずです。なぜなら、それだけ相手は思考をしており、言語化の可能な領域までそのことを理解をした上で、「考えなさい」という言葉を使っているはずだからです。逆に「考えなさい」という言葉を使う時は注意が必要ということですね。
 
 

まとめ


今回は考えるという言葉を定義してお話をしてみました。
普段なんとなく使ってしまいがちな「考える」という言葉ですが、
意外と扱いに注意が必要な動詞だったと思います。
「皆さんは今日の学びをどのように役立てますか?」
ぜひ考えてみてください。
私が普段行っている思考プロセスも別の記事で公開しようと思います。
興味のある方はチェックしてみてください。
 

終わり


本日の内容は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私の記事は過去の自分に向けて、
知識や価値観を提供するつもりで書いています。
(一応大衆向けに主語や言葉の表現は修正してあります)
そんな中から少しでも、皆さんにとっての
新しい気づきや発見があればうれしい限りです。
 


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