天才?伝説?それともカイブツ?
#2笑いのカイブツ
なぜ私が、ツチヤタカユキという人物を知っていたかというと、
オードリのANNのヘビーリスナーで頻繁いに彼の名前が出てきて、
しかも、その話はおもしろいかったからです。
どんな話なのかは上記添付記事を読んでもらうとしてこっから私の感想です。多分ネタバレあるかもです。
よく世間は何かに達観した人を天才と言ったり、何かを成し遂げた人のことを伝説の〇〇と言ったりする。
では彼(ツチヤヤカユキ)はどれに値するのだろう。
別に笑いでトップを取ったわけでもなく、極めたわけでもない。
自分のやりたいことをやり続けている。
彼はお笑いにしか興味がなく、笑い以外の人にも、仕事にも、愛にも何にも興味がない。そんなにも好きなもの一筋にやっていても、彼は笑いを仕事にすることができないし、トップになることもできない。まぁ才能がないのだ。
それなのに何故彼は諦めないのだろう。
あ、それがカイブツなんだ。と個人的には感じた。
結局、天才は5秒に一回ネタを考えなくても面白いものを作り上げるし、
才能があればちゃんと成果は出る。
芸術は夢さえあれば叶うものではないし、努力だけで報われるものではない。
美大卒で特にアーティスト向きでなかった私には、なかなか痛いところを突いてくるところがある。
でも、ツチヤタカヒロという人物が一概に面白くないわけではない。
行動は変だし、言動も面白い。
彼は、彼自身の面白さに気づいていないので、それを笑いの強みにできない。
それを強みにできたのが西寺なのだ。
実際、若林がANNで話すツチヤの話は面白い。
西寺は見たものを面白くいう才能がある。
ネタも面白い。天才。
ツチヤを見ていると、
叶わない夢に向かって走り続けることは苦しく、難しいのだと思った。
それでも続ける人がカイブツなのではないだろうか。