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ゆるゆる野菜づくりで心穏やかライフ

以前にも、ゆるーく野菜づくりを始めたご報告をした。

花園の農産物直売所で買ったピーマンの苗は、あっという間に大きくなった。

ピーマンは、放っておいてもびっくりするくらいちゃんとなる。
粉末だしとちょっとの醤油で味をつけて、卵と炒めると非常に美味しいのだけれど、そのレシピはたとえばやや貧弱なピーマンひとつと卵ひとつだけでも人間一人分のおかずが作れてしまうので、家庭菜園ピーマンにはいやはやもってこいなお料理だと思う。

上手に育てれば五回くらいは収穫できるよ、という内容をどこかのネット記事で拝見したのだけれど、五回、というのは袋売りされているピーマン五袋分、と認識していいのだろうか。
確かに、上手に育てればそれくらいにはなりそうなので、少なくともちゃんと元は取れそうだ。

なんだか妙に暑くなってしまったこの六月末、ピーマンたちも例に漏れず「暑い!」と悲鳴を上げている。
ついうっかり水やりを怠って、これまで数々の植物を枯らしてきてしまった私だけれど、割とピーマンのおかげで、その他の植物たちにもちゃんと水やりを忘れずに過ごせているところもあったりする。ありがたやありがたや。

今年から育てているカモミールも順調に花を咲かせていて、ちょっと弱ってきたものを選んで花を摘み取って、カモミールティー(というか白湯にお花を浮かべている感じ)にして飲んでいる。
なんだかお菓子の林檎っぽいというか、爽やかな香りがしてとても愛らしい花だ。
どうやら増えるみたいだし、もっと都合のいいプランターに移し替えてあげたい。

物価がどうとか節電がどうとか、ぶっちゃけ煩わしい(…なんて言いたくなる)ことが多い世の中だけれど、だからこそ心の逃げ場を作りたい。
そのひとつが、私にとっての「食べられる植物=野菜、を育てる」ことだと感じている。
自分で育てたものを口にすると、ちょっと「生きている」感覚が強くなる気がするのだ。

これからやっていきたいこととして少し考えているのが、いかにして少しでも心を穏やかに生活していくか、その道案内ができる自分になる—ということだったりする。
そういうのって、名称的にはなんというのか私にはわからない。なんちゃらプランナーとかなんちゃらライフデザイナーとか、そんな塩梅なのだろうか?
わからないから「こう名乗ろう!」とまではまだ考えていないけれど、とりあえず「心を穏やかに生活していく」方法のひとつとして、野菜づくりもピックアップできる気がしている。
農家さんレベルまで頑張っちゃうと逆にしんどいことも目の当たりにしていくだろうから、あくまで家庭菜園レベルがゆるく心地よく楽しめるんじゃあないだろうか。

ということで野菜づくり、これからも楽しんでいこうと思う。
なるべく簡単でなるべく初心者向けな野菜、他に何があるかなあ。

#やってみた大賞

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