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〜N/thestory共同開発 看護師 コミュニティ”thestar”インタビューvol.4〜 thestoryとの出会いと関わり続けてくれている理由。そして、看護師のキャリアに対する想いを聞いてみた



N/thestory共同開発看護師コミュニティ”thestar"について

インタビューの前に、N/thestory共同開発看護師コミュニティthestar(ジスタ―)について簡単にご紹介します。

/thestoryは、創業時より看護師に本当の意味で寄り添えるサービスを作るんだ!と決めています。看護師のリアルな声を聞いて、サービス開発に反映させるべく創業のタイミングで看護師全体のキャリアや未来への強い想いをお持ちの看護師等、数名にお声がけしたのが現在のthestarコミュニティの皆様です。

月に1回程度行うミーティングでは、看護師の持つ課題感を伺ったり、実際にアプリを使った上で看護師目線のフィードバックをいただいたり。転職する時にどんなことが知りたいか、スカウトはどういうことが書いてあると嬉しいか、今後の方向性など含め様々なことに対して意見をくださる超超超超・・超が何個ついても足りないくらいありがたいコミュニティです。感謝の気持ちしかなくて書いているだけで涙が出てきそうです。関わり方は様々ですが30名ほどの方が一緒にサービス開発をしてくださっています。

てるりんさん略歴

新卒で2次救急の病院に入職し、一般病棟、手術室、救急外来を経験。退職後は、企業で看護師向けの転職支援をしながら、非常勤として訪問看護ステーションにて勤務。現在は非常勤で訪問看護ステーションを2社兼務中。病院時代に3児の父になり2度の育休も経験。

/thestoryとの出会い

aki:
てるりんさん、今日はなんとN/thestoryリリースから1年という記念日ですよ!出会いから1年?いや、もっと経つかも!こうしてずっと関わってくださって、ありがとうございます!/thestoryに出会ってからのこの1年を振り返ってどうですか?

てるりん:
おめでとうございます。そんなに経ちますか。早いな。

当時、創業メンバーの方から声をかけていただいたんですよね。看護師が理想の職場で働けるようにそれに伴う様々なサービスで、プラットフォームの開発に向けて看護師ボランティアを募集してるんだけど、関われる人いたら連絡ちょうだいね、というような話でした。

その時ちょうどコロナ禍だったこともあり、外との関わりを閉ざさざるを得なかったタイミングだったので、thestarのみなさんや/thestoryのスタッフとの出会いというか、新しい場所に巡り会えて良かったなと思っています。

最初は確か、自己紹介し合いましょう、みたいなMTGだったかな。

/thestoryのメンバーの人の自己紹介も聞いたりしながら、転職エージェントではないんだなってことがわかったのと、あとは、おもしろいキャリアの方が多いなと思った記憶があります。

aki:
そんな出会いだったんですね!この1年間で印象的だったことはありましたか?

てるりん:
去年の年末、みんなでオンライン忘年会をやったじゃないですか。あれは印象的でしたね。

なかなか対面で会えない中でも/thestoryの人がいろいろ準備してくれて、みんなでお酒飲んで楽しく話せて、すごく嬉しいかったです。めっちゃ豪華だったし!(笑)

あとは、月に1回くらいあるthestarのミーティング。みんな一緒になってサービスの状況を聞いたり、いろいろ考えたりするわけですけど、ああいうのもやっぱ楽しいですよね。

僕はもともと人が好きで、特に新しいことや新しい人と関わるのがすごく好きなんですよ。だから、thestarのミーティングは新しい出会いや日頃関わらない人と話せるというのもあって、いつも新鮮な気持ちで参加してます。出会いと学びがあるコミュニティ、みたいな感じ。

僕、こういう場所すごく大事だと思うんです。交流というか、サードスペース的なものというか。話題は別に何でもいいんですよ。看護の話もしてもいいし、趣味の話をしても良いし。自分が働いている病院以外の世界ともつながりを持っておくことによって、潤いとか豊かさみたいなのが生まれると思うんですね。心の余裕というのかな。

自分の職場だけの視点だと、そこが当たり前になってしまって絶対評価にしかならないんですけど、外の話が聞けると、意外と自分の病院のやってることってまともなんだ、とか思えるしね。逆もしかりで。外科病棟、内科病棟と言ってもどの病院もそれぞれ違うんですよね。そういうのも広い視野で見た方が、良い意味でキャリアを考えるきっかけになったりするかなって思います。

コロナ以前は、飲み会もあって、いろんな繋がりが生まれやすかったし、職場内でも先輩の飲みの場での以外な一面が見れたり、お酒飲みながら聞く看護のオフトークが実は何よりの勉強だったりしたんですけど、今はそういう場は少ないですよね。

aki:
そうですね。看護師のみなさんは特に感染対策を徹底されてますし、今もまだなかなか難しいところがありますよね。

看護師のキャリアの話

aki:
改めてですけど、看護師のキャリアという言葉に対しては考えると、いろんな問題とか課題があると思うんですけど、こんなふうになっていったらいいなとかありますか?

てるりん:
仕事はもちろん大事だけど、それだけで考えるんじゃなく、仕事以外の楽しいことも大事にしてほしいと思ってるんです。僕も仕事は好きですけど、仕事だけのために生きたくはないので、仕事は3割ぐらいのイメージでいるようにしています。人生を豊かにするというのが目的としてあって、その為の仕事。病院だけじゃなくていろんな人と繋がって、他の世界を見ることでそういう視野で考えられるような人が増えるといいなと思います。

あとはIT化が進んでくると、肉体労働の部分をロボットがしてくれるようになっていって、その分もうちょっと、いわゆる看護的なところをしっかりできるといいなとは思います。医療的なことはもちろん大事だけど、機械でできるものもあると思うんですよね。

だからこそ、生身の人間にしかできないことができるような人が増えるといいのかなって。ちょっと心が病んでいるとか、体がしんどい人に話しかけて寄り添うっていうのは機械では今のところ難しそうで、人だからわかる感覚とかそういうところ。

なかなか難しいし言語化もされないけど、そういうのを培うというか良い関わりをするのが看護だと僕は思ってます。時代が変わっていくと、そういうことの方が評価が高くなるんじゃないかな、と。

N/thestoryの今後について

aki:
なるほど。ありがとうございます!
看護師のキャリアや今後の話をしてきましたが、その中で/thestoryってどんなサービスなのかであったり、今後こんなサービスになって欲しいななど、もしあれば教えてください!

てるりん:
そうですね。いつも言ってますけど、やっぱりスカウトが来るっていうのは本当にいいんですよね。だから、もうちょっと幅広くいろんな層に届けばいいなと。そうしてスカウトを受け取りながら、/thestoryの想いに共感した人たちが増えて、転職の仕方も変わってくると業界的にもいいなと思いますね。

aki:
転職の仕方がどう変わるといいなと思いますか?

てるりん:
一番はマッチングですね。自分の想いと会社の想いがマッチングすること。

これまでの転職というか、求人票見て、面接してという転職だと入る前にわからない部分が多いじゃないですか。そこがN/thestoryの場合、面接じゃなくてカジュアル面談があって、想いや価値観のすり合わせがしやすそう。

堅苦しい面接は、お互いを知るという意味においてはあまり意味がないんですよね。なので、3回くらいの面談で、管理者だけじゃなくてスタッフとの面談とかができたり、訪問看護だったら訪問同行できたり、看護ステーションのチャットツールに参加できるとか、そんなのができたらいいなって思います。他にもカンファレンスに参加できるとかもいいですよね。

入職前に日常の姿が見えて、その上で判断ができるとミスマッチが減ると思うので、N/thestoryがそういうサービスになっていけばいいなと思います。

aki:
良いご縁が紡げるサービスになれるよう頑張ります!てるりんさんありがとうございました!

てるりんさんとお茶した時の一枚

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