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不安な感情の行き着く先は


「発言や人当たりがきつい人」「主語がない指示連絡、発言をする人」は「自分に自信がない人」「知識経験不足であることに向き合うことが不安な人」だと気が付いてから、ストレスは軽減されてきた。まだ終わらない今年の1年はとくにそんなことを感じただけではなく、この2種類のタイプの人だけではなくて「手段が目的化してしまっている人」もそんな人なんだと思うようになった。そのことを批判も否定もする気はないし、誹謗中傷を浴びせることもしない。諸般の事情があるのかもしれないし、病や人に話すことのできない問題を抱えてそうなってしまっているのかもしれず、そんな自分を守るための「生存本能」を現わしているだけのことなんだから。

しかしながら、物事には限度あるでしょう。しかしながら、言っていいことと悪いことがあるでしょう。

そんな不安な感情を抱え込みすぎて心身ともに滅入ってしまっては、このことほど本末転倒なものというか辛く悲しいことはない。だから、どんな形であれ不安な感情を現わすことは必要なことではあるけれど、「やられたら、やり返す。やられてなくても、やり返す。身に覚えのないやつも、やり返す。誰かれかまわず、やり返す。八つ当たりだぁー」とどこかで聞いたことのあるような言葉ではないけれど、それに近いようなことをして周囲に不快・失望・諦め…そんな感情を引き起こしてしまってはこのことこそ本末転倒なことはないと思う。

ああ、そうか、こんなところから同調圧力や「手段が目的化」するようなことが生まれてくるのか。

そんな状態になってしまうといつの世も苦しめられるのは「若い世代と声なき声の民」だ。弱い立場にいる人達が苦しめられることになる。そんな状態を引き起こしている人達はそんな意識はまったくない。善意とすら感じているでしょう「悪意のない善意」ほと質の悪いものはないのだけれど。逆に「若い世代と声なき声の民」が同じようなことことをした時、不安な感情をさらけ出している人達に「助け舟」を出した時、恐らくは反感を買うだけになりより一層弱い立場に追い込まれることの方が多いのが社会の現実だと現実に諦めきってしまってはダメなんだと思うけれど、それが現実なんじゃないかと思うわけで。

だから、自ずと「危機的な時」「話を求められた時」にしか何も言わなくなるようになる。

けれど、「それはダメなんだ」と不安な感情にさいなまれている人達は真顔で言う。「ならどうしろと」と苦笑するしかないけれど、何とか苦笑する程度に矛を収められるようになったのは「こうした状態の中で苦労し尽くしてきた結果」であって、ストレスもそれほど感じなくはなってきたけれどそれも辛いものは辛いし、知らず知らずのうちに体を蝕んで入院せざるを得ないほどのポリープが消化器にできて先月末短期入院をせざるを得ないところまできてしまいました。

(定期的にかかりつけ医で内視鏡検査をやっていたけれど、入院せざるを得ないところまで…)
(幸いなことに、良性)
(入院前のPCR検査が必須でそちらの方が心配だったけれど、幸いなことに陰性だった。まあ、だから入院できて治療できたのだけれど、何とか入院できてよかった。今の時期だったらもしかしたら厳しかったかもしれない)

「ただ」不安な感情を現わし、同調圧力をかけてくる人にはっきりと「ちがうだろ、ちがうだろ、ちがうだろー」とどこかで聞いたことなるような暴言とまではいかなくとも「止めてください」ということが必要なんだと思う。「止めてください」ということで「ただ」不安な感情をぶつけてくる人間から自分のことを守ることができる。受け手側の「生存本能」を現わすことが必要。それが私自身に足りなかった結果「ただ」負担が増えるばかりで、そんなことに摩耗し「人としての大切な何か」を失う結果となった(現時点において)そんな気がしてならない。

「止めてください」と言ってもなお「ただ」不安な感情をぶつけ同調圧力をかけてきた場合「その人はその程度の人間」で、そんな人からは離れていくべきなんだと思う。

離れることができない場合、そんな時に「上辺感」が生まれてくるのだろう。

また終わらない2020年。厄がようやく明けて未来が開けてくると希望に満ち溢れていたはずなのに何かが足らず何かを間違え何かに引っ張られ続けてきたから、5年ぶり4度目の短期入院まですることにもなったから、こんなにも長く感じるのだろうか。先生が走り出しているはずの師走の月もまだ終わらない。年齢を重ねるほど時間経つのが早く感じられ「光陰矢の如し」のような日々を送るようになるものだと思っていたし、実際にこれまでそうだった。けれど、なぜか今年は時間が経つのが遅く感じられる。

「何かが変わろうとしているからなのか」

そんなことを考える年末。同調圧力が高まり過ぎている職場に行くことが辛くてたまらない。「自分自身が前向きな方向に変わろうとしている」ことに繋がっている時間が経つのが遅く感じられる感覚だといいのだけれど。同調圧力に滅入ってしまうような「自分自身の後ろ向きな変化」にならなければいいし、何とかそうならないようにしたい。

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