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「何かが」違うんだ。そう思う日も、なくならないけれど。

なかなか終わらない10月…といってもあと2日で終わりだけれど、今月は「まだ」終わらないという感覚が強い。これまでの人生でこれほどまでに時間の流れを長く感じたことはあっただろうか。「日常が楽しくなく、暇で、様々な事を考え過ぎ」だからなのか、「自分で決めたことに対して地道に行動している」からなのか。心理学的には前者の場合、時の流れを長く感じることが多いようだけれど、やはりそれが理由なんだろうか。普通に考えれば後者の場合、時の流れを早く感じるものではありますが。

「何かが」変わろうとしている時期の生みの苦しみを感じているから、時の流れが遅く感じている…とは考えられないだろうか。

「変わる」といっても個人の問題に関してだけなんだろう。周辺環境は変わることもない。むしろ蝕むように悪化の一途をたどっているような気がしてならない。蝕んで蝕んで蝕んで…周辺換気からは、まとめて「どーん」とヤラレルような気がしてならないといったところが正解か。そんなことが本当に起きれば、それは全て私の不徳の致すところで反省反省また反省しなければならない。自分の至らなさがそんな反応を引き出してしまうことになってしまったのだろうから(まだ起きてないけれど、ある意味起きているともいえる)けれど、それはそれであって、根本的に「構造的なもの」が引き起こしている感は否めないと思う。「俺たち私達の責任はお前の責任でもある。お前の責任はお前だけの責任」と言われ続けているような気がしてならないのはそのことをよく現しているんじゃないだろうか。

再三再四書いてきた事ではあるけれど、コミュニケーションが足らなかったことは事実。それが「変な」緊張感を生み出してしまった。その責は他者よりも私の方により多くあると、ほんとうに、思う。自分で自分を追い込んでしまわない程には。

来月末簡単な手術で短期間入院することになった。オリンピックと同じ周期ではないけれど、働き始めてから同じ年数おきに起きる事案。心配はしていないけれど、時期的にPCR検査をすることになるので(院内感染対策だそうだ)そちらの方が心配。全く症状がないのに2週間拘束されることになりはしないか、そのことで本来必要な手術を受けることが延びてしまうことの不安の方が強い。

また、入院手続きの準備書類に緊急時連絡先や保証人を記入する欄があった。…両親しかいないこと、両親は入院はしていないのに子供の方がたくさん入院していること。その情けなさや申し訳なさが…

短期間とはいえ入院することになったので会社側にも連絡しなければならない。「俺がいなくても誰かがやる」ものなものだけれど「俺がいなくても誰もやらない」ことの方が多い。「俺がいなくても誰かがやれるように」マニュアルも含めて日々整理整頓してわかりやすく残しているのに。だから、入院する件をいつ切り出そうか迷っている。そう数年前もそうだった。かなりギリギリになってから言うようにして、何も言われないようにしたけれど、また同じことをしたら「あれから何も変わっていない」ことになるので、それだけは避けようと思う。

ただ、あの時は「会社側の人間に同じ病気を患った人がたまたまいた」から理解を示されただけのこと。今回は…それがないから信用も信頼もできず不安でしかない。「どこまで伝えればいいのか、そもそも伝えてしまっていいのか」と。

人間は自分が経験したことでなければ物事を判断できず、目線を向けることもできない。それが人間だから。けれど、人間は未経験なことの方が多いはず。「判断せず、目線を向けない」ことは、周囲の人間にとっては大迷惑でしかないことに気が付かない人に摩耗し続ける日々。

普通は「それじゃ駄目じゃん」と思うから、様々な形で協力し合ったり「雇用」や「就学」という形を取ったりするものだけれど、「俺がいなくても誰かがやれるように」マニュアルも含めて日々整理整頓してわかりやすく残しているものに対して文句しか言わないのは目に見えている。

ならば、それをちゃんと整備する時間を寄越せ。

ならば、それを見てどこが駄目か指摘しろ。

…といいたけれど、まあ、やっぱり、私の人間性がそんな反応を取らせてしまうのだと反省しておこうと思う。私ができるのは日の目を見ることはないだろうことに地道に取り組んで地道に整備していくことであり、そこにこそ自分の存在意義があると思っているから。

それ以上のことは、後世の方にご判断いただくしかない。

「確認して下さらないんですか?私の業務内容を把握されていなくてもいいんですか?」との問いかけに対して「いい、必要ない」と言ってのけたことは忘れません。「使い勝手良いように使われてきた」と感じるのはこんなところが理由。

私の不徳の…以下省略。

反省すべきことは反省したいけれど、やっぱり「構造的な問題」が根本にあるからそんな反応が出てきてしまうと思えてならない今日この頃。10月はまだ終わらない。

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