おばあちゃんと観葉植物
今朝、部屋にある大きめの観葉植物に水をあげて、
枯れた葉を取ったりしていたら、また新しい葉が出てきているのを
見つけて、ラッキー✨と思いながら。
気持ち良い朝になって。
その後に、朝食の準備を始めて。メインのスープは、一昨日作ったオーガニックのカボチャとオーガニックの小豆(自分で煮た&煮汁入り)と野菜をたっぷり入れた具沢山のトマトスープを温めて。がんもどきに、大根おろしを添えて。炊き立てのご飯には、天然のシャケフレークをトッピングして。飲み物は、ホット緑茶で、贅沢な朝ごはん🍵
メニューがたくさんあって、飲み物も全て、手作りで食卓が華やかになると、心も満ちる。
少し話がそれたけれど、部屋にある観葉植物は。私がまだ学生だったころに、無印で購入した小さい観葉植物で、自分の部屋に置いていたものの、枯れてしまいそうになり。
それを見かねたおばあちゃんが、居間に観葉植物を移して、毎日というよりも、ほぼいつも丁寧に世話をして、気がつけばその植物は緑全開の元気な姿に変わりました。それを見た時に、やっぱりばあちゃんはすごいなあ〜と。そして、一度枯れても、またこれだけ全開で緑に変わるんだあ。。。と驚いたことがあって。同時に、枯れた植物を生き返らせるおばあちゃんに、「この人は普通の人じゃないなあ…」と思ったりなんかもして。
その植物は、おばあちゃんが要介護5になってからも、ずっとおばあちゃんの部屋に置いて、旅立つ時もしっかりと見守ってくれた。ばあちゃんが101歳になった時は、おばあちゃんの誕生日に合わせて一輪の花が咲き。おばあちゃんが102歳になった時も、やっぱり誕生日に合わせて二輪の花が咲き、103歳の時もこれまた三輪の花が咲いた。多分ね、この観葉植物の子は、おばあちゃんに助けられたことを分かってる。私の誕生日には咲かない。笑 それで、おばあちゃんが旅立った後は、おばあちゃんの誕生日に合わせて、花が咲いたこともない。ただ、おばあちゃんが旅立って、寂しいなあと思い、あの花を思い出して、なんだか花がほしいなあと思った時に、その観葉植物は、一輪の花を咲かせた。分かってるんだなあ〜と思いながら。
今でもじ〜んとする。もう、長老みたな感じの観葉植物で、弱そうで強くて、結構元気いっぱいで。よく元気もらってる子。人間で言うと、長老のおばあちゃんって感じがする。
今もまだこうやって、新しい芽が出ているのは、おばあちゃんが繋いだ命だからね。私も同じ。これだけ、健康に元気で幸せに暮らせてるのも、やっぱりおばあちゃんが繋いだ命だからね。ありがたいわ。心に優しさがある人でないと、たどり着けない。たかが動画での有名や名声に向かうそれよりも、命をしっかり育てるっていうのは、本当に素晴らしいね。私は、都会育ちで、普通に生活してるわけだから。アウトロうな人たちの話しより、しっかりと生活をしてきた人たちの先人の知恵の方が好きだわ。別に私、ジャングルの奥地に住んでるわけでもないしって思う。一般の家庭にある、昔からの知恵袋の方が、よっぽど好きだわ。
可もなく不可もなし。別にやったことを「ほれ、どうだ。俺様だ」ってやるわけでもなく。ただ当たり前にやってのけて、本人は大したことをしたつもりでもなく。それも「自分がやったのだ」と思ってはならないっていう発想すらなく。それくらい削ぎ落とされてると、いいよね。さっぱりしてる方がいいね。好きだわ。
おばあちゃん、好きだわ。今だに、好き。
でも、今はね、彼が好き。いや、二人とも好き。ん?やっぱり彼かな…
そんな揺れる心を持ちながら、私も皆様と同じように、素敵な土曜日を過ごそう🌷と思います。
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