ITで社会を変える!認知症に立ち向かうエンジニアの新たな挑戦
社員番号2番の人です!
こんにちは! Theoria technologies 社員番号2番、テックリードの秀島です。Webシステムのバックエンドの開発をメインにキャリアをつんできたフルスタックエンジニアです。
プライベートでは妻ときままな二人暮らし。
モノを捨てられないオタク夫婦で、一生片付かない部屋で、増殖し続ける本の山と、ちょっと考えたら「絶対それ二度と使わないよね!?」って分かるようなモノに囲まれて暮らしています。
Theoriaではテックリードという役割ではありますが、2024年10月時点でCTOも含めてエンジニア6人しかいないので、自分でコードも書けば採用活動もする、情シス作業ももりもりやると言う、まぁ、いわゆる高機能雑用をやっています。(下記は秀島の仕事の割合)
前職ではVPoEという、いわゆる管理職をやっていて、しばらくコードを書いたりする仕事から遠ざかっていたのですが、Theoriaに入り外部に委託しているプロジェクトをみて「こ、これは自分で書いたほうが安くて速くて高品質なのでは???」と思い、久しぶりにコードを書き始めたという次第です。やっぱコーディング楽しいですわ。
居心地の良い大人ベンチャー
親会社からのフルタイムの出向者3人+Theoria採用の2人の計5人のときに入社し、気づけば30人近くの人数にまで増えました。
年齢層も高めで落ち着いた雰囲気。入社したときは、日比谷のオシャなシェアオフィスではあるものの、窓のない四畳半くらいの部屋で肩寄せ合って働いていましたが、いまは同じく日比谷のWeWorkに拠点を移し開放感のある部屋で働いています。
一緒に働いている全員が経験豊富なビジネスマンで、プロフェッショナルを感じます。ほっておいても勝手に動き、必要な部分ではちゃんと連携し、士気高く、お互いにリスペクトがあり……自分で書いていて嘘っぽく感じるくらいに働きやすく、居心地の良い環境、メンバーが揃っています。
本当に0ベースでの立ち上げであったので、IT環境も全部モダンなSaaSで、Google WorkspaceにNotion, Slack, Figmaにmiro……と使いたい、使いやすいもの詰め合わせで使えています。
Theoriaでやっているお仕事
技術、ITに関することは何でもやっています。また、採用や会社のルールや仕組みづくりも行っています。前述の円グラフのように情シス仕事が大きな割合を占めており、これをいかに省力化して開発に時間を使えるようにするか……が今年度の課題です。
久しぶりにコードを書いているのですが、まだエンジニアの人数も少なく、また一緒に働いているエンジニアが経験豊富なシニアなエンジニアだらけなので、技術選択はかなり自由で、それぞれに任せられていると言っても過言ではない状態です。とはいえ、結果的にフロントエンド、バックエンドはTypeScriptで、AIや機械学習に関わる部分はPythonでという技術選択になっています。
サーバ環境はAWSを基本としているのですが、私が作っている認知機能低下リスク予測チェックツールは、あまり複雑なバックエンドを必要としないので Next.jsで作成し、Firebaseで動かしています。
丁度、プロジェクトを始めた頃はFirebaseが試験的な機能として webframeworksというものを出していて、これを利用する形で作り始めたのですが、作っている間にFirebase App Hostingという名前で正式リリースされ「ギャンブルに勝った」という思いととともに「App Hostingに移行しないとな……」という若干の面倒くささも感じています。
Next.jsもちゃんとApp Router版で実装しており、新しいものを使うが故のバグを踏み抜いたりするたびに「くぅ〜〜生きてるって感じがする〜〜」と歯を噛み締めています。
自分探し……そしてTheoriaへ
前述した通り、前職では管理職をやっていたのですが、VPoEみたいな現場とかなり離れた仕事をしていると「もう自分はエンジニアとしては価値がないんじゃないのか」「もう他でできる仕事はないんじゃないのか」などという不安を感じていました。
自分ができる仕事が他にあるのかを探すために、世の中のいろんな会社のカジュアル面談を受け、その中でできたばっかりで公式ホームページもまだ存在しないTheoriaという会社と出会いました。
最初に「認知症のエコシステムを作る」と聞いたときに、あまりピンときてはいませんでした。なんだかスコープもすごく狭そうに感じるし……。しかしカジュアル面談や面接を通して、Theoriaの解決していこう思っている課題の大きさと社員の熱量に強く惹かれました。
また何より、会社のフェーズが面白い。
いままでスタートアップで働いたり、部署の立ち上げを経験したりしてきましたが、本当にできたてホヤホヤの会社で働けるチャンスは人生で2度とないな、という部分が入社の最大の決め手にはなりました。
また、これまでの転職の軸として「世の中に無いものを作りたい」という思いがありました。Theoriaはこの欲求の実現に限りなく近い場所だと感じたのも入社のきっかけです。
これからTheoriaでどんなことをしていきたいか
認知症を取り巻く環境は非常に複雑で、不確かな部分も多いです。一方で、私達がただ知らないだけという部分も多くあります。
漠然と「認知症になりたくない」「認知症は怖い」と思ってはいるものの、では具体的に何かしているかと言われると多くの人はNoだし、何をするべきかということも分かっていないと思います。実際に私はTheoriaに入社するまで、全然なにも知りませんでした。
私はソフトウェアエンジニアで、その職責は「良いソフトウェアを作る」ことだと思っています。しかし、良いソフトウェアを作り、どれほど素晴らしいユーザ体験をもたらすサービスを世の中にリリースしても、使ってもらわないと意味がないし、誰も救えません。
認知症の治療薬の出現により、認知症と戦うことができるようになってきました。そのためには早期発見や予防がより重要です。
つまり、漠然と認知症に対して不安をもっている人たちが、Theoriaが提供するサービスを使い不安を解消できる、将来に備えられるそういう社会を作っていきたい。
社会実装を通して社会を変えていく、そういう仕事をしたいと考えています。
最後に
認知症というドメインの会社ではありますが、デジタルプロダクトの作り方は他のプロダクトと大きく違いません。新しい会社であるため、モダンな開発体制、モダンな技術で正しいものを正しく作ることができる環境であると確信しています。
一緒に社会を変えていく仲間を募集しています! 少しでも興味が湧いたら是非ご応募ください!
Theoria technologiesでは、エンジニア含め、様々な経験を持った方を積極採用しています。日本に限らず、世界的に大きな社会課題である認知症、一緒に様々な解決策を創り、社会的インパクトを創出していきましょう。