シベリウスも指揮する近衛秀麿―東京労音7月例会(1954年)
少し前の古本市で東京労音7月例会(1954年)で配布されたと思われるパンフレットを購入した。なぜ購入しようと考えたかというと、指揮者が近衛文麿の弟である近衛秀麿で楽曲のひとつにシベリウスの「フィンランディア」が含まれており、ベートーヴェンを中心としたドイツ楽曲の印象が強かったので意外に思ったからだ。近衛秀麿はベートーヴェンの交響曲をアレンジしており、このアレンジ版もなかなかおもしろい。先日、Twitterで交流のある方からお誘いいただき参加させていただいているクラシックに関する集まりでこのパンフレットを紹介したところ、結構評判が良かったので以下に一部を写真で公開したい。近衛のインタビューも掲載されており、結構おもしろい。
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