瀬尾 浩二郎(theodoorjp)

newQ代表(株式会社セオ商事)/ 哲学カルチャーマガジン「ニューQ」編集長 / UI…

瀬尾 浩二郎(theodoorjp)

newQ代表(株式会社セオ商事)/ 哲学カルチャーマガジン「ニューQ」編集長 / UI・UXデザイン https://newq.jp

マガジン

  • セオ商事の営業日誌

    • 66本

    セオ商事の、仕事と趣味の間の話しを連載します。UI/UX、デザイン、テクノロジー、哲学、その他プログレッシブな事柄をご紹介

  • ニューQ - 哲学カルチャーマガジン

    • 19本

    新しい問いを考える哲学カルチャーマガジン、ニューQのnoteです。創刊号は2018/12/20頃より書店にて販売開始予定です。

最近の記事

発売まであと3日 〜 本が出るまで日記 50日目

9/17 火曜日 晴れ 最高気温 32度 気づいたら本の発売日まで、あと3日に迫ってしまった(これが公開されている頃には2日)!出版イベントの告知をしたりする。面白いイベントになると思うので、来てくれるとうれしいです。 UI設計の仕事を粛々と行う。デザインを手伝ってもらっているKさんがいることで、作業が楽になってきた。夕方に元メンバーのLさんがオフィスに来て、今度とある企業で行うアクセシビリティ勉強会の打合せ。 夜はそのまま、社員のIさん、Oさんも加わり、一緒にご飯を食

    • 永井さんが働いていた頃のこと 〜 本が出るまで日記 49日目

      コロナ渦がはじまる少し前から2年ほど、多いときは週2日ほど永井玲衣さんにnewQのメンバーとして働いてもらっていた時期がある。体感的にもっといたような気がするのは、newQの哲学関連の仕事が軌道に乗り始める時期とちょうど重なるからかもしれない。この頃に色々と試したことが今回の本の原資になっていたりする。 さて、なんで永井さんの話を書くかというと、来る10/1にB&Bで開催する『メタフィジカルデザイン』の出版イベントのゲストが、他ならぬ永井さんだからである(面白いイベントにな

      • ポメラ 〜 本が出るまで日記 48日目

        9/15 日曜日 晴れ 最高気温 33度 久々にポメラを携えてカフェに向かい、告知用の文章を書く。そういえば本の草稿は大体ポメラで書いている。毎朝、ポメラを持ってカフェに行き、1000 〜 2000字書いた原稿をPCに戻して手直しする(そして、ボツになったりならなかったり)。ということを去年はずっとやっていたと思う。 今年に入ってからは校正作業が殆どだったので、あまりポメラを持ち出す機会もなかったけど、久々に使うとやっぱり手に馴染むし、ちゃんとATOKの変換も入っているの

        • IHコンロ 〜 本が出るまで日記 47日目

          9/14 土曜日 晴れ 最高気温 33度 色々と仕事が終わらなくて、3連休に入ってようやく契約書のチェックと溜まっていた経理作業をおこなう。あと、長年の利用ですっかり調子が悪くなってしまったIHコンロを取り替えるという一大工事があった。 取り替えたIHコンロに電源を入れると音声案内がはじまり、さらに丁寧なことにスイッチを切ろうとすると使用した電気代が表示されるようになっていた。音声はともかく、電気代の表示は本当に余計なので迷わず設定で非表示にした。設定は魚焼きグリルの隣を

        発売まであと3日 〜 本が出るまで日記 50日目

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        記事

          ほんじょび 〜 本が出るまで日記 46日目

          9/13 金曜日 晴れ 最高気温 35度 原稿の校正などをおこなっていたら、前職のHさんからボン・ジョヴィが人助けをしたニュース記事が送られてきた。Hさんは同い年なので、令和においてもなおビバリーヒルズ青春白書の話とかする仲だ。 実はボン・ジョヴィには自分も勝手ながら借りがある。その昔、前職で隣のチームが本屋の魅力を伝えるサイトを作成していたのだが、ネーミングが難航していた。何かアイデアがないかと言われ、自分が出したネーミング案とは「本屋をエンジョイする日和」を表す言葉と

          ほんじょび 〜 本が出るまで日記 46日目

          チーズ月見 〜 本が出るまで日記 45日目

          9/12 木曜日 晴れ 最高気温 34度 今日から、デザイナーの大島さんと自分のサポートとして、デザイナーのKさんに週2日ほど手伝ってもらうことになった。途中、Tさんも仕事の合間に立ち寄って少し賑やかなオフィスに。新規案件の打合せと定例など。 夜は自分と同じ姓の編集者であるSさんが遊びに来て、今井さんと3人で軽く飲んだりする。なんとなく世代論みたいなことに話が及んだとき、新しい老害としての就職氷河期世代(自分)は「後悔はするけれど、反省をしない世代」という傾向があるのに対

          チーズ月見 〜 本が出るまで日記 45日目

          あらためてそれが何であるか 〜 本が出るまで日記 44日目

          9/11 水曜日 晴れ 最高気温 34度 午前に細々とした作業を進め、午後はワークショップを2つ行った。これは編集的な手つきなのだけど、テーマを一旦良く分からないものとして捉え、あらためてそれが何であるか考える作業は楽しい。 例えば、次のニューQのタイトルは「暗号号」ということだけ決まっているけれど、最新の暗号技術を追いたいわけではなく、暗号の本質はなんであると言えそうか、暗号を考えることは何を考えていることになるのか、暗号という概念をとおして世界がどのように見えるか、と

          あらためてそれが何であるか 〜 本が出るまで日記 44日目

          ビジネスアイデア 〜 本が出るまで日記 43日目

          9/10 火曜日 晴れ 最高気温 33度 コーラを飲むと寝付きが悪いことに気がついてしまった。おそらくコーラに含まれるカフェインによる影響だと思う。そんなわけで、最近はスプライトを飲むようになった。同じような話で、夜はカフェインレスのコーヒーにミルクを足したのを飲んでいたけれど、ついにはただ牛乳に氷を入れただけのものを飲んだりしている。 色んな理由で、より要素数の少ないものを手に取るというのは現代的な感覚だけれど、単純に量を減らすというのも一つの手段だ。何の話をしているか

          ビジネスアイデア 〜 本が出るまで日記 43日目

          問いのキャッチコピー 〜 本が出るまで日記 42日目

          9/9 月曜日 晴れ 最高気温 33度 会議で、問いの形をしたタグライン(マクドナルドの"i'm lovin' it"みたいなもの)を考えていた。実は問いの形をした名言は少なく、パッと思いつくのは「ブルータスお前もか?」くらいだ。カエサルにしたって、ブルータスが裏切ったことをすでに知った上での問いかけなので、これは問いというよりただの驚きから漏れた言葉とも言える。 昔、人工知能のための哲学塾で、みんなで考えた問いを発表するという企画があった。イベントの終わりに出てきた問い

          問いのキャッチコピー 〜 本が出るまで日記 42日目

          お祝い 〜 本が出るまで日記 41日目

          9/8 日曜日 晴れ 最高気温 33度 これはどこかであらためて書いてみようと思うのだけど、長らく通っている占い師に占ってもらった。 通っているとはいったものの、年に1回くらい訪れて5000円を払い、そのときに気になることを見てもらうという内容で、最後に訪れたのは春頃。ちょっとしたコーチング代わりに話を聞いてもらっている。そのときに聞いたのは「はたして本がいつ完成するのか」という喫緊の課題で、結果は「もう完成かもしれないが、出るまでに思ったより時間がかかる。多分夏の終わり

          お祝い 〜 本が出るまで日記 41日目

          見本誌 〜 本が出るまで日記 40日目

          9/7 土曜日 晴れ 最高気温 33度 見本紙がついに届く。実物を手に取ると感慨もひと塩。おそれ多くも服部一成さんに装丁していただいた表紙の印刷も素晴らしい。配色が偶然にも学生の頃に乗っていたバイクと似てるのもうれしい。 不思議なもので、ゲラでは何度読み返しても気になるところがでてきたけれど、本になると細かいことがあまり気にならなくなる。本の情報が、フィルターを通したようにマイルドになって入ってくる気がする。文字どおり、気のせいかもしれないけれど・笑 本をパラパラと読み

          見本誌 〜 本が出るまで日記 40日目

          一人でつくること 〜 本が出るまで日記 39日目

          9/6 金曜日 晴れ 最高気温 33度 久々に暑い日だった。たくさんの人に献本のお知らせをするべく、バリバリとメールを書いたりメッセージを送ったりする。本を書くことには「それをきっかけに人と話をすることができるようになる」という不思議な効能があることを思い出す。ありがたいことに、多くの人が感心をもってくれて、とてもうれしい。 本に限らず、何か名刺代わりに自分がつくったといえるものを持つのは、結構重要なことだと思う。自分に関していえば、雑誌とnewQという組織が長らくそれに

          一人でつくること 〜 本が出るまで日記 39日目

          棚卸し 〜 本が出るまで日記 38日目

          9/5 木曜日 晴れ 最高気温 31度 年末に向けて、案件の棚卸しをしながらリソース配分の確認を行う。実は案件のマネジメントが結構得意で、というのは今考えるとびっくりするようなスケジュールでたくさんの仕事を回さないといけないという経験を随分と長いことやってきたので、効率的に仕事を進める方法とか、危機を察知する勘はそこそこある方だと思っている。 一方で、そういった調整を全部一人で抱えてしまうという課題が自分にはあるのだけど、ありがたいことに会社のメンバーの提案で、みんなで年

          棚卸し 〜 本が出るまで日記 38日目

          10/1の予定 〜 本が出るまで日記 37日目

          9/4 水曜日 晴れ 最高気温 30度 気温も低めでよく晴れた一日。夏の天気としては最高なんだけど、うだるような暑さがちょっと恋しい。朝からNさん、そして編集のHさんと出版イベントの打合せ。企画がスムーズに決まり、10/1に最初の出版イベントを行う予定です(準備ができ次第、詳細を告知したいと思います)。 続いて、経理を手伝ってもらっているTさんと打合せ。細かく税金や振込などの確認を行いつつ、夏休みにニューヨークへ旅行したということで、色々と話を聞いたりする。 たまに話す

          10/1の予定 〜 本が出るまで日記 37日目

          哲学のお店 〜 本が出るまで日記 36日目

          9/3 火曜日 曇り・雨 最高気温 27度 朝から定例を行ったあと、昼に友達のHさんがオフィスに遊びに来てくれた。Hさんはカフェを通じたコミュニティづくりを行う会社の人で、哲学を切り口にお店で何かできないか話し合うことに。 カフェの経営について色々と教えてくれて想像が広がって楽しい。実はだいぶ昔に、渋谷のとある小さな(本当に小さな)店を引き継がないかと、お店のマスターに相談をうけたことがあって、当時は検討をしたもののお断りしてしまったのだけど、それ以来ずっとお店をやること

          哲学のお店 〜 本が出るまで日記 36日目

          September 〜 本が出るまで日記 35日目

          9/2 月曜日 晴れ 最高気温 34度 ※ BGM代わりに↓公式の動画を貼っておきます。 久々に晴れてうれしい。毎年9月になったら、こちらの投稿をRTすることにしていたんだけど、雨続きで8月が終わったことに気づかず、うっかり忘れてしまった。 とはいえ、9月だからといってSeptemberを旬の食材のように嗜む必要はまったくない。本来はいつ聴いてもよい曲である。というのは、この曲が12月に9/21の夜に踊り楽しんだことを思い出す曲だからだ(そういう歌詞になっている)。

          September 〜 本が出るまで日記 35日目