夏の振り返り 〜 本が出るまで日記 52日目
9/18 水曜日 晴れ・雨 最高気温 35度
暑さ寒さも彼岸までといったものの、ニュースによれば今日の天気は観測史上一番遅い「都心で35度を超える日」だったとのこと。季節は1年を4分割して、それぞれを占めるものとして存在していることになっているけれど、実態としては3分割して、冬と夏、そして残った1/3を春と秋が分け合う方が近いと思う。その分け方によれば、冬は12月から3月、夏は6月から9月、その隙間を埋めるように春は4月と5月、そして秋は10月と11月に存在することになる。
この認識に立てば秋は10月に入ってようやく始まるが、この日記ももうすぐで終わることになりそうなので(発売されても、もう少し続けるかも?)、少し早めに今年の夏を振り返っておきたい。
去年の夏はずっと籠もって原稿を書いていて、さらにその前の夏も籠もって原稿を書き始めた頃だったけれど、今年の夏は校正の最終フェーズだったので、本を書くこと以外の活動をすることができた。
6月は下北沢で行われていたZINEのFESに参加して、哲学ブース担当としてフィルカルさんや哲学のテーブルさんと店番。ちょっと落ち着いたらZINEをつくってみたいという気分に。
7月は哲学若手研究者フォーラムで発表。本の最終校正と時期が重なってしまい「なんで応募してしまったのか……」と軽く後悔しつつも、本に書いた議論の一部を形式を変えて発表してみた。発表形式にすると自分のなかで理解が浅かったところが分かり、それを埋められたのが良かった。
8月は問いフェス。これは本当に楽しかった。充実したレポート記事を先日公開したので、ぜひ見てもらえればと思います。
自分にしては珍しく、バテる暇のない活動的な夏だったけれど、この忙しさは年末まで続きそう。
*以下、新しい本のCM*
新刊『メタフィジカルデザイン』(左右社)、9月20日に発売予定!
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