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とりとめもなく、ただただ話す。

赤裸々。せきらら。

=包み隠さない。まるはだか。何もない。


セキララに言葉を綴ってみる。


引っ越しを決めて、残り数日となって。


「東京離れる前に会おうよ」、

と言ってくれる彼らのことを

つい勘ぐってしまうのは私の悪い癖。


こっちから会いたいと思うときには会えないのに、

こんな時にだけの そんな言葉はうれしくない。


だったらそっちから会いに来いや、とおもってしまうのは

わたしの悪い癖だわ。



自分が寂しいのか 悲しいのか

それとも 

ほっとしているのか

なんだかよくわからなくて

でも本当は誰に会いたいのか

どうしたいのかもわからないから

ダンボールだらけのこの部屋で、

いろんな画面をかわりばんこにみつめて。



『私の夢は

 自分の部屋を持つことだった』


自分なんかには一生できないと思っていた一人暮らしは

なんとかかんとかのらりくらりとできるようになり、

いつからか実家よりもここが自分の家になって、

居心地がよくて。

だけど

天変地異が起きたみたいに

世の中が変わったことで、

この限られた時間を

家族と過ごしたいと思えるようになって。


今は

これから先の道が

真っ白なことが

少し不安で、少しわくわくしている。


帰った先には

新品のクーラーが待っているんだってさ。



ずっとリアルになるのがイヤで

怖くて聴けなかったこの曲が

最近身に染みるのよね。

世界が終わる夜に/チャットモンチー



でもね、

助けられるのは宇宙で私だけなの!

対照的にセクシーボイスアンドロボの

ニコちゃんのセリフが浮かんできちゃったりとかして。


世界を救うのも終わらせるのも

結果自分なんじゃないかっていう、

そういうお話。


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