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コーヒーにまつわる音楽 Vol.13 - Big Thief

Big Thief - Masterpiece

さて、かなり久しぶりに「コーヒーにまつわる音楽」コーナーです。

前回が今年の5月の更新だったので、5ヶ月ぶり。

今回は、Big ThiefMasterpiece という曲をご紹介。

2016年リリースの彼らのデビューアルバムに収録されています。

ものすごく内なるエネルギーを感じる曲。この曲にcoffeeという単語が出てきます。

そのくだりを抜粋します。ただ、この歌詞の部分は1箇所、皆さんにも聞き比べてもらい部分があります。

歌詞を検索すると、

Years, days, makes no difference to me babe
You look exactly the same to me
Ain't no time, crossing your legs inside your diner
Raising the coffee to your lips, are stained

Raising the coffee to your lips(口にコーヒーを運んで)の後です。
サイトによってこの後の歌詞がare stainedthe steamに分かれます。

stainの動詞はシミがつくという意味。are stainedであれば主語はyouか三人称複数形。

もしare stained だとすればかかるのはlips?となったところで「う〜む」となりました。

これがもし the steamであれば、コーヒーの湯気ということで場面情景が浮かびます。

Years, days, makes no difference to me babe
You look exactly the same to me
Ain't no time, crossing your legs inside your diner
Raising the coffee to your lips, the steam

別の動画を見てみます。ボーカルのAdrianneの口元に注目しながら。

これは the steam と思われます。

口元に運ぶコーヒーからの湯気。

改めてAdrianneについてWikipediaで調べてみたら、彼女の生い立ちは複雑だったようです。

このピッチフォークの記事。ものすごく彼女について深く書かれています。

幼い頃にカルト教団で育てられ、8歳になるまでに14回も引っ越し。そして放浪の旅へ。高校へは行っていないけれど、バークリー音楽大学に進学。その際にスーザン・テデスキから奨学金をもらっているという。

この曲もYouが誰なのか、何なのか、彼女の生い立ちを考えながら聞くと、そこには複雑な感情が込められていることが垣間見れる気がします。

コーヒーを飲むときの特別な感情。

明日の朝はコーヒーを淹れよう。

おやすみなさい。


<今日の誕生日>
10月14日 
Chris Thomas King
(1964 - ) この日アメリカはルイジアナで生まれたミュージシャン。

Billy Harrison(1942 - )この日北アイルランドで生まれたギタリスト。Themのメンバーだった。



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