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コーヒー豆 片手鍋 自家焙煎の記録 Vol.304 - ブレンド

BLENDED: CHINA + MEXICO + KENYA + ETHIOPIA

ここのところコーヒー豆の焙煎の記録は同じ豆のブレンドばかり。

その記録だけを記事にしたところで読んでも面白くはないですよね。

今日はプロファイルは残しつつ、ブレンドに関するWeb記事をちょっぴり紹介したいと思います。

ちなみに今回のブレンドは、前回と同様に中国+メキシコ+ケニア+エチオピアでした。

お味の方も再現度が高まっていて、前回と同じ感じ。普通においしかったです。

さて、ブレンドの話に戻ります。

コーヒー豆の焙煎をしていると、どうしてもオリジナリティーを出したくなります。オリジナリティーの出し方はたくさんあると思うのですが、ぼくの場合はブレンドでそれを表現したいと考えました。

とにかく試して学ぶのが性に合っているので、ぼくは思いつくままにブレンドコーヒーをつくっていますが、たまに指標となるものが欲しくなります。

今回は海外のウェブサイトでブレンドコーヒーの作り方についての記事を参照してみます。

↓検索で上位に来たこのサイトを今回はチェック。

オリジナルブレンドコーヒーを作る際に、意識する3つの観点が書かれてあります。

1.A sweet base note: For this, she tells me that you need a coffee that takes on browning flavours well. A lot of people use Brazilians, Mexicans, or Peruvians.
2.Mid-palate satisfaction: The mid-palate is the moment between the first sip and the swallow – in other words, the majority of the consumer’s coffee-drinking experience. Beverages that are dissatisfying during the mid-palate are often called “hollow”. To avoid this in your blend, Jen recommends having something juicy with plenty of malic acid; think flavour notes of green apple, peach, or stone fruit. She would begin by looking towards origins such as Costa Rica, Colombia, Guatemala, and Burundi.
3.High notes: This comes from the kinds of coffees that can be roasted light, even though you don’t have to be crafting a light blend. We’re talking citric acidity and floral notes, such as what you might find in a Kenyan or Ethiopian.

簡単に要約すると、

1.甘みを感じるベースとなる香り・味=ブラジル、メキシコ、ペルーの豆が多く使われる。

2.Mid-palate(口に入れた瞬間から飲み込むまで)=リンゴ酸を多く含むジューシーさのある豆。例えば、コスタリカ、コロンビア、グアテマラ、ブルンジの豆が使われる。

3.はっきりとした香り・味を演出=クエン酸を含むフローラルな豆(焙煎度が浅めの豆)、例えばケニアやエチオピアの豆が使われる。

こんな感じで書いてあります。

さらに、上記の3観点のコーヒー豆のブレンド配分としてはこうに書いてあります。

Let’s say that you have a three-coffee blend based on the model above. Jen tells me she would start by using 40% sweet base note, 40% mid-palate, and 20% high notes. Then, she would slowly tweak the ratios until she was satisfied with the flavour profile.
Of course, when trialling different ratios, there will be some waste. To minimise this, Jen roasts the component coffees separately in small batches. Then she brews them and combines the liquid coffee at different ratios – say 40:40:20, 30:30:40, and even 60:20:20.

またまた簡単に要約すると、

1.甘みを感じるベースとなる香り・味を演出する豆の割合を40%。
2.Mid-palateの豆の割合を40%。
3.はっきりとした香り・味を演出する豆の割合を20%。
を意識する。

そして、それぞれ特徴のある豆を別々に焙煎 → その豆でコーヒーを個々に淹れる → 液体の状態でまずは上記の4:4:2を試しつつ3:3:4や6:2:2の割合でブレンドしてみる。

上記のことを参考に今回のぼくのブレンド(中国+メキシコ+ケニア+エチオピア)を振り返ってみます。もしかするとMid-palateを強調するコロンビアあたりの豆を追加すると良いのかも。

ぼくは異なる豆を個々に淹れてから、液体コーヒーをブレンドすることはしたことがないので、今度試したいと思います。

と、今日はブレンドづくりについて調べてみました。こんな考えもあるということで捉えていただければと思います。

いろんな方がいろんな意見をコーヒーには持っています。自分の心地よい方法でおいしいコーヒーをつくりたいものです。

また、ブレンドづくりに参考になるようなWeb記事をご紹介していく予定です。

このひと月の疲れがドッと出てきている気がします。

ゆったりしよう。


<今日の誕生日>
4月29日 
デューク・エリントン
(1899 - 1974)この日アメリカで生まれたジャズの作曲家、編曲家、ピアノ奏者、オーケストラ・リーダー。

Simon Edwards(1958 - )この日イギリスで生まれたGuitarrón、ベース奏者。Fairground Attractionのメンバー。



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