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コーヒーにまつわる道具 Vol.34 - コーヒー豆焙煎システム

コーヒー豆の焙煎を片手鍋でしています。4年目に突入しました。

ずっとアウトドア用テーブルの上に焙煎道具を置いてアウトドアチェアに座りながらの焙煎。

そんなスタイルの焙煎をしているうちに、いつしか座って焙煎ではなくて立って焙煎をしたくなってきました。

思い立ったが吉日。自分だけのコーヒー焙煎スタンドを作ろうじゃないかと。

そこにパーっと浮かんだのはジャマイカのサウンドシステム。

https://de.wikipedia.org/wiki/Soundsystem_%28Kultur%29


あのサウンドシステムそのものというより、DIYで音楽を楽しむその精神。それをコーヒー豆の焙煎スタンドでも表現しようではないか、と。

そうに考えていると不思議なものでアイディアは湧くものです。小屋に眠っていたタンス。これは!パーっと舞い降りてきました。

このタンスの余分なパーツを剥がして、剥がして、下にキャスターをつければ(もちろんもうちょっと手は加えていますが)コーヒー豆焙煎システムの誕生です。

今まではCB缶を使ったカセットコンロを使っていたのですが、CB缶のガス量が少なくなってくると当然ながら火力が下がってしまいます。これがかなりストレスでした。

そこで地元のガス屋さんでプロパンボンベを購入し、この焙煎システムに。

新たにプロパンガス用のガスコンロも調達。こちらは火力調整が3段階あるので、火力を調整しやすくなりました。

さらに、ちょうど片手鍋の取っ手の部分にガタが来ていたので、片手鍋も中古で購入したものに試しに交換。

↓ずっと銅製の片手鍋を購入しようか迷っていたのですが、銅製品は手入れが大変そうなイメージがあって、ちょっと手が出せずにいました。

そんな折にフィスラーの片手鍋が中古でかなり安く手に入ったので試しに購入。

これ、品質が良いのは間違いないのですが、重い!そして取っ手の部分が焙煎には不向き。

今回初めてこのフィスラーの片手鍋で3バッチ焙煎してみましたが、鍋を振る左手がパンパンになりそうなぐらい重い。手のひらにマメもできました(笑)。

そして取っ手部分も熱で熱くなり、クッキングミトンや軍手なしでは焙煎できません。

そもそもそんなに何度も鍋を振るような料理を想定して作られていないのでしょうがないですね。

しかしメリットも感じました。それは熱が冷めない。これは今まで使っていた片手鍋と比べると雲泥の差です。正直に「すご〜い」って思いました。

これによってどんな焙煎変化が生まれるかが楽しみです。取っ手部分は自分用に改良しなきゃだな。

余談ですが、もし片手鍋でコーヒー豆の焙煎をしてみたい方は、一番安い片手鍋で十分です。はじめるなら直径16cmがおすすめ。くれぐれもこんな重い片手鍋ではじめてはいけません。心折れると思います(笑)。

新たな焙煎ライフが始まります。このコーヒー豆焙煎システムで焙煎しているとDJになった気分も味わえます。なかなか焙煎が楽しくなりそうです。


<今日の誕生日>
10月29日
Peter Stampfel
(1938 - )この日アメリカはウィスコンシンで生まれたミュージシャン。The Holy Modal Roundersのメンバー。

James Williamson(1949 - )この日アメリカはテキサス州で生まれたギタリスト。The Stoogesのメンバーだった。



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