安藤俊哉

行動デザイナー兼脳外科看護師 現在、育休中につきサバティカルタイムとして隙間時間をつか…

安藤俊哉

行動デザイナー兼脳外科看護師 現在、育休中につきサバティカルタイムとして隙間時間をつかって、ウェルネスや行動デザインの知識を健康と投資に落とし込み、稼げる手法として構築中。 学びのプラットフォームとして、noteを利用。

最近の記事

「やる」よりも「やめる」

要約チャレンジ3分でも充分、世界の見え方は変わる。 わたしは、常々「食」は自分への投資であると考えている。 その食に対する認識が変わるだけで、自分をノーリスク・ハイリターンな安定、安心、超優良な投資先へと変貌を遂げることが可能なのである。 本日は、わたしが感銘を受けた本の要約回としたい。 その本とは、国府田敦司さんの 「健康本200冊を読み倒し、自身で人体実験してわかった食事法の最適解」 である。 筆者は健康本200冊を読み込んで、さまざまな方法を試し、自身が人体実

    • 金に成る小さな一歩

      ゴールデン•ハビットわたしは現在、育休中につき育児や家事中心の生活を送っている。 上の子が保育園に行っている時間や生まれたばかりの子が昼寝をしている隙間時間を狙って、以前からの日課であったライフハック系の本を読み込んでいる。 これは自分にとってはもうライフワークというか、歯磨きレベルにまで定着しているものである。 そして、ある時、約100冊を超えた頃であろうか、ふとした気づきを得るのである。 ライフハック系のどの本に書いてあることも源流を遡ると「習慣」に行き着くということに

      • ダイエットの秘訣、それは自分への期待を捨てること

        プロジェクト333「project333(プロジェクト スリースリースリー)」とは、3ヶ月間33アイテムのみを身につけるチャレンジである。 これは、アメリカのミニマリストであるコートニー・カーヴァーが始めたものとされる。 ルールとしては、 3ヶ月をワンクールとする。 洋服、アクセサリー、靴、バッグなど33点を厳選し、その33アイテムで3か月間に渡って着回しする。 ただし、例外として、ブラックフォーマル一式、スーツ、旅行グッズ、スポーツウエア、インナー類、部屋着、スキンジュ

        • ダイエットはミスマッチを補正すること

          進化的ミスマッチ本日は、進化論的にダイエットを考えていきたい。 「ヒトがこれまで、どう進化してきたのか?」 自分への問いかけこそが、問題解決思考的に重要な要素であるが、ダイエットをする上でも、問いかけが情報が玉石混交している現代においては、ひとつの道しるべになるはずである。 例えると、船を導く灯台であり、登山中の暗い山道を照らすヘッドライトのような役割を担うのである。 ダーウィンが提唱した「進化論」をベースとし、そこに最新医学の粋を組み合わせたものを、「進化医学」=「ダ

        「やる」よりも「やめる」

          推し活

          自分にとっての推しこの間、テレビで「推し活」に関する特集をやっており、その時に得られた気づきについて今日は話していきたい。 ちなみにみなさんには、何かしらの「推し」があるだろうか? 先日見たテレビでは、日本のアイドルやKPOPのアイドルグループだとか、ジャニーズ、はたまたアニメのキャラクター、動物などといった多数の「推し活」に夢中な人やそれを支援するような企業の特集とかインタビュー映像が流れていて、皆各々に「推し」がいるんもんだなぁと、感心しながら観ていたものである。

          金の成る習慣

          習慣フレームワーク学んだことを手っ取り早く自分のものにするためには、それを他の人に教えたり、共有したり、もしくは失敗を重ねていくことにあると思う。 本日は習慣に関するフレームワークについて話をしていきたい。 フォッグ行動モデルさて、人間の行動の仕組みを理解するための「フォッグ行動モデル」について書籍『習慣超大全』(BJ・フォッグ/ダイヤモンド社)を参照しながら説明したい。 説明時間は3分ほどである。 行動が実際に起きるのは、 〝モチベーション、能力、きっかけ〟 この

          金の成る習慣

          チンパンジーから学ぶマインドフルネス

          チンパンジーには今しかない脳は体重の2%ほどの大きさながら、カラダが消費する全エネルギーの20%をも占める大食漢な器官であるという。 そして、その消費エネルギーの大半は、DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)という回路に使われている。 DMNとは、簡単にいうと、自動車でいうところのアイドリングのイメージ。 脳が意識的な活動をしていないときに働く回路である。 スマホやパソコンの動作が遅くなる原因として、CPUにかかる負荷がある。 その一因として、メインのバッググラウンド

          チンパンジーから学ぶマインドフルネス

          狩猟採集民に思いを馳せて

          いつもご覧いただきありがとうございます。 わたしは現在、育休中につき、社会とやや隔絶されたような環境の中、日々を過ごしている。 幸いにも妻と協力して育児に当たっているので、ソロよりは負担はだいぶ軽いのであるが、それでも時折、仕事から切り離された生活で焦る気持ちも湧いてくるのは自然の事だと思う。 育休をワンオペでこなしている世の中の女性を尊敬できるようになったのも、自分が育休をとることによって得た学びのひとつなのである。 育児や家事をこなすことは、PDCAをまわしたり、K

          狩猟採集民に思いを馳せて

          脳科学的幸福論

          今日もご覧いただきありがとうございます。 前回の投稿に引き続き、今回も幸せについて考えていきたい。 おさらいとして、前回は「セロトニン」、「オキシトシン」、「ドーパミン」の3つのホルモンのバランスによって、幸せの感じ方は違ってくるという話をした。 今回も脳科学的側面から追っていきたい。 脳にとっては幸せは副次的脳科学的にヒトの進化を見た時に、脳の最優先事項はとにかく、「生き延びる」ことだという。 脳が入っている器であるカラダをとにかくやる気を奮い起こして、活発に動かせ

          脳科学的幸福論

          幸せと不幸せも結局はホルモン次第ということに行き着く

          幸せの3段重今日もご覧いただきありがとうございます。 本日は、幸せについて考えていきたい。 前回の投稿では、Audibleでオーディオブックを隙間時間に活用するために始めた話をした。 そして、そのAudibleで初めて聞いたのが、精神科医の樺沢紫苑先生の『精神科医が見つけた3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法』である。 前回は行動デザインについて話を展開していったので、この本について話をする事が出来なかった。 よって、今回はこの本で得た幸せの気づきについて話し

          幸せと不幸せも結局はホルモン次第ということに行き着く

          ランニングの行動デザイン

          ランニングのお供に今日もご覧いただきありがとうございます。 最近、オーディオブックに興味が湧いて、Audibleを始めてみた。 そして、最初に聞いてみたのが、精神科医の樺沢紫苑先生の『精神科医が見つけた3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法』である。 詳細をここで語りたい所ではあるが、長くなりそうなので、次の投稿にゆずるとして、 そもそも、オーディオブックを自分の生活に導入してみようとした理由として、まず前段階として、ランニングを習慣にしたいと思った事がきっか

          ランニングの行動デザイン

          育休中における運動

          習慣を利用する今日もご覧いただきありがとうございます。 わたしは現在、育休中につき、育児をはじめ、家事全般を妻と共有して事にあたりながら、その育休をひとつのサバティカルタイムとして捉え、隙間時間をwellnessや習慣形成のための行動デザインの学びに使っている。 それを育休明けに日常の実践レベルに落とし込んでいきたいのである。 そして、自分の学びや実践を他の人と共有していくことで、インプットとアウトプットのいい循環が生まれるのではないかと期待する。 本日は運動について考

          育休中における運動

          コップの水を半分だけと見るか、半分もと見るか

          認知次第アレン・カーによる書籍『禁酒セラピー』とか『禁煙セラピー』を読むだけで、どうして高い確率で依存性のあるお酒とかタバコを容易にやめることかできるのか? 自分自身も以前にタバコを吸っていた 時期があり、友人からも、「俺はタバコをやめるといって実際にやめられた知り合いを知らない。だからお前も必ずやめることはできないだろう」と断定されたものだが、書籍を読むことで、実際に過去にやめることができたのである。 それも思いのほかにすんなりと。 「しかし、なぜすんなりとやめることが

          コップの水を半分だけと見るか、半分もと見るか

          漫画『ジョジョ』にみる思いの深さ

          思いの深さとスタンドわたしは漫画『ジョジョの奇妙な冒険』をバイブルにしており、時折読んで勇気や日々の活力としているのであるが、なかでもイタリアを舞台にした第5部「黄金の風」編が何とも言えず、たまらなく好きなのである。 数ある登場人物のなかでも、主人公一行を追いかけてくる敵の一団にプロシュートという老化を操るスタンド使いがいるのであるが、その彼の硬派で兄貴肌の部分に惹かれるのである。 敵ながら、内に秘めたる強い意志と覚悟を決めて事を運ぼうとする姿勢は自分の人生においても見習い

          漫画『ジョジョ』にみる思いの深さ

          why?から始める習慣形成

          前回の投稿では、マーケティングコンサルタントであるサイモン・シネック氏のゴールデンサークル理論をもとに話を展開していったが、今回もその延長戦上で話を進めていきたい。 ゴールデンサークル理論によると、優れたリーダーや企業を研究してみると、その根底というか、源流を辿っていくと、whyが中心にあり、その強いアイデンティティが内から外に拡がるイメージで、how(どのように)、what(なにを)が後に続くとされる。 これを習慣形成に当てはめて考えてみたい。 書籍『習慣が10割』(

          why?から始める習慣形成

          Why?から始める重要性

          ゴールデンサークル理論 ゴールデンサークル理論とは、マーケティングコンサルタントであるサイモン・シネック氏が提唱する理論である。 TEDでの講演は約4000万回という圧倒的な再生数を記録している。 理論の概略を簡単に説明すると、 世の中の成功したリーダーや企業にはある共通の特徴があるという。 それは、Why?(なぜやるのか)ということを自分たちのアイデンティティに置いており、そこからHow(どのように)、What(何を)という優先順位で物事を決めているということ。 ゴ

          Why?から始める重要性