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集合意識においては「主語がない」:言葉遣いの重要性

以前、深い瞑想に入っているときに、こんなことに気が付きました。

「お金がない」「殺してやる」。この2つの言葉が、自分の内側、意識空間の極めて深いところで、静かに鳴り響いている、と――。

前者は、私が小さい頃に母親がわめいていた言葉です。後者の「殺してやる」という言葉は、幼少期、私が母親に対して常に唱えていた言葉でした。

言葉は、その言葉が示すイメージ、されに言えば、「気(き:chi)のエネルギー」を起動させる発火装置として機能します。

例えば、「お金がない」という言葉をしょっちゅう想起していると、自分の意識は、生活において「お金がない」という側面を強調するように注意を向けるようになります。

「気は意識したところに集中する」と言います。なので言葉そのまま、「お金がないという事実を創造する」べく、自分の気のエネルギーが構成されていくわけです。

母子は、小さい頃はほぼ一体です。私は母親による「お金がない」という言葉を、自分の意図に反するように、自分の中に取り込んでしまっていたようです。

後者の「殺してやる」という言葉は、幼少期の私に対して各種のハラスメント――性的なニュアンスも含む――を仕掛けている母親に対する言葉でした。(過去の私の母親との関係性については、こちらの記事に書いてみました。ご参考までに:母親に「ペット」と呼ばれ続けた人生は、どうなるか?

ハラスメント、特に性的なハラスメントは「魂の殺人」行為に当たります。子どもながらも「正当な殺意」がわいた当時の私には、今となってはとにかく共感するしかありません。

■集合意識においては「主語がない」

しかしながら、こうした過激な言葉には、危険な側面があります。というのは、私の感触では「集合意識においては主語がない」ためです。先に「私の感触では」と添えていますが、周囲を見ていても、また私の意識を観察していても、これはおそらく真実であろうと思います。

どういうことか、もう少し説明しましょう。「ぼくは、ぼくに"嫌なこと"を執拗に繰り返してくる母親の行動を止めさせたい。いくら言っても止めてくれない。もう殺すしかない。殺したい」という、ある意味正当防衛的な思いの発露であったとしても、この文言における動詞の「殺したい」には、集合意識の観点で見ると「自分を殺したい」という意味も含んでしまうようなのです。

つまり私は、幼少期からごく最近に至るまでの40年以上、「(母親を)殺したい」という言葉を通じて、「(母親だけでなく)私を殺したい」と、ひたすら自分のことを呪い続けていたことになります。

私はずいぶん大人になってからこのような意識の構造に気が付いた時、本当に驚きました。私の人生がなかなか好転しない、どこか暗いニュアンスが否めない理由はどこにあったのか――原因はどうやら、このような「意識の深層に鳴り響いているネガティブな言葉」だったようです。

ネガティブな言葉は、人の心を荒らします。ですからネガティブな言葉を使わないよう意図的に減らしていくことが必要です。一方で、そうした努力にかかわらずネガティブな言葉が自分の意識の内側から湧き出てくるのであれば――そしてそれが過去の自分が経験した理不尽な経験から来るものであれば――、当時の自分に対して丁寧に共感し、それがきちんと癒えていくよう、寄り添うことが欠かせません。

このような癒やしのプロセスは、多くの場合、極めて遅々としたもので、本当に良い方向に向かっているのか、それとも悪い方向に向かっているのか、わかりにくいのが実態です。しかし、私の経験上、人の意識にもホメオスタシス(恒常性)や自己治癒力が存在しています。こうした自分の意識が備えている回復力を信じていると、いつしか必ず「突破口」が見えてきます。

こうした意識の作業を進めていく上では、瞑想が不可欠です。7月28日金曜日夜、東京都文京区のプライベートサロンにて、瞑想会を実施する予定です。ぜひとも、ご予約ください。後日あらためてnoteに情報を掲載します。

■「真実の剣」note記事をご覧いただきました方へ

「真実の剣」のnote記事をご覧いただき、ありがとうございました。併せて、ぜひ、下記のヒーリングや瞑想ワークショップの情報もご覧ください。

「真実の剣」ヒーリングおよびセミナーWebサイト
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DNAアクティベーションは、伝統ある形而上学の学校が古来引き継いできた、最重要のヒーリングメソッドの1つです。

DNAアクティベーションは、伝統ある形而上学の学校が古来引き継いできた、最重要のヒーリングメソッドの1つです。

かつては王族や神官など、限られた人にのみDNAアクティベーションの存在が明かされてきました。つまり、ごく一部の人物しか、このDNAアクティベーションの恩恵を受け取ることはできませんでした。

しかし、今は形而上学の学校・モダンミステリースクールが一般公開に踏み切ることにより、正式なトレーニングを受けて認められたヒーラーなら、施術ができるようになりました。これにより、市井で活躍するより多くの人々が、このDNAアクティベーションの恩恵を受けられるようになっています。

これを受けた人は、まさに形而上学が語る最大の教え、「I am God.」の一片――素晴らしき自らの潜在的な可能性が拓かれます。徐々に心の平和、心の豊かさ、さらには自らの人生を切り開いていくことができるようになるでしょう。

私がDNAアクティベーションを最初に受けたのは2005年9月のことでした。そしてDNAアクティベーションの施術法を最初に学んだのは、2009年でした。初めて学んでから10年以上もの月日が経過していますが、このヒーリングの威力については発見の連続です。

受けた人が備える可能性を最大限に開く、古来の叡智・DNAアクティベーション。このヒーリングの恩恵を、ぜひ、多くの人に受けていただきたいと思います。

DNAアクティベーションの解説ページはこちら

DNAアクティベーションをお受けになりたい方からのお申し込み・お問い合わせ、歓迎いたしております。下記のnoteお問い合わせフォームから「DNAアクティベーション希望」とお書きになって送信ください。折り返し、当方から連絡いたします(東京・池袋/目白がメインの活動場所ですが、各地への出張も可能です)


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