見出し画像

母親に「ペット」と呼ばれ続けた人生は、どうなるか?

今回の見出しはちょっと妙な文言ですが、幼少期の私の実話です。

私は小さいころから中学生頃まで、母親から「お前はあたしのペット」と繰り返し言われ続けていました。

ちょっとしたことかもしれませんが、私はなぜか昔からこの思い出が、不思議と記憶にこびりついていました。

もちろん、物心ついたころから、そんなペットという呼ばれ方は嫌だと拒否していましたが、彼女は止めることなく、壊れたロボットのように、ことあるごとにペットだと言い続けてきました。

彼女のその真意については図りかねますが、おそらく本当に「自分のためにコントロールできる対象」として息子の私に目をつけ、感情の吐き出し口として扱っていたのだと思います。

そのような母に対して父親は何を言っていたか。「そんなふうに言っていると、この子はろくな人間にならない」。このように言っていたそうです(これは母親からの伝聞です。しかも笑いながら。これも今から考えると、かなりおかしな構図ですが)。

この状況を今から冷静に観察すると、心理学やエネルギーの観点から考えても、ひどい虐待です。親という権威者から「ペットだ(人間以下の存在)」と宣言されたうえで、さらにそのうえで「ろくな人間にはならない」というわけですから。

ちなみにこれは大人になってから知って驚いたことですが、年齢が低い子供は、権威者である親の文言をそのまま受け止め、それを行動として再現する傾向があるようです(これを「内面化」などと呼ぶそうです)。

どういうことかと説明しますと、子どもは親から「お前は頭が悪い」「お前は勉強をしない」と批判されると、親の意図(例:「成績を上げてほしい、そのために勉強をして欲しい」)に反して、「親が言った文言通りの行動(例:頭が悪い状態を維持する、勉強をしない状態を維持すること)」をとってしまうそうなのです。おそらく、「権威者の文言に従うことで危険を回避する」という自己防衛的な行動なのでしょう。

翻って、私は小さい頃から不思議な息苦しさを感じており、小学校から社会人、さらには40代になっても、断続的にいじめやハラスメントの対象になるという苦しみを味わってきました。

いろいろな根本対策を試み、頻度が少なくなりつつも酷い目にも遭い、ようやくたどり着いた真実が「母親からの性的ハラスメント」という問題でした。下記の記事も併せて御覧ください。

これは心理学分野の研究でも言われているようですが、「周囲の人間関係は、家庭で起きていることの写像」です。つまり母親や父親からどう扱われたかが、そのまま社会における人間関係に反映されます。もっといえば、男性が結ぶ女性との関係性は、母親との関係性のコピーです。

つまり、私にとっては、母親から扱われた「ペット」という扱いがそのまま、外の人間関係にも現れていた格好です。

私の潜在意識下に「お前は人間以下」という価値観が刷り込まれ、その結果、外の社会で「こいつは適当にあつかっていい」という相手のネガティブな意識を誘い込んでいたと考えられます。

私の母親にとっては、子供に「ペット」という言葉を投げかけるのは、何気ない日常的な風景だったのかもしれません。ですがこうして俯瞰してみると、子供へのダメージは深刻です。

こうした母親の問題行動の裏には、本来パートナーとして支えるべき父親側の問題もあります。家庭への無関心と放任、そして1900年代後半にありがちの「お金さえ稼げればそれでいい=男は金を稼ぎ、女は家庭のことをする」という偏った拝金主義による影響があるといえるでしょう。

■家庭の平和が個人の平和、社会の平和につながる

私は長く、形而上学と呼ばれる、世の中の背後にある共通性に着目する分野の勉強を続けてきました。「家」の問題に踏み込むのに、この形而上学の知識が非常に役に立ちました。

一方、これはある家族カウンセラーに聞いた話ですが、自分の幼少期の頃に何があったのか、ほんとうの意味で直視するのは、とても心理的な負担が高いそうです。人にもよりますが、いわゆる虐待的な体験が多かった人の場合、トラウマが発症してQoL(生活の質)が下がる可能性があります。

しかしながら、真実に直面してこそ、見えてくるものがあります。私は過去を直視することによるトラウマの発症とQoLの低下を防止する方法として、形而上学に基づく「DNAアクティベーション」や「エンソフィックレイ」などのヒーリングが適していることを、体験的に見出してきました。(これらのヒーリングにつきましては、記事末のリンク先をご覧ください)

これらのヒーリングと、専門的なカウンセリングを組み合わせることで、自らの過去に対してごまかすことなく直視し、そこから今の自分を生きにくくしている思い込みを特定し、今をよりよく生きる認知状態を形成することは十分可能だと考えています。

ひるがえって、私の体験上、家庭の平和こそが個人の平和をつくり、それは結果として社会を平和にするものだと考えています。

今後も、私の実体験を踏まえて、親との関係性は子供にどんな影響をおよぼすのか、公的な研究も参照しつつ述べていきたいと思っています。

■「真実の剣」note記事をご覧いただきました方へ

「真実の剣」のnote記事をご覧いただき、ありがとうございました。併せて、ぜひ、下記のヒーリングや瞑想ワークショップの情報もご覧ください。

「真実の剣」ヒーリングおよびセミナーWebサイト

創造力高まる最高の休息 MAX瞑想システム/MAXメディテーションシステム™

「神スイッチ・オン」、あなたが持ちうる可能性を拓く DNAアクティベーション®

宇宙の根源から来る光で「喜びにあふれた人生」を――エンソフィックレイ・ヒーリング

■あなたの一人の神としての特性を開く「DNAアクティベーション」

DNAアクティベーションは、伝統ある形而上学の学校が古来引き継いできた、最重要のヒーリングメソッドの1つです。

DNAアクティベーションでは、後頭部から背中上部にある、皮膚から上1cm~3cm程度の領域に対して専用のワンドでアクセスします。これにより、受ける人のエネルギーを活性化していきます(出所:MMSジャパン「DNAアクティベーション」ホームページ)

かつては王族や神官など、限られた人にのみDNAアクティベーションの存在が明かされてきました。つまり、ごく一部の人物しか、このDNAアクティベーションの恩恵を受け取ることはできませんでした。

しかし、今は形而上学の学校・モダンミステリースクールが一般公開に踏み切ることにより、正式なトレーニングを受けて認められたヒーラーなら、施術ができるようになりました。これにより、市井で活躍するより多くの人々が、このDNAアクティベーションの恩恵を受けられるようになっています。

これを受けた人は、まさに形而上学が語る最大の教え、「I am God.」の一片――素晴らしき自らの潜在的な可能性が拓かれます。徐々に心の平和、心の豊かさ、さらには自らの人生を切り開いていくことができるようになるでしょう。

私がDNAアクティベーションを最初に受けたのは2005年9月のことでした。そしてDNAアクティベーションの施術法を最初に学んだのは、2009年でした。初めて学んでから10年以上もの月日が経過していますが、このヒーリングの威力については発見の連続です。

受けた人が備える可能性を最大限に開く、古来の叡智・DNAアクティベーション。このヒーリングの恩恵を、ぜひ、多くの人に受けていただきたいと思います。

DNAアクティベーションの解説ページはこちら

DNAアクティベーションをお受けになりたい方からのお申し込み・お問い合わせ、歓迎いたしております。下記のnoteお問い合わせフォームから「DNAアクティベーション希望」とお書きになって送信ください。折り返し、当方から連絡いたします(東京・池袋/目白がメインの活動場所ですが、各地への出張も可能です)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?