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健康があらゆる問題を予防する


サイトカイン
という言葉をご存知でしょうか?

体内に侵入したウイルスと戦う細胞が、
その活動において放出する物質のこと。

サイトカインが度を超すと
炎症を引き起こし、

内臓や血管は機能不全に陥ります。

度を越さないように、
サイトカインを抑制する細胞もあって、

うまくバランスを取りながら
私たちは健康を維持しています。

一方、

不健康な人は免疫力が低下、
ウイルスが侵入しやすくなって、

サイトカインを大量に放出、
暴走がはじまって炎症を引き起こします。


感染した人のなかから
抗体が消えていたり、

重篤者に抗体が発見されたり、

不思議な現象で私たちを混乱させる
コロナ。

サイトカインが暴走
(サイトカインストーム)した結果、

肺炎、呼吸不全となって死にいたるケース
も確認されています。


私たちが個人レベルでできること。
それは健康を維持することです。

開発が進み、投与がはじまっている
ワクチンも大事かもしれませんが、

同時に

健康管理に意識を向けることも、
同じくらい大事だと感じています。


腸脳相関。

腸と脳が互いに
影響をおよぼし合うことを指します。

腸に異常があれば、

神経伝達ホルモンである
セロトニンやドーパミンにも影響して、

気分が落ち込んだり、
うつ病などのリスクを高めるといわれています。


腸にはたくさんの「門」があって、

免疫細胞がウイルスを制止、
栄養だけを体内に吸収しています。

ところが一旦
腸が弱ってしまえば、

ウイルスが粘膜を越えて侵入、
感染症や下痢になったりします。

免疫力が低下して
全身の老化が進行して不健康に。

だからこそ

ヨーグルトや納豆、つけものなどの
発酵食品を摂って

腸内環境を整えることは
非常に重要だということに気づかされます。


■肥満とは、

全身の脂肪細胞が肥大化、
全身性の慢性炎症に陥った状態

だと換言できます。

欧米人より日本人が
相対的にコロナ感染率が低いのは、

肥満と関係がある
という研究結果もあるくらいで、

肥満という不健康な状態が、
サイトカインストームを多発させる可能性。

上述したメカニズムを考えると、
理解しやすい。

とはいえ痩せているからOK
というわけではありません。

定期的な運動は
忙しくても習慣化することが肝要。

朝30分のウォーキングによって
ビタミンDが生成され、免疫力は高まります。

睡眠をうながすメラトニンの分泌がとまり、
脳内でセロトニンが分泌。

運動とともに
水をたくさん飲むことができれば

腸の蠕動運動が活性化して
便の排出が促されます。

ストレスも健康にはよくありません。

心のゆとり、その自覚が
自律神経の安定につながりますので、

余裕をもって出勤したり、
席をゆずったり、あいさつをするなど、

心を整えるような行動、思考
を心がけたいもの。


睡眠

の質を高めるために
食べ過ぎに注意したり、

寝る前のスマホをやめたり、

日記を書いて
いまの自分の心のありようを整理したり。

質のいい睡眠は
副交感神経の働きが高めます。

消化吸収がよくなって、
血糖値の上昇をゆるやかに、

内臓や血管の負担も少なくなります。
結果、肥満を防ぐことに。


お酒を飲むときは、
同じ量の水を飲むなど、

アルコールを分解する肝臓の負担を減らしたい。

分解プロセスで
水分が大量に消費され、

脱水症状になってしまうと

血管が収縮、血流が悪化して
頭痛、下痢、倦怠感、疲労感につながります。


■今年に入って

運動の習慣はさらに精緻化。

やる気、気合、根性は
まったく発動させることなく、

歯を磨く感覚で運動ができるようになりました。

一方、
食生活は乱れっぱなし。

お酒は赤ワインに限定していますが、
飲み過ぎることもあり、

同時に食べ過ぎにも
注意しなければなりません。


仕事のこと、プライベートなこと、
そのほかにも

生きていれば人はいろんな悩みや不安
を抱えてしまいますが、

それはすべて
健康体であることが前提にあり、

そのうえでどうやってソリューションを見つけるか
に頭を悩ませています。

不健康はその前提を崩し、
問題を肥大化させてしまう。

コロナの恐怖におびえることのないよう
健康管理に留意し、

そのうえでの
感染対策に万全を期し、

そしてさまざまな問題に立ち向かって

人生の質を高める努力を
これからも粛々と続けていきたいと思います。


今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。

それではまた明日。
おつかれっした!




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