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あなたは今日一日どんな種まきをしましたか?

今日一日、どれくらい周囲に貢献できただろうか?困っている誰かを助けたか?独りよがりにならず、チームの一員として進化の一助を担えたかどうか。そこまでいかなくても、ゴミを拾ったり、オフィスを片付けたり、同僚に笑顔であいさつをしたり、一声をかけたり。ちょっとした気遣いでできる貢献は無数にあります。

そんな「種まき」の積み重ねがいつか、自分に返ってくる。そう書いてしまうと下心丸出しという感がなくはないですが、恩をもらっては恩返し、または他者へ恩送りをして巡り巡っている恩が返ってくる人はすべからく、常に周囲への貢献を疎かにしません。組織はその循環の輪が太く大きくなればなるほど組織的な成果を生み出すことになるでしょう。

また、「未来の自分へのプレゼント」という文脈で今日一日、自分に対して何をしたか?こうありたいという自身の姿を思い浮かべ、そのためにどんな努力をしたいかを考え、実行するという第二領域のプレゼント。これも未来への種まきの一種です。未来をコントロールすることはできませんが、素晴らしい未来を構想して、それに対して努力することは誰にでもできます。

私はこのnote以外にも、日々発信している媒体がありますが、これも種まきです。「営業」というと疎まれるかもしれませんが、お金がなければ生きていけないという厳然たる事実から目を背けず、稼ぎの種を日々ちょっとずつまいて、同時に日々、ちょっとずつ実りを回収していく営み。発信も疎かにしたくありません。

体力的な面でも種まき。日々のトレーニングはそんなに高い負荷ではありませんが、数年、十数年とコツコツ鍛え続けた結果、病気や怪我がなく、内臓的にも超健康な肉体を維持できているのは、種まきの成果に他なりません。それが仕事や生活の質を高め、家族との時間を有意義なものに変えることは論を待たず、この成果が期待できるからこそいつまで経っても、運動の種まきを絶やすことができません。

今日自分は、どんな種をまいたか?種まきは「良し悪し」で語るものではなく「好き嫌い」 自分に合った、自分が好きだと思うことに取り組み、いつか華をひらかせるという道筋を考えて、毎日を楽しむことができれば最高ですし、それを他の誰かにとやかく言われることはありません。

周りの成果が目立ち、惑わされ、焦る気持ちを抑えられない今日この頃。優秀な人材が多いので、毎日何かしらの「成果報告」が目に止まり、比較して思い悩むなんてことも少なくありません。そんな時「今日一日どんな種をまいたか」を振り返ることは精神安定剤になります。私は今日も小さな種をちょっとだけまくことができました。皆さんはいかがでしょうか?

久保大輔




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