見出し画像

「書く」ことで得られるメリット

年内には600日連続でnote更新が達成できそうです。この数字をどう評価するかは人によって分かれると思いますが、個人的には可もなく不可もなく。フォロワーが驚くほど増えているわけでもありませんし、noteで生計を立てているわけでもなく、ただただ文章力の鍛錬、日々の振り返り、脳内整理などの文脈で続けています。

連続更新日数に関しても、私の知り合いでメルマガを6000日以上連続配信という方がいらっしゃるので、600日はその程度だという感覚です。そして同時に、異次元の売上を記録していている方でもあり、尊敬してやみません。

上述したとおり、noteや日記でもいいし、Facebookなんかでもなんでもいいのですが、日々学んだことや気づいたことを記録する習慣はメリットが多い。割と長めの文章も難なく書けるようになるので、仕事での活躍の場が増えます。文章を書く能力って希少性が高いというのが私の見立てです。

ライターとか作家のように、「書くことのみ」を生業にするのはちょっとリスクが高そうですし、ライバルが多いので割引要求も必然的に増えます。あくまでも、本業をサポートするスキルとして「書く」能力を鍛えておくことに損はないでしょう。

仕事の量が増えてくると、脳内の整理が欠かせません。「何に注力して、何をしないか」は限られた時間内に生産性を高めるために必須。生産性とともにアウトプットの質が高められなければ声がかかりにくくなります。クライアントの信頼を得るためにも、「やることよりやらないこと」の方が重要。そのために書き出す作業は、脳内整理に貢献するのでおすすめです。

できれば更新を継続した方がいい、と個人的には強く思います。なぜなら「誰もやらない」からです。成功する人や組織の「戦略」には2つの条件が必要だと言われています。差別性と合理性。「バカな」と言われるくらいライバルと違う戦略は模倣が遅れやすく、創業者利潤を享受できます。だいぶ経ってから「バカな」戦略のすごさに気づいても時すでに遅し。「どう考えてもおかしい」と思っちゃうので、なかなかパクられないというメリットがあります。

また、毎日毎日送られてくるメルマガは、ときに「うっとうしい」という評価をされがち。しかも長めの文章だと読むのが億劫で、ついには登録を解除するという人が毎日一定数現れます。ですがいい文章を書いている人にはフォロワーが、これも毎日集まってくるので、その差分によって総フォロワー数が増えたり減ったり。

まるで小さな網の目を通り抜けてしまうモノと、網の目を通り抜けられないモノを分けるフィルタのように、毎日の、長くて暑苦しくてうっとうしい文章を送り続けても登録を解除しない人はつまりロイヤリティが高いとも言え、フィルタに残っていきます。

そしてロイヤリティが高い登録者ばかりのコミュニティに、商品やサービスの案内をすれば反応率はかなり高い。発信者のことが嫌いな人はすでにそのコミュニティにいないからです。

そういう意味では毎日配信は、「バカな(差別性)」と思われると同時に、「なるほど(合理性)」を担保した戦略であるとも言えますね。6000日連続配信の方はまさにこの戦略でブルーオーシャンを優雅に泳いでいます。

私もいつかは、と思いつつ、焦らず地道に地歩を固めていきます。とりあえず1000日を橋頭堡に、毎日の鍛錬を怠らずがんばっていきます!

久保大輔




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?