ファクトくん

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ジョコビッチ信者へ告ぐ

テニスにおけるWeak Eraとはまさに今のことである。これが海外の一般認識。 https://amp.reddit.com/r/tennis/comments/93dz2c/is_djokovic_a_weak_era_champion/ この記事に対し、フェデラーかWeak Eraチャンピオンだとか、Redditの記事じゃなくてジャーナリストの記事か出せなどと絡んでくるジョコビッチ信者がいるが、見事に否定されている。 https://www.theroar.com.au

    • 暗黒テニスの到来

      2020年現在、テニスにおけるWeak Eraとはまさに今のことである。過去前例がないくらい若手が出ておらず、ジョコビッチの対抗馬は全盛期をとうに過ぎたフェデラーとナダルしかいない。海外でもジョコビッチは雑魚狩りをしているだけという認識だ。 https://amp.reddit.com/r/tennis/comments/93dz2c/is_djokovic_a_weak_era_champion/ 日本においてはテニスはマイナー競技で目のこえたファンは少ない。だからジョコ

      • ジョコビッチの評価

        ユニクロの業績を見るとジョコビッチから離れてフェデラーに乗り換えてから右肩上がり https://www.fastretailing.com/jp/ir/financial/past_5yrs.html 一方のアシックスはジョコビッチと契約してから右肩下がり。 https://corp.asics.com/jp/investor_relations/financial_highlights 残念ながら、日本人としてジョコビッチを応援する理由がない。なぜなら彼は世界の嫌われ者

        • ジョコビッチが不人気な理由

          ジョコビッチが世界中で最も嫌われているテニスプレイヤーであることは周知の事実だ。Redditで彼の名前で検索をかけると、 Novak Djokovic is an unpopular tennis player. So many people HATE Djokovic. Novak Djokovic, The Serbian Cannibal. Novak Djokovic, one of the world's most brutal murderer. といった物騒なタ

        ジョコビッチ信者へ告ぐ

          ウォール・ストリート・ジャーナルに投稿されたある論説

          ユーゴスラビア紛争はヨーロッパにおける第二次大戦後最悪の戦争であり、いくつもの虐●が繰り返された。これらを主導したのが、セルビア人である。そう、まさにジョコビッチと同じベオグラード出身のスロボダン・ミロシェヴィッチらである。また、ジョコビッチもボスニア人およびクロアチア人虐●に加わっていたことがアルジャジーラなどの主要メディアに報道されている。 スイスにはユーゴスラビア出身の移民が多い。彼らは自分たちの同胞を嬲り●した男への復讐心から、テニスだけはフェデラーに勝って欲しいと

          ウォール・ストリート・ジャーナルに投稿されたある論説

          テニスとは

          テニスとはなんなのか。辞書には以下のように書いている。 "一定の広さの平らな地面の中央をネットで仕切り、その両側からラケットでボールを打ち合う競技。" これを見て、テニスを理解できるだろうか。私たちが知っているテニスとは果たしてこの通りなのか。 花という言葉を調べてみよう。凡庸な辞書では以下のように書いてある。 "種子植物の生殖器官" 小説や歌詞に出てくる花を考えた時、この解説は適当だろうか。私たちは花という言葉を聞いて、"種子植物の生殖器官"と思い浮かべるだろうか

          ジョコビッチが戦う理由

          "僕らは誕生日も近いし、ジュニアからいろいろな大会で会っていたよ。テニスに対する情熱は同じだし、良きライバルだと思っている。けど、実のところ、テニス以外のプライベートの彼をよく知らないんだ。" マレーは数年前のインタビューでジョコビッチについてこう答えている。 彼らがプロの舞台で初めて対戦したのは2006年のマドリードオープン。ジュニア時代のジョコビッチはマレーに歯が立たず、常に後塵を拝していた。 もちろん、ジョコビッチは今までの仕返しと言わんばかりに並々ならぬ思いで勝利

          ジョコビッチが戦う理由

          スポーツライターによる2019年ウィンブルドン評

          今回のジョコビッチの勝利は言うならば、かけ逃げ柔道家やクリンチボクサーと一緒である。打ち合いを避けて、自分からは仕掛けない観客を無視した消極的なプレー。コート上での恫喝行為はもちろん、微妙なタイミングでのトイレットブレイクなど、勝つためならどんな卑怯なことでもする。 ヨーロッパ、特に英国はスポーツ選手にも騎士道精神が求められるから、あんなプレーではだれもリスペクトしない。年老いたフェデラー相手にそのような試合しかできないのだからジョコビッチはかなり株を下げただろう。あのような

          スポーツライターによる2019年ウィンブルドン評

          放火事件の真実

          2019年7月15日午前3時、僕はテレビに齧りついて、ウィンブルドン男子シングルス決勝を見ていた。決勝のカードは第1シード、ノバク・ジョコビッチと第2シード、ロジャー・フェデラー。 この大会は芝生の王者と称され、歴史上最も偉大なテニス選手であるロジャーの優勝を誰もが望んでいた。会場では彼の一挙手一投足に観客は心を奪われていた。 しかし、ジョコビッチことセルビアの生んだ現代テニスの悪魔は一筋縄ではいかない。彼のテニスはまさに戦争と同じ、ルールが無い。彼のプレースタイルはそれを体

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          放火事件の真実

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          なまえのないかいぶつ

          2019年ウィンブルドンジュニア、望月慎太郎が日本人として初めて優勝した。 試合終了後、この興奮冷めやらぬ中、私は偶然望月くんを見かけた。このチャンスを逃すまいと群衆を掻き分け近づいていき、望月くんにサインをお願いした。彼を近くで見ると試合中よりも幼く見え、恥ずかしそうに、サインを書いてくれた。 私は彼を日本人として誇りに思った。ジュニアの実績は当てにならないというが、彼にはこれまでの日本人選手にはないオーラとスター性を感じた。彼が今後ATPツアーで優勝を果たすことは、誰の

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          トミックの悪夢

          2015年ウィンブルドン3回戦。3連覇を狙うジョコビッチは今年も安定した勝ち上がりを見せていた。 次の対戦相手は、地元オーストラリアのバーナード・トミック、奇しくも同じ旧ユーゴスラビアの血を引く選手同士の戦いとなった。 彼らが初めて対戦したのは、2011年ウィンブルドン準々決勝。そこからトミックの転落人生が始まった。

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          史上最高のウィンブルドン

          20XX年ウィンブルドン。この大会は開始から波乱の連続だった。 シード勢の内、4回戦まで残ったのはわずか2人。フェデラー、ナダルといった強豪も2週目にすら残ることができなかった。 決勝に残ったのは第1シードのノバク・ジョコビッチとノーシードのマリン・チリッチの2人。過去準優勝の実績があるが、チリッチの決勝進出には誰もが驚いた。 この年のウィンブルドンも例年通り雨に悩まされた。依然としてセンターコートと第1コート以外には屋根が付いておらず、主催者は雨への対応に追われた。 チ

          史上最高のウィンブルドン