見出し画像

【大分旅行記②】ほぼノープランで日田・別府・宇佐に行ったら、発見もあって居心地も良くて癒された

◆朝から別府散策

大分2日目です(1日目はこちら)。前日はほぼ日田にいて、別府でホテル周辺を少し回ったくらい。午前中は徒歩圏内を散策します。

ちなみに朝食は前日の夕方に買ったおにぎりセット!

おにぎりは「麹煮の生姜豚」入り!

朝はこのくらいの量がちょうどいいです。
ご飯を食べたら出かける準備をして、周辺を散歩します。

ホテルから海方面へ向かう途中におしゃれなカフェ&ゲストハウス発見
しかも温泉もあるらしい。さすが別府!

入口はこんな感じ。右側にカフェスペースあり
ドリンクメニューの下に「ONSEN」の文字!

立ち寄り湯は16時から22時までで大人300円、子ども100円。
家族湯は1時間1室1000円だそう。安い。

次回の滞在はこういうところでワーケーションすればいいじゃない!?と思いました。


さらに海へと歩き、堤防のある階段を上ると別府湾が見えます。
風はありますが、波は穏やか。

ヨットがいるなーなんて思ったら、すぐ近くにヨットハーバーが。
休みの日にヨット。ぜいたくですね~

少し南下し商業施設「ゆめタウン」に立ち寄ります。観光客の利用も多いのか、目立つ場所にご当地ポテトチップスがありました。

さくっとお店探索したら山のある西方面へ。昔ながらの温泉街の名残りか、特殊浴場も目につきます。反対側に目を移すと老舗っぽい和菓子屋さん。街を構成する要素の混在っぷりが見事!

駐車場の向こうは昔ながらの歓楽街
こちらは時代を感じる素敵な和菓子屋さん

少し行くと「竹瓦温泉」が見えます。
この辺も民家や店舗が密集し、独特の風情を醸し出しています。

竹瓦温泉
昭和の風情の煙草屋さん。「印紙、切手」の文字もいいです
昔ながらの風情と、現代風カルチャーが混在してます

さらに行くと素敵なカフェ発見。
ここもカフェ&ゲストハウスのようです。

居心地良さそうなカフェ
カフェの横にあるゲストハウスの入り口

せっかくなので、こちらのカフェでひと休み。

ブラッドオレンジジュースを一杯。

ただぼんやり過ごす贅沢な時間を過ごしました。
散策を切り上げてそろそろ出発しないと、またランチを逃してしまう!
車に戻って出発しないと。


駐車場へ向かう途中通りかかった「トキハ」の地下には足湯があります。
ロッカーやタオルの準備がある足湯は初めて見ました。

カゴにロッカー。有料のタオルも。
足湯に来た赤鬼
別府は鬼が多いです
左がトキハ、奥にそびえるのは「別府タワー」

楽しかった別府を後にし、いよいよ宇佐へ向かいます。

◆神そばを求め「来々軒」へ

宇佐へ向かう道は有料道路を行けば早く到着できますが、私はのんびり日豊線沿いの国道10号を北上するルートを選択。

運転中なので写真は撮れませんでしたが、ちょうど秋だったこともあり、道の横を流れる川、山から落ちる葉が舞う光景が素晴らしかったです。

昼すぎに今回の旅の目的地であるお店「来々軒」に到着!大分からあげ発祥のお店でありながら、麺メニューまで好評というありがたいお店です。

奥の駐車場に車を止めて店内に入ると、ほぼ満席!やはり人気店のようです。かろうじて空いてる席に座ります。

ここはどちらも食べたいところ…。
人気No.1の「特製宇佐の神そば」と単品で唐揚げ2個を注文しました。

そしてやってきたのがこちら!

こちらの麺「神そば」という名前ですが、稲庭うどんの製法で作った麺。小麦NGの人はフォーにも変えられるようですが、可能な人はぜひこのツルツル麺を味わってほしいです。

美味しいスープは少しとろみがあり、なんとなめこでとろみをつけている。その上、チャーシューまで激うまってどういうことですか?
もちろん唐揚げもおいしいのですが、神そばのインパクトが強くて。

ああ、ここまで来た甲斐があったわ…などと思いながら完食。

目的を果たし大満足。さて、次はどうしようか。

◆宇佐神宮へ

来々軒「神そば」の由来かどうかは聞きそびれましたが、神様といえば近くには有名な「宇佐神宮」があります。記憶もないくらい遥か昔に行った気もするけど、記憶がないのでほぼ初めてみたいなもの…。

日本史をやった人だったら、道鏡の宇佐八幡宮神託事件の舞台としても覚えがあるかもしれません。

宇佐八幡宮神託事件
奈良時代の神護景雲3年(769年)、宇佐八幡宮より称徳天皇(孝謙天皇の重祚)に対して「道鏡が皇位に就くべし」との託宣を受けて、弓削道鏡が天皇位を得ようとしたとされ、紛糾が起こった事件である。道鏡事件とも呼ばれる。同年旧暦の10月1日(11月7日)に称徳天皇が詔を発し、道鏡には皇位は継がせないと宣言したため、事件の決着がついた。

Wikipediaより

お坊さん(道鏡)が権力に貪欲だったのか、称徳天皇が道鏡に入れ込み過ぎたのか、はてまた本当にご神託があったのか。

事実はわかりませんが、日本史でこんなわかりやすいスキャンダラスな事件を習うのは珍しいので覚えていました。

せっかくなので行ってみることに。来る途中に場所を見ていたので、来た道を少し戻って宇佐神宮に到着です。

表参道にある有料駐車場に車を止め、歩いて上宮本殿へと向かいます。

清々しいです
駐車場からは少し距離があります

「神宮」と名が付くところは、広く木々に囲まれ森のようになっているところが多いですね。歩いているだけでも、高い木々に囲まれた心地よさや静けさや、木漏れ日に神秘を感じます。

先月行った霧島神宮もそうですが、こちらも参拝する際は「二礼、四拍手、一礼」です。知らない人は周りをみて少し慌てた様子でした。

上宮本殿までは上りですが、降りていく下りには下宮本殿があります。こちらは庶民の神様。こちらでもお参りをして、無事もとの場所へ戻ってきました。

ちょっと疲れたので、気になったミントチョコレートソフトを購入。
ソフトクリームでは初めて見ました。味はたぶん、ご想像の通りです。

参道の八百屋さんの品ぞろえが良かったのでしっかり買い物。
厳選して特産のしいたけと唐辛子を購入。感じの良い八百屋さんでした。

お参りも終わり夕方近くに。来た道をまったく同じように戻るのもなんなので、宇佐から久留米へ抜けることにします。

途中「日田のマチュピチュ」という場所があったので寄ってみました。

特に写真右にある山のコブみたいなところがマチュピチュっぽいそう

夕飯は朝倉にある食堂を考えていたのですが、残念ながら予約でいっぱいと断られてしまいました。また別の機会に!(こうやってまた行く場所が増えていく…)

最後はひたすら安全運転を心がけ、無事帰宅しました。

◆さいごに

思い付きから出発した大分旅ですが、近い場所であっても新しい場所、久しぶりの場所には発見が多く詰まっていました。

私はなぜか旅先で話しかけられる&道を聞かれるタイプで、旅先でも知らない誰かと話す機会が多く、今回も面白かったです。まあ、名前も知らない誰かと話すというのは田舎ではよくある光景です。

そして、運転しながら流れる景色を見て新鮮な気持ちになったり、自分の頭の思考整理をしたりと大満足の2日間でした。

◆【おまけ】大分はワーケーション、移住に向いている?

大分には美味しいもののみならず、温泉というコンテンツの上にいろいろな人や建物、商売があり、外のものにも寛容なイメージがあります(観光地だからそうみえるのかも)。

いろいろなものが混ざりあいつつも、土地の歴史と文化もしっかり根付いている場所です。

観光地だけに宿泊施設も多く、安価でおしゃれなゲストハウスも見かけました。今度はもう少ししっかり準備をしてワーケーションに来てもすごくいいんじゃないかと思いました。

ちょうど先日石山アンジュさんの「多拠点生活」という本を読んだのですが、偶然にもこの石山さんの拠点のひとつが大分県にあるそう。ここに拠点を置きたくなる気持ちはよくわかります。

彼女のように少し山奥の拠点となると準備が必要だと思いますが、別府市内ならもっと簡単に移住もできそうです。

今回の旅では単純に癒されるだけでなく、ワーケーションや移住地としての大分は最高なのでは?と思わされる旅でもありました。

きっとまた近いうちに遊びに来ます!


この記事が参加している募集

ご当地グルメ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?